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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.3
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/229p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-774689-1

紙の本

1ポンドの悲しみ

著者 石田 衣良 (著)

他人のしあわせのためにだけ働くウエディング・プランナーの由紀。本を読む男を好きになる千晶…。02年刊「スローグッドバイ」に続く恋愛短篇の第2集。『小説すばる』掲載を単行本...

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1ポンドの悲しみ

税込 1,650 15pt

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商品説明

他人のしあわせのためにだけ働くウエディング・プランナーの由紀。本を読む男を好きになる千晶…。02年刊「スローグッドバイ」に続く恋愛短篇の第2集。『小説すばる』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ふたりの名前 5-30
誰かのウエディング 31-52
十一月のつぼみ 53-76

著者紹介

石田 衣良

略歴
〈石田衣良〉1960年東京生まれ。97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール読物推理小説新人賞を受賞し、作家デビュー。2003年「4TEEN」で直木賞を受賞。

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みんなのレビュー71件

みんなの評価3.6

評価内訳

紙の本

すこし年を重ねた二人の恋愛小説

2005/12/08 15:40

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

石田衣良さんの心に沁みる短編恋愛小説。
前作の「スローグッドバイ」より主人公達がすこし年を重ねて、男女ともに30代が多い。
どれも簡単に読みきれる長さなのに、
読み終わってから、なんだかすごく後を引く。
だから短編と言えども、連続でばーっと読めない(私の場合ですが)、
そうしてばーっと読むのが惜しい。
そんな感じ短編集です。
「好きな人の名前って、それだけでしあわせの呪文なんだね」
ここで、ホロリと涙が出た。
「やった。うれしい、今夜は死ぬほどのんじゃう」
うれしい、うれしい、気持ちが開放される嬉しさだね。
「わたしはあなたと会って別れると、毎回死んじゃうけど」
それくらい辛い、けどまた会えると信じてるよね。
小説の中の言葉、一つひとつが
さりげなく、でも心に沁みます。
結婚していても、していなくても、恋をする二人が一緒に見る景色は美しいのだな。
どれもドラマになりそうなお話で、読んでいてくっきりと映像が浮かびました。

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紙の本

爽やかな読後感。微笑ましいかな〜。

2007/06/15 22:27

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴぃたぁ・パンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る

出版社/著者からの内容紹介
30代女性の恋模様を描いた、優しい短編集。
本好きの人にしか恋ができないOL、夫以外の男性にときめく妻、いつ同棲が終わってもいいように準備をしているカップル。
女性の切ない恋愛模様を描いた傑作短編集。(解説/藤田香織)

======
ふたりの名前: 同棲中のカップル。子猫が来たことによって、どうなる?
誰かのウェディング: ウェディング・コーディネーター(♀)と、招待客(♂)の出会い。
十一月のつぼみ: 好青年と花屋で働く人妻。花束の似合う男性って?
声を探しに: 小さい会社を必死で切り盛りしている経理の女性と、思いやりのある男性社員。さて、この先は?
昔のボーイフレンド: 元鞘もいいかも?のカップル。離れてやっと解る、相手の良さかな。
スローガール: 生涯独身かも?と思い出したプレイボーイの思わぬ出会い。守ってあげたい。
1ポンドの悲しみ: 東京と、神戸の遠距離恋愛カップル。
デートは本屋で: 社内恋愛に破れた女性と、その会社へ精密機械のメンテに来るエンジニア
秋の終わりの二週間: 年の差16歳の夫婦。誕生日の関係で、年に2週間だけ、15歳差になる。
スターティング・オーバー: 仲良し3人組。それぞれ過去をリセットして、どう進んでいくか?新しい恋の始まり?
それぞれのカップルに、幸せがあるし、問題も。
ちょっと毛色が違うのは、「十一月のつぼみ」。不倫を描いているわけではない。(人によっては、不倫と撮るかもしれないが。)
お互い好意を持っている(恋愛感情ではないと思う)2人の、出会いと別れ(男性が遠くへ転勤)。
爽やかな出会いと別れだと思う。
私が、好きだったのは、
「ふたりの名前」
同棲のお約束は、自分の所有物に関しては、自分のイニシャルを書くのが、この2人の決まり。
女性が友人から引き取った子猫に、「額に名前を書くのか?」と、聞いて顰蹙を買う男性。
でも、おふざけではなくて、「名前を書かなくて良い物」が生活に増えるという意味を、真剣に考えて言ったものだった。
2人のこれから、ということをお互いに考えるようになっていく、前向きなストーリー展開。
「スターティング・オーバー」
女性1:男性に振られて、1年間男断ちをした。それまでは、彼が居なかったのは、最長でも1週間くらい?というツワモノ。
   決してそれが良いことだと思って無いことを自覚。男断ちをして、自分を見つめなおしている。
女性2:不倫中。決して良いことだとは思ってない。
男性 :付き合っている女性が居なかったわけではないが、今は1人。女性1に片思い。
これらが、飲み会で、過去を反省して、将来へ向かっていく心の動きが描かれている。
爽やかな読後感。
現実逃避に、ぴったり〜〜(自爆。
http://ameblo.jp/ye0329/entry-10036718507.html

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紙の本

本作における10通りのディナーを平らげた読者は、“人生における温かいエール”というデザートがついている事にも気づくはずである。

2004/03/14 23:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

石田衣良さんの新刊は『スローグッドバイ』の続編とも言うべき恋愛短編集です。
前作と違って今回は30代の男女(女性中心ですが)にスポットライトを当てています。

社会的にも人生の経験的にも30代となるとグーンと落ち着いている。
何と言っても“背負って生きてるものが大きくなっている点”は否定できない。
だから恋愛にも“制約”がついてまわる。
読者にも緊張感が走るのである。

失われた20代の頃のときめきを追い求めながらも現実との間を健気に生きている各篇の主人公たちには頭が下がる思いがした。

ただ、若い読者(20代前半ぐらいまで)が読まれたらやはり少しわかり辛いかもしれませんね。

しかしながら前作よりずっと作品としての奥の深さは増しているのは事実である。
まさに“バラエティに富んだ恋愛小説の傑作”と言って良いんじゃないかな。
1番読んで共感が得られるのは、やはり“30代の女性”なのは間違いないでしょう。
自分の過去や現在と対比しながら読めることほど読者にとっての強い味方はいない。
でも決して読み終えて悲観すべき内容じゃないところが石田作品の安心感と言えるんでしょうね(笑)

本作を読んで石田さんの最大のセールスポイントを発見したような気がするので記したい(いまさらとファンの方にしかられそうですが…)。
それはある人にとっては“リアルな話”、ある人にとっては“お伽話”…でもどちらであっても面白さには変わりない点である。

ひと言で言えば“他の作家よりもストーリーにとっても普遍性がある”ということだと思う。

全10編からなるが特に印象的だったのは下記の2編です。
「十一月のつぼみ」
結婚をして平凡なる生活をしている主婦英恵の胸のときめきと抑制心を見事に描いている秀作です。
石田さんの話のオチのつけ方は素晴らしの一語に尽きる。

「秋の終わりの二週間」
15歳年上の男と結婚した伊沙子。夫とは二週間違いの誕生日だがその時期の優しさに心をときめかせてるシーンが印象的である。
本当の幸せに浸って生きている姿に読者は感銘せずにいられない。


本作における10通りのディナーを平らげた読者は、“人生における温かいエール”というデザートがついている事にも気づくはずである。
その“エール”という名のデザートは1ポンドよりずっと重いのは言うまでもない。

トラキチのブックレビュー

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2004/10/13 14:08

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2004/10/14 16:38

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2004/11/06 20:18

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2005/01/05 18:57

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2005/03/27 13:38

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2005/04/20 21:34

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2005/05/18 14:13

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2005/06/08 21:24

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2005/07/27 13:32

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2006/01/22 16:55

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