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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
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  • カテゴリ:小学生 中学生 一般
  • 発行年月:2004.3
  • 出版社: 星の環会
  • サイズ:21cm/175p
  • 利用対象:小学生 中学生 一般
  • ISBN:4-89294-375-4

紙の本

おもしろ理科こばなし 1 ものの世界55話

著者 宮内 主斗 (編著)

ジュースは下のほうが甘い? お化けはいるの? 肌はどうして弱酸性? 本当の物のリサイクルとは?など、ものの世界が楽しくわかる55の短編読み物集。理科のはてなを楽しく読んで...

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おもしろ理科こばなし 1 ものの世界55話

税込 1,320 12pt

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商品説明

ジュースは下のほうが甘い? お化けはいるの? 肌はどうして弱酸性? 本当の物のリサイクルとは?など、ものの世界が楽しくわかる55の短編読み物集。理科のはてなを楽しく読んで学べます。2分冊の第1巻。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

宮内 主斗

略歴
〈宮内主斗〉1963年生まれ。茨城大学教育学部卒業。茨城県公立小学校教諭。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

本当の教育

2004/05/19 11:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katokato - この投稿者のレビュー一覧を見る

私はシリーズで2冊を見た。「1 ものの世界55話」「2 宇宙と生きものの世界55話」である。どちらも価格その他は共通である。
 小学校高学年から中学生に読んでほしいと前書きにある。ふりがなが、その配慮で付けてある。だが、大人が読んで十分耐えうる内容であることは保証する。それは、子どもの疑問に答えるためのハウツーと考えるのもよいが、いやいや、改めてそういうことか、へぇ〜と思わせられるという意味でも、そうなのである。
 どうして水は100度で沸騰するのだろう。肌はどうして弱酸性なのだろう。金属とは何だろう。そんな疑問への答えは、ついつい見入ってしまう。「1」はこうした物理化学の問題に加え、予言は当たるのか、占いや血液型の問題、死んだらどうなるなど、哲学的・宗教的な範囲にまで科学の眼差しで及ぼうとしている。
 他方「2」では、生き物の定義の問題から入る。これがなかなか難しい。ガソリンを入れて走るバイクと比べると、生き物の説明が実に曖昧であることに気づかされるのである。また、チューリップの実とは何だろうと問われると答えられなくなるし、ペンギンはどうして鳥だと言えるのかという問題にも、うまく答えられないことに気づく。こんな話からやがて、ブナの森の大切さや川と山との関係、地球の構造を知るように促され、宇宙人や心の存在についても疑問が及ぶ。そして最後に、勉強する理由は何だろうと共に考えていくようになって、この本が、ただの物知りを目指すためのものではなくて、真の教育を目的としていることがはっきりする。
 科学離れが叫ばれて久しいが、科学というものは、実は簡単な理屈である。簡単と言うのは語弊があるかもしれないが、たとえば社会の動きや人の心の扱いは、実に難しい。理屈で片づけられず、結果を予測することもできない。だから政治なり経済なりが、人知の限りを集めても成功しないのであるし、恋愛や人間関係が思うようにいかないのである。それに比べると、科学は明解である。たしかに解決できない問題は沢山あるが、それらも観察できることとして、調査研究可能なこととして、目の前にあるといえるのだ。
 では、なぜ科学離れなのか。それは、理屈を自ら考えることをしなくなったからだ。誰か考えることが好きな人だけがいろいろなことを考えればよいのであって、その人の考えを、へぇそうか、と聞けば事足りるような世の中になってきているのだ。自ら考えることをやめてしまえば、どんな恐ろしい世界になっていくか、それにさえも気づかないで、考えることをやめていく、また、考えることをしなくても生活していけるようになっている——だからこそ、この本は、子どもたちに自ら考えることをさせようと努めているのではないか。
 こうなると、塾というのは、それとは逆のことをしている集団であるのかもしれない。せめて、そうではないように、と私は思いたいが……。

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紙の本

著者コメント

2004/05/25 11:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:宮内主斗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「最近、珍しく理科で売れてる本があるんですよ。」と出入りの本屋さんから熱心に薦められた本が、この本です。聞けば、図書室用、朝の読書用に多くの小中学校で採用してくれた由。私は、小中学生だけでなく、大人の科学再入門としてもお薦めします。どうぞお子さんと一緒に読んで、科学の世界に浸ってください。この本は子ども向きの体裁をしていますが、大人が読んでも耐えうる中身があります。見本原稿は、宮内のホームページで読むことができます。
 http://homepage2.nifty.com/kmiyauti

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