「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
この世界に違和感がありすぎて、私は私でいられなかった。「もう一人の私」と話し合って、私は再び「本物の私」になった。そして、違和感の原因を知った…。「アスペルガー症候群」と診断された少女が自らの世界観を綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
藤家 寛子
- 略歴
- 〈藤家寛子〉1979年生まれ。02年にアスペルガー症候群と診断される。現在、通信制大学に在籍中。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
内容の「激しさ」を包んで、余りある穏やかな文章で書かれています。
2005/07/28 20:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どうしても、ことが、事だけに内容は「激しい」ものになりがちですが、この著者の持つ文章力によって、それが実にマロヤカに表現されており、読む側としては、そのマロヤカさに導かれて、その「激しい」内容の話を、まるで苦い薬を「糖衣錠」で飲むかのように、読めてしまいます。 そして一番大切な所は、いかにして、著者である藤家寛子(ふじいえ ひろこ)さんが、御自身のアスペルガー症候群と、どう、おつき合いしているか、また、その時にどの様なチエを発揮されているか、はたまた、まわりの御家族とのコミニケーションに、どのような苦労と、そして、そこから、どのように楽しみを見付け、「愛」を見付け、感謝へと変わっていったかが、淡々と書かれています。 後に、藤家寛子さんの講演会に行った「印象」では、とても「おしとやか」そうで、語り口調も淡々とされていたのが、とても好印象でした。