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紙の本
監修者コメント
2004/03/29 10:57
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投稿者:大森望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
特集用に翻訳した「最後のウィネベーゴは、枚数が長すぎて(150枚ぐらい)今までなかなか訳される機会がなかったんですが、ヒューゴー賞、ネビュラ賞のほか、アシモフ誌読者賞、SFクロニクル誌読者賞も獲得したオールタイムベスト級の傑作。
実際、1999年にローカス誌が実施したSFオールタイムベスト投票のノヴェラ(中篇部門)では堂々の9位に入り(→集計結果)、ウィリスの数ある中短篇の中でも最高作と目されている模様。
近刊の爆笑作『犬は勘定に入れません』とは対照的に、ウィリスの泣かせのテクニックが炸裂する話なので、犬好きの方はお手元にハンカチのご用意を。
もう一本の「白亜紀後期にて」は、古生物学者ネタの軽いお笑い。これもわりと好きな話です。って、自分で選んだから当然だけど。
その他、『航路』刊行時に実施されたロングインタビュー「死の真実」(小野田和子訳/《ローカス》誌2003年1月号初出)、豊崎由美氏による熱い作家論、全作品リスト、関連作品ガイドetc.という陣容の大特集。『ドゥームズデイ・ブック』や『航路』のファンはもちろん、4月中旬に出る『犬は勘定に入れません』の予習もこちらでどうぞ。
この特集以外のはまだあんまり読んでませんが、『凹村戦争』刊行記念の東浩紀×西島大介対談がめちゃめちゃ飛ばしてます。あまりのことに読みふけってたら地下鉄で降りる駅を乗り過ごしてしまいました。セカイ系とか《ファウスト》とかに興味がある人は必読。あ、津原泰水の新連載も読まなきゃ。もちろんブレイロックもね。