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猫舌男爵
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 39件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.3
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/244p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-212327-4
  • 国内送料無料

紙の本

猫舌男爵

著者 皆川 博子 (著)

「猫舌男爵」とは、棘のある舌を持った残虐冷酷な男爵が清純な乙女を苛む物語…? 爆笑、幻惑、そして戦慄。小説の無限の可能性を示す、瞠目すべき作品世界。表題作ほか4編を収録し...

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猫舌男爵

1,728(税込)

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商品説明

「猫舌男爵」とは、棘のある舌を持った残虐冷酷な男爵が清純な乙女を苛む物語…? 爆笑、幻惑、そして戦慄。小説の無限の可能性を示す、瞠目すべき作品世界。表題作ほか4編を収録した短編集。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

水葬楽 5-58
猫舌男爵 59-114
オムレツ少年の儀式 115-140

著者紹介

皆川 博子

略歴
〈皆川博子〉1930年京城市生まれ。東京女子大学外国語科中退。「恋紅」で直木賞、「薔薇忌」で柴田錬三郎賞、「死の泉」で吉川英治文学賞を受賞。他の著書に「冬の旅人」「総統の子ら」などがある。

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みんなのレビュー39件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

猫舌男爵は長靴を買う

2004/04/29 14:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村静英 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 薄氷に守られた綺麗な世界で、嘘事の良心に支配されたふりを、いつまで続けていくのだろう。二重体の少女が語らずとも、偽善と慈愛に満ちた現世の絡繰りなど、誰も気付いていることなのに。
 どうしようもなく生まれたものなら、せめて自由に死ねる世の中を望むのは、悪か? (水葬楽)

 異文化コミュニケーションなど成立しない! 断じて!! (猫舌男爵)

 醜くて、汚くて、狡い大人のやり口を理解した時、少年は子供時代を終える。そ
して君は、それを許さなくてはいけません。もう子供じゃないんだから。
 裁いてどーするよ。 (オムレツ少年の儀式)

 現在から過去への道程は、狂気から正常への帰還。作者は、某彫刻家の愛人でもあった女流彫刻家に示唆を得たと付してあるが、私は、高村光太郎と智恵子のことを思った。偉大なる芸術家の一番近くで、自分の魂も才能も摩耗していくのだ。 (睡蓮)

 繰り返す殺戮の歴史(それは未だ続いている)の中で、今ここに生ある奇跡を思い出してみる。 (太陽馬)

 どれが未来でどこから過去か、それさえも危うい五編の物語。
 軽くて暗い世相を映した言葉のあふれる中で、夢と現、狂気と理性の交錯する皆川氏の宇宙にただよえた幸せに感謝。

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紙の本

相性ってのがあるんだろうねえ、悪い典型が皆川博子。上手い作家、情熱のある重厚な作風の作家だと思う。でもリズムがね、合わないんです。結構サービスしてくれてるのに

2004/10/28 23:27

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうも、私と皆川博子は相性が悪い。様々な受賞作を含めて、それなりに代表作というに相応しいもの読んではいるつもりなのだけれど、『ジャムの真昼』以外に、正直、感心したものが一冊もないのである。それから、読むのに時間がかかる、これも私にとっては大敵である。人生はそんなには長くはない。読みにくい本に引っかかっているくらいならば、それを諦めてでも、それ以外の本を一冊でも多く読みたいほうなのだ。

だから、この本も出版から、実際に手にするまでに三ヶ月以上の時間が経っているのである。で、遅ればせながらに、私に「もしかして面白いかも」と思わせたのは、タイトルの「猫舌男爵」もあるけれど、やっぱりカバー画、本には[装丁・コラージュ]柳川貴代+Fragmentと書いてあるひとの手になる少女とマントに身を包んだ猫の姿が大きいのである。

で、この本のデザインは、目次の作り方や、カバーの折り返しや表紙、或いは奥付の頁についている洒落たマークからも伺えるように、それなりに細かいものである。これで、紙質やインクの色、挿絵などにもっと気を使えば、もっともっと良かったのに、と思うのである。

なかには、五つの話が収められている。容器に納まり鰓呼吸を続ける父、その維持費だけでも大変だと聞かされた息子の「水葬楽」。ヤマダ・フタロの忍法帖に魅せられた外国の学生の頓珍漢な「猫舌男爵」。母一人子一人の生活、少年がやっと得た仕事がオムレツを焼くことだった「オムレツ少年の儀式」。才能ゆえに弄ばれ、虐げられ、精神病院に幽閉された女性に「睡蓮」。ロシア革命とコサックの悲劇を描く「太陽馬」。

いやあ、どれもいかにも皆川らしいお話である。ねちっこい文体、悲劇の予感を孕んだ物語が、おもに外国を舞台に展開していく。特に、「睡蓮」などは、全体に構成が面白くて、まさにミステリも書くという彼女の力を見せ付ける、重苦しいはなしで、それは民族の悲惨を描く「太陽馬」にもいえる。

しかし、意外性ではなんと言っても表題作「猫舌男爵」が一番だろう。なんだか、小林信彦の『ちはやふる奥の細道』を思い出すではないか。ともかく、日本語を少しだけ聞きかじったと言う、能天気で調子のいい、それでいて誠実の欠片など、どこを探しても見つからないと言う外国人が、ヤマダ・フタロに惚れこむのである。

そのいい加減な翻訳態度、恩師に迫る図々しさ、あわよくば友人の恋人を盗んでしまおうという調子のよさ。え、これが皆川博子?と言いたくなるほど、私には予想もつかない、奇妙な話なのである。しかも、文章が、この話だけ、テンポが良くて、妙に濃密でなくて、サラッとした感じなのである。

なかなかやるなあ、とは思う。でも、何だか、暗い話ばかりで、おまけに小難しいよなあ、と感じるのも事実である。

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2004/10/10 23:33

投稿元:ブクログ

「水葬楽」「猫舌男爵」「オムレツ少年の儀式」「睡蓮」「太陽馬」の5話。幻想的な話からコミカルな話までいろいろ詰め合わさったキャンディーボックスのような一冊。

2005/02/19 17:57

投稿元:ブクログ

「水葬楽」
「猫舌男爵」
★笑いを誘うアナグラム
「オムレツ少年の儀式」
「睡蓮」
★★★汚い泥の中で美しいエディートリヒという睡蓮が徐々に花開いて行く。白白と神秘的な美しい、仄かな光りのような。
「太陽馬」

2009/11/26 22:54

投稿元:ブクログ

色んなジャンルを、しかもどれも高い水準で書かれることにかけては、皆川さんの右に出るものはいないのではないかと思わせられる。
どの作品も、テーマは勿論の事それぞれ異なった文体なので、本当にひとりの人物が書いたのかと疑いたくなるほど。

2006/08/21 16:53

投稿元:ブクログ

2006.08. 諧謔にあふれていてすごく面白いコメディタッチの「猫舌男爵」は、額面通り受け取って猫舌な男爵の話なのかと思っていたら大間違い。日本の(山田風太郎の)話を翻訳したつもりになって有頂天になっているどこかの国の主人公。と、それを取り巻く様々な人との書簡集だった。“猫舌”に代表される日本語の意味がわからなくてくちゃくちゃな翻訳なのに、悦に入っていて笑える。こんな人が実際にもいそう。それと「オムレツ少年の様式」最近ホテルのビュッフェでオムレツを客の前でずっと焼き続けるオムレツ少年ならぬ、オムレツおじさんがいたので思い出し笑いをかみしめた。

2007/05/16 21:09

投稿元:ブクログ

今まで何読んできたんだっけ…と思わされるすごいよこれすごいよー。純文以外はマンガのようなものですよフフン等とのたまう全ての井の中の蛙へ。ブラボー。表題作の猫舌男爵はヤマダフタロを読みたくなる。皆川さんって70歳超してらっしゃるのか…半端じゃねぇ。

2006/08/21 18:05

投稿元:ブクログ

最近めの短編集。
表題作の「猫舌男爵」を始め、長編にはない軽やかさで読むことができますが、随所に禍々しさがあってあっという間に読みました。

2008/02/12 00:15

投稿元:ブクログ

ちょうおもしろいです。これは良いです。
表題作猫舌男爵もおもしろかったけど睡蓮もおもしろかった。よかった。借りてよかった。っていうかこれは買っても良いですオススメ!

2006/06/28 11:51

投稿元:ブクログ

 後にわたしはいろいろな言葉を知ったけれど、このとき奏でられた音楽を表現する言葉はいまだに、ない。比喩は、属性を限定する。
(P.27)

2010/07/31 16:08

投稿元:ブクログ

「水葬楽」これでノックアウト。
「オムレツ少年の儀式」おおぅ、そう来たか。ラストの少女は破滅か。
「睡蓮」さかのぼっていく日記。好きだ。

初皆川博子。超好み。

2010/05/23 15:19

投稿元:ブクログ

少々グロテスクな面もあるけれど、なんか好き。
コラージュ装丁も相まって、独特の雰囲気を醸している。

2008/05/14 08:05

投稿元:ブクログ

図書館で借りたもの。
タイトルセンスに、脱帽。素敵過ぎました。内容は少し私には難しすぎたような気がするのですが、面白かったです。何より途中で投げ出そうとは一回も思わなかった、時間がある時にもう少し他の本も読んでみたいぐらいです。「睡蓮」が、好きです。

2011/06/08 00:55

投稿元:ブクログ

「水葬楽」
これを読み終わった頃には皆川博子さんのことが好きになっていた…。前に「蝶」を読んだことがあったけれどあちらは和のイメージでこちかは洋のイメージ。
なんかもう文章が美しいのですがそれだけじゃなくてグロテスクな部分もあって…大好きです…。

表題作の「猫舌男爵」は笑いました。

「オムレツ少年の儀式」
ただの貧しい少年の話かと思いきや。最後にあ、と。

「睡蓮」
最初はなんのことだか…なのですが読みすすめていくと時系列がだんだん遡っていき全体がわかるようになってきます。この話も大好き。

「太陽馬」

2008/02/12 13:26

投稿元:ブクログ

表題作、主人公と周囲の会話(手紙のやり取りなど)の噛み合わなさが笑える。「睡蓮」の(逆)時系列という試みも面白かった。全体的には残酷な童話を読んでいる時のような感じ。これ以外の作品も読んでみたい。