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歴史をかえた誤訳(新潮文庫)
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/299p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-145921-5
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)

著者 鳥飼 玖美子 (著)

歴史をかえた誤訳 (新潮文庫)

529(税込)

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評価内訳

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紙の本

通訳者としての職責を果たさんとする著者の強い自覚と覚悟

2008/07/06 15:30

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BCKT - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者(町田玖美子)は東京都生まれ。69年学部卒業(上智大学外国語学部)という事実から引き算すると,1946年生まれ。高三のとき,英検1級特別賞(?)を受賞した。会議通訳は大学2年から。国広正雄とならんで,同時通訳者の草分けの一人。『同時通訳の女神』(命名はBCKTさん)。コロンビア大学大学院修士課程(ティーチャーズ・カレッジ,英語教授法専攻)修了(90年,44歳)。Ph.D(サウサンプトン大学,2006年,60歳)。『百万人の英語』講師(71-92年,25-46歳)。東洋英和女学院大学(89-97年),現在は立教大学(教授,97-年)。著書に『危うし!小学校英語』,『TOEFL・TOEICと日本人の英語力』など。本書は,『ことばが招く国際摩擦』(98年)の文庫化。


どこかでも述べたが,書く訓練を受けていないのか,エッセイ的な文章を出版社から求められているからか,ほかの通訳者・異文化コミュニケーター(胡散臭い・・・)の文章はダラダラである一方,鳥飼のは分析的で説得力を感じる。目次だけではわからないが,政治(経済)と文化までテーマを多岐に渡らせようとしている姿勢は感じられる(さすがに理系のはない)。参考文献一覧があり,翻訳・通訳の理論書とメディア(新聞・雑誌)から採られているところからして,理論と実践を意識しているところも模範的。素晴らしい。


通訳は,発言者の表現を重視すべきか,それとも受取り手の理解を援けるべきかで悩む。私には通訳の経験はないが,翻訳でも似たようなもんだ。原文の「幕藩体制」を“Bakuhu-Han System”とやって九州大学の日本史の研究者に提出したら,“Baku-Han System”に化けさせられて抜き刷りが送られてきた。古文書ばっかりやってると,英語までの距離観ってわからなくなるんだろうか? 僕なりに受取り手の理解を尊重した姿勢だったんだけどなぁ。


歴代の首相が斬られています。自称英語得意の中曽根やら宮沢やらも,斬られてます。東大法学部きってのスーパーエリートにして選民意識丸出しの宮沢は意外ですが,逆に言うと,東大出ててもこの程度なのかと少し安心いたします(いやいや安心はできないよ,むしろ不安だよ)。「黙殺」で原爆投下からはじまって,「善処」で日米繊維摩擦,「不沈空母」問題,「オーク」と楢,「白足袋」と白手袋など,単語一つでその後の展開がガラリと変わる事例を列挙しております。なかなかに面白いです。


ただこれは経済決定主義が叩かれるのと同じように,言語決定主義,コミュニケーション決定主義で,筋は通るが,これだけじゃあ歴史は変わってませんよ,という批判はあるでしょうね。


通訳者としての職責を果たさんとする著者の強い自覚と覚悟が感じられて,とても好印象です。(1172字)

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紙の本

ちょっと英語を齧った人なら、戸田奈津子の字幕の翻訳ってのがかなりの意訳であることはわかる、でもまさか外交での通訳がもっと脱線したものであろうとは、シンジラレナイ

2004/04/05 20:41

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

《総理大臣の海外での発言。現地の新聞で騒がれるながら、何故か日本では全く異なる言葉が。何が訳され、なにが失われたのか》

この本を人に薦められたとき、そんなに凄い内容の本じゃあないだろうなあ、だって鳥飼さんて一昔前の英語アイドルだった人でしょ、一種のタレント本だよねと思った。その予想は見事に外れた。そして友人に教えたとき、これほど感謝されるとは想像もしなかった。

エッセイというにはあまりに重い内容で、単なる誤訳をネタにした本とは大違い。文字に書かれた情報を、異なった言語の文章に書き換える翻訳、口頭で表現されたメッセージを他の言語に変換し口頭で発表する通訳。翻訳にも、字幕のスーパーから最近流行の超訳など様々あるが、翻訳も会議通訳、放送通訳、通訳案内業、法廷通訳などがある。技術面からは一般通訳、逐次通訳、同時通訳がある。

それらにつきものといわれる誤訳。しかし未熟さゆえの誤訳はともかく、そこには奥深い問題、コミュニケーション・ギャップがあった。ポツダム宣言で連合国からわが国に求められた無条件降伏。それに鈴木貫太郎首相が応えた言葉が「黙殺する」。それがignoreと翻訳された時、連合国は原爆投下に踏み切ったという。その言葉を選んだ背景と、それに反発した国々の解釈。そのギャップの大きさを知れば、簡潔な一言よりも、不器用でも苦渋に満ちた生の言葉のほうが正しいときもあることに気付く。

中曽根総理が発言したとされる「浮沈空母」。しかし、実際にはそのような言葉は語られていなかった。なにがその言葉に化けたのか。反戦歌手ジョーン・バエズのコンサートで、彼女のことば「ナガサキ・ヒロシマ・・・」に通訳の高崎一郎があてた言葉は「この公演はテレビ中継されます」。凄いなあ、権力もだけれど、それに屈する姿が見事というか。

戦争のことに触れるたびに繰り返される、関係のない言葉への通訳というより創作、まさに超訳である。村山首相がマレーシアで一言も語らなかったのに、日本では重大な発言があったと報道される。外交官が、首相の言葉を勝手に変えることから始まり、政治家が、海外では通りのいいことを言いながら、日本人記者団には全く違うことを語る。

この本にはそのような驚くような、しかしさも在りなんと思わせる話が、たくさん紹介されている。通訳者は自分が立ち会った現場のことは、死ぬまで外に漏らさないという暗黙の了解の下に生きているらしい。本当にそれが正しいことなのだろうか。そんな愚劣な政治家たちに自分たちの運命を翻弄されながら、私たちには知る権利さえないというのだろうか。通訳をする人たちの主人は、国民ではないのか。

戦後の日本をゆがめ、捻じ曲げてきた一端に、プロとしての潔いモラルをお題目にした、しかし結局は時の権力者たちの擁護にしかならない、このような通訳たちの姿勢がなかったとはいえない。元首相の孫の離婚話を追いかけながら、言論の自由を叫ぶくらいなら、マスコミはこういった方角を追いかけてはどうだろう、それこそ使命だと思うのだが。

ともかく、読んでじっくり考えて欲しい一冊。

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2004/12/18 18:18

投稿元:ブクログ

異なる歴史を持つ、異なる文化をもつ者同士が意思疎通を図る難しさ。更に第3者がその橋渡しをする難しさ。
それが世界のトップレヴェルで繰り広げられるとなると。。
改めて責任重大なお仕事なのだと痛感致しました。

2006/02/15 20:40

投稿元:ブクログ

私は、特に第5章「文化はどこまで訳せるか」の内容に強く惹かれた。ある文化の中に存在する事柄をもう1つの文化の中に訳するという事はどこまで可能なのだろうか。「言語の通訳」についてしか考えた事のなかった私にとって、この「文化の通訳」という言葉は非常に衝撃的だった。通訳者達はその文化のギャップをどのように埋めてコミュニケーションを図るのか、彼らの奮闘ぶりに読者である私達の脳もストーミングさせられる、パワフルな内容。1つ1つの事例が詳しく取り上げられており、通訳に関する知識があまりない私のような人間にとっても面白く読みやすく書かれているのが嬉しい。通訳という仕事には興味がなくても、英語に何らかの形で興味を持っておられる方には是非一度読んで頂きたい。また、その1つ1つの事例に対する見解もしっかりポイントを突いていて、素晴らしい通訳論の1冊だと思う。

2009/03/29 01:26

投稿元:ブクログ

言葉の違いと文化の違い。
意図された誤訳。
無意識に生まれた誤訳。
単に言葉の問題ではない人間のココロの動きや
意思・意志を表すことの難しさ、伝えることの
困難さが面白い一冊

2012/09/04 08:31

投稿元:ブクログ

通訳翻訳にまつわる誤訳と呼ばれる訳を考察する。
外国語能力の欠落によって引き起こされた誤訳は誤訳以外の何物でもないが、一般的に誤訳と呼ばれているものの中には、それらとは異なる種類のものがあるという。
例えば、文化の違いから引き起こされる誤訳は、文字面はきちんと対応しているのに、日本語と外国語でその言わんとしていることが異なる場合があるという。
さらに具体的には、orange catという例が挙げられている。これは、直訳すれば、「オレンジ色の猫」ということになるが、英語と日本語では同じ色でも色彩分類が異なるので、日本語でいう「茶色い猫」に当たるのだという。
この他にも、文化の違いだけではなく、外交などの政治がからむ局面においては、二か国間での利益の違いから、通訳者や翻訳者に圧力がかかり、故意に誤訳を行わなければならない場合もあるという。

2008/08/26 11:34

投稿元:ブクログ

翻訳・通訳をするにあたって気をつけなければいけない
文化の差についての話。すごくためになった。
外交に関係する人はたしかにものすごく重大な役割を
になうんだなぁ・・・
どちらかというと通訳の人向けの本。

2010/07/03 12:53

投稿元:ブクログ

もともとは『ことばが招く国際摩擦』

というタイトルで発売されていた本の文庫版。

もともとのタイトルの方が本の内容を正確に伝えているように思います。



通訳者、翻訳者の話を聞いたり、本を読んだりすると、

英語にしろエスペラントにしろ、国際語っていう考え方に潜んでいる

本質的な問題点が見えてくるような気がする。


大変勉強になりましたが、

ひとつひとつの事例をもうちょっと踏み込んで書いて欲しいなぁ

って思うところが多かったので、星4つです。

2010/05/26 21:31

投稿元:ブクログ

ニュースの同時通訳や新聞等にある専門用語の日本語訳に興味や違和感を持ったことがある人にはオススメ。
通訳・翻訳の違い、言葉だけでなく文化背景(諺・例え等)を如何に訳すか?言葉にならない「間」さえもが政治・国際関係を動かすものとなるなかで、その存在を消し影にさえならない通訳者たちの仕事を歴史的に分析している。
ジョーン・バエズの件は、政治と音楽、プロとアマチュアの入り交ざった例として大変おもしろい。

2012/05/13 23:27

投稿元:ブクログ

通訳、翻訳の有り方を模索することを目的に歴史的な訳を分析した本。
ポツダム宣言等、国際間のやり取りに登場した訳が紹介されており、勉強になります。発言内容の背景にはその国の文化や歴史があるため、完璧な訳ってのは大変難しいことがよく分かります。

2011/08/23 17:07

投稿元:ブクログ

BilingulalでありBiculturalでなくてはいけないって本当にそう。
うなづけすぎて頭痛がする位です。
基本、国際政治・外交の通訳に触れていることがメインなんですが、ふと外務省にお勤めだった頃の雅子妃が思い出されました。颯爽としてとてもステキだったのに、早くご病状がよくなることを祈ります。

2011/03/10 12:03

投稿元:ブクログ

ポツダム宣言を、日本は「黙殺する」と回答した。これは、徹底抗戦派を抱えつつ終戦を模索していた政府には、ギリギリの回答だった。
連合国側には、「無視」「拒絶」の意味に訳された。
そしてまもなく、広島と長崎に原爆が落とされた。

2011/01/09 12:36

投稿元:ブクログ

外交上一番の誤訳は、ポツダム宣言に対する日本側の回答「黙殺」の英訳で、これが原爆投下を招いた話から、oakは実は楢であるという話まで、訳に関する興味深い話満載。鳥飼先生ならではの追求された一冊です。

2013/07/15 12:53

投稿元:ブクログ

通訳関連で、近場にあったので。

つまるところ、米原万里の『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』ということになるんだろうけど、お互いの文化や背景なんかが違うと、不実であろうと貞淑であろうと、美女であろうと醜女であろうと、完全に伝わるっていうことはほぼありえないんでしょうかね。

まったくもって難しい世界。

2011/06/13 00:03

投稿元:ブクログ

“原爆投下はたった一語の誤訳が原因だった”のアオリに警戒しましたが、至極丁寧な通訳/翻訳論でした 翻訳小説を読んでいると、何だか妙な文章に遭遇することがあったと思いますがそんな方にお薦めです。特に『第五章文化はどこまで訳せるか』目から鱗に面白かったです。