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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.5
- 出版社: 毎日コミュニケーションズ
- サイズ:21cm/199p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-8399-1498-2
紙の本
はてなダイアリーガイドブック ウェブログでつながる新しいコミュニティ
ウェブ日記(ウェブログ)の中でも人気の高い「はてなダイアリー」のガイドブック。導入から、詳細なカスタマイズの仕方、コミュニティの魅力まで余すところなく紹介する。有料オプシ...
はてなダイアリーガイドブック ウェブログでつながる新しいコミュニティ
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商品説明
ウェブ日記(ウェブログ)の中でも人気の高い「はてなダイアリー」のガイドブック。導入から、詳細なカスタマイズの仕方、コミュニティの魅力まで余すところなく紹介する。有料オプションを2週間試せるシリアルナンバー付き。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
水野 貴明
- 略歴
- 〈水野〉1973年東京生まれ。著書に「ホームページアクセスアップ完全計画」「Web検索エンジンGoogleの謎」などがある。
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紙の本
新たな「コミュニケーションツール」の可能性
2004/07/08 20:14
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投稿者:著者:水野 貴明 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はてなダイアリー」は、自分の日記をインターネットで公開できるサービスです。はてなダイアリーを使うと、ホームページ作成に関する知識がなくても、自分の身の回りに起こった出来事について書いたり、世間を騒がすニュースへの感想を述べたりといったことが簡単にできます。
最近では、こういったウェブ日記やブログと呼ばれる、個人的に情報を発信できるサービスは非常に注目を集めており、さまざまな企業がサービスを提供していますが、「はてなダイアリー」は4万人以上の利用者を集める、日本最大のサービスです。
はてなダイアリーが人気を集める理由はいくつもありますが、中でも大きなポイントの1つは、更新が非常に簡単にできるように設計されているという点です。
ホームページを作ることは、最も簡単に、そして最も多くの人が自分を表現し、情報を発信できる方法です。しかし、ホームページを作るのは比較的簡単でも、その後更新を持続するのは意外に大変で、実際、工事中のままほったらかしになっていたり、最終更新日が何年も前だったりするページを見かけた経験のある方も多いでしょう。
ブログや日記サービスでは、より簡単にホームページを作成できるようにすることも目的の1つなのですが、その中でも、はてなダイアリーの簡単さは群を抜いています。
しかも、はてなダイアリーは、ただ更新に関する作業のすべてをブラウザ上で行なうことができるというだけではなく、ファイルを指定するだけで画像を貼り付けることもできたり、簡単な記号を覚えるだけで、箇条書きやほかの文章の引用などをさまざまな表現ができたりと、個性的な日記をつけられるようにも作られています。
そういった工夫のおかげで、簡単に、しかも楽しく更新できるようになっているのです。
さらに、はてなダイアリーは単に更新が簡単なだけではなく、ほかの人が書いた日記にコメントがつけられたり、「キーワード」と呼ばれる特定の言葉が日記中に使われると、同じ言葉を使っている(つまり同じことに興味を持っている)ほかの日記を簡単に調べることができるなど、自分の日記を見てくれたり、はてなダイアリーで日記を公開しているほかの利用者とつながりを持つことができる「コミュニケーションツール」としての役割も兼ね備えているのです。実際、はてなダイアリーを通して、「はてなダイアリークラブ」と呼ばれるさまざまな同好会ができるなど、さまざまなやり取りが盛んに行なわれています。
実は、私は本書の執筆依頼があるまで、はてなダイアリーを利用したことがなく、別のブログツールで日記を公開していました。しかし、依頼があってからはてなダイアリーを初めて使ってみて、大きな衝撃を受けました。なぜなら、その更新の簡単さ、楽しさは、これまで使ってみた、どのブログ/日記ツールをも遥かに上回るものだったからです。
それまで、億劫で、自分のページをたまにしか更新を行なわなっていなかったのですが、はてなダイアリーを使うようになってからは、かなりの高頻度で日記の更新ができるようになっています。
本書では、はてなダイアリーの登録の仕方から、基本的な使い方、一歩進んだちょっと難しいテクニックまで、幅広く紹介しています。
これまで日記やブログを自分で作ったことがない人から、すでにはてなダイアリーで日記を公開している人まで、さまざまな人に役に立つ内容になったと思います。
「はてなダイアリー」で日記をつけることは、それだけで非常に楽しいことなのですが、本書によって、さらにはてなダイアリーを使い倒して、その面白さをより実感し、そして、日記の枠に留まらない新たな「コミュニケーションツール」としての可能性を拓くことになれば幸いです。