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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/03/01
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/264p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-118501-8

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文庫

紙の本

杳子・妻隠 改版 (新潮文庫)

著者 古井 由吉 (著)

【芥川賞(64(1970下半期))】【「TRC MARC」の商品解説】

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杳子・妻隠 改版 (新潮文庫)

税込 605 5pt

杳子・妻隠(新潮文庫)

税込 572 5pt

杳子・妻隠(新潮文庫)

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みんなのレビュー86件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

有名な作品と聞いて。

2016/12/19 21:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

杏子は読みにくく、何が面白いのか分からなかった。文章としては読みやすいけれども、内容として読みにくいということ。
妻隠は夫婦の歪んでいく世界で、そこそこ面白く読めたけど、内向の世代っていわれている理由くらいしか分からなかった。

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電子書籍

深い谷底へ

2020/03/23 17:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

心を閉ざし続けていた少女と、どこか浮世離れした青年との出会いを描く表題作が魅力的です。内向の世代の記念碑でもあり、日本の純文学の到達点かもしれません。

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電子書籍

どんよりとした男女関係にひかれる

2019/01/26 22:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

彼の作品には、当時激しかった学生運動についてのかかわりが皆無なことから「社会的問題やイデオロギーなど外部に距離をおいて、内に向っている作家たち」という意味から「内向の世代」と呼ばれたり、「退屈の美学」と呼ばれてたりと諸先輩からは手厳しい評価もあったようだが、「杳子」のどんよりとした男女の関係、「妻隠」における幸せの夫婦の中の言い知れぬ不安という「第三の世代」の作品における男女関係をさらに内向に内向にと掘り下げていく面白さがあった。とくに「杳子」における精神を患っている杳子に対する彼の気持ちのついたり、離れたりとする危うい関係が巧みに描かれている。今から考えてみれば、当時の若者の中にはイデオロギーなんて関係ないと思っていた人も少なからず存在したわけで

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紙の本

いざ、頂点へ!

2002/04/21 00:23

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゴンス - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古井は純文学の分野において、村上春樹と共に現在の日本文学を支えている作家である。
 「杳子」。時折起こる記憶の喪失と虚脱感に憑かれる主人公、それを見守る彼氏を通してその淵源を辿る物語。
 現実と幻想を行き来しながらも、なお現実に留まっていようとする姿に彼氏が救いの手を求めるものの、結局、その彼女の存在によって彼氏の異常さも浮かび上がってくるという逆説的な構図をとっている。つまり、ここでは彼女の「自己回復」が強調されているのではなく、彼氏の「他者回復」が示されているのである。恐ろしいほどの精神世界の中で。
 作家志望者は一読するべきだろう。ただし、一読して何も感じないのであれば今すぐにでもペンを置いた方がいい。

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紙の本

不機嫌な実存

2001/08/30 09:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 神経症の女子大生「杳子」と「彼」のいびつな愛の物語ほどに、を理解し受容することにひそむ脅威を限りない“優しさ”で描いた作品は他に例がない。村上春樹の『ノルウェイの森』も似たようなモチーフではあるが、あの作品は「僕」の自己愛で満たされてしまっているために、真の“優しさ”は存在する余地がないのだ。ラスト、杳子が呟くセリフの痛々しさに深い哀しみと共感を捧げたい。

 「妻隠」は彼らの後日譚として読むことができるが、結婚後の倦怠感や生ヘの絶望感が色濃く、その憂鬱さがなぜか心地よい。

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紙の本

喪失の「不在」のなかで

2000/07/21 05:41

2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:安藤星彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この『杳子』が書かれた70年という時代のコンテクストの暴力的な要約。三島由紀夫の自殺と、学生運動の敗北(「政治の季節」の終焉)。「第一次戦後派」と「第三の新人」を分けるものが、敗戦によって崩壊した個と全体の照応関係(統覚)を再構築するか、あるいは「喪失」の感覚にとどまり続けるかにあるのだとすれば、古井由吉ら「内向の世代」とよばれる作家たちは、後者に属しながらも、もはや「喪失」の感覚すらも拠り所にできない、統覚とその不在の間で「挟み撃ち」(後藤明生)にされるほかない状況のなかで言葉を紡ごうとする人たちのことだと、とりあえず言うことができる。

 本小説の物語構造そのものはいたって単純だ。山の谷底で出会った青年と神経症を病む少女杳子との恋愛小説という形態。精緻にして冷たく美しい文体。幻想性すらも感じさせる独特な比喩の用法。いつしか読者は作者の作り上げる世界観のなかに違和感なく入っていってしまう。

 「病気の中へ座りこんでしまいたくないのよ。あたしはいつも境い目にいて、薄い膜みたいなの。薄い膜みたいに顫えて、それで生きていることを感じているの」

 杳子の病は臨床用語で言えば境界例にあたるものであり、彼女は「健康」と「病気」の間をたえずゆれうごく。「病気の中に座りこんでしま」うということは、分裂病状態に陥ることであり、そのとき他者は消滅し、社会と何ら共有するものをもたない完全な暗黒の中におかれることになる。それは理性をもつ者にとっては精神的自殺に等しい。ゆえに杳子はそれを拒絶する。一方で彼女は、社会に適応するためにこしらえた見せかけだけの自己同一性(健康)をも嫌悪し拒否する。

 その杳子が主人公の「彼」に対してのみ心を開くことができるのは、彼が「健康人としても、中途半端なところがある」人物であり、杳子の内面へと「入りこんで来るわけでもなく、距離を取るでもなく」、彼女の「病気を抱きしめるでもなく(略)病気から引張り出すでも」ないような関係性を保ち続けるかぎりにおいてである。彼との関係においてのみ、彼女は不安定ながらも「境い目」にいることができる。そこには自己というものへの作者の深い洞察がうかがえる。自己が自己たりえるのは他者との不安定な関係性のなかにおいてでしかなく、ゆえに自己は同一性・連続性を保ちえず、つねにゆれ動いていなければならない。

 二人にとって、安定した関係というものは持続しえない。それは杳子に自己の同一化(反復)を強いるからである。ゆえに彼女は「彼」に対してつねにアンビヴァレントな感情を抱きつづけねばならず、両者の関係は一定の距離をおいたものにならざるをえない。彼女は彼が関係の持続を求めることをおそれる。

 「いまのあたしは、じつは自分の癖になりきってはいないのよ。あたしは病人だから、中途半端なの。健康になるということは、自分の癖にすっかりなりきってしまって、もう同じ事の繰返しを気味悪がったりしなくなるということなのね。そうなると、癖が病人の場合よりも露わに出てくるんだわ。そんな風になったら、あなたはあたしに耐えられるかしら…」

 実は杳子にとって、「そのつもりになれば、健康になるなんて簡単なこと」であり、やがて彼女は関係の持続を求める「彼」を受け入れるのだが、そのとき一回一回の不安定な関係性はまさに終息する。その最後の瞬間に、「物の姿がふと一回限りの深い感情」を帯び、彼女は「ああ、美しい。今があたしの頂点みたい」とつぶやく。この反復しえない一回性へのすぐれて文学的な「夢想」をどう受け取るか。


■■■ HOSHIHIKO ANDO
■■□ a.k.a."BLUE"
□■■ INTER-COURSE SUITE
■■■ diaspora@cyberspace.co.jp

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2005/06/07 19:07

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2006/07/02 23:49

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2007/06/25 00:28

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