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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/04/01
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: クリスティー文庫
  • サイズ:16cm/444p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-130052-X

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おしどり探偵 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

著者 アガサ・クリスティー (著),坂口 玲子 (訳)

おしどり探偵 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

税込 1,056 9pt

おしどり探偵

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みんなのレビュー42件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

面白かったです

2021/11/19 11:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

探偵小説マニアの若い夫婦が活躍するアガサ・クリスティーの短編推理物です。各所で見られるトミーとタペンスの夫婦漫才のようなかけ合いがとても微笑ましいです。ポアロ全作品を(ほぼ)読み終わり、寂しく思っていた所で、また楽しみが復活した思いです。アガサは本当に奥が深い!

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紙の本

秘密機関の二人

2021/10/31 11:25

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Y - この投稿者のレビュー一覧を見る

『秘密機関』から始まる4冊のシリーズに登場するトミー&タペンス夫婦に関する短編集で、『秘密機関』の後になる話。
らしいのだが、私は先にこれを読んでしまった。これのみでもストーリーや人物関係は把握できるので、シリーズに手を出すか迷ったら試し読みのつもりで買ってみてもいいと思う。登場人物を好きになってしまったので、私はシリーズも追加で買った。
探偵小説と言うよりは探偵小説のパロディといった内容で、他の探偵小説に詳しい人だとより面白いかもしれない。
クリスティーの他作品で言うと、パーカー・パインをスパイ小説風にしたような趣き。

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紙の本

若夫婦トミーとタペンスが活躍する探偵小説

2016/12/17 09:59

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る

アガサ・クリスティーが生み出した探偵コンビ、トミーとタペンスが活躍する本作品。
本作品では国際探偵事務所を開設した若夫婦の二人が持ち前の旺盛な好奇心と若さで事件を解決します。
収録されている事件内容はバラエティー豊かに取り揃えられており、読者を飽きさせません。その上、それぞれの事件は平均すると30ページほどにまとめられているので、あっという間に読み終わるので、忙しくて本を読む時間がない人にも楽しみやすい本ではないかと思います。
小説の最後に載っている解説を読んでしりましたが、二人が登場する作品は5作あります。
本作品は二人が登場するシリーズの第2作目であり、唯一の短編集です。
二人が初登場する作品は「秘密機関」ですので、気になる方はそちらをお読みください。ただし、本作品はそれを読んでいなくても、十分楽しめると思います。

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紙の本

軽快

2013/12/20 20:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

数は多くありませんが、このシリーズも大好きです。
有名探偵を真似ながら事件を解いていく…素人っぽさも味があっていい感じです。
短編なのもちょっとした時に軽く読めるので良いと思います。

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紙の本

クリスティーのミステリのなかでも大好きなキャラがこのふたり、トミーとタペンスです

2004/04/21 19:00

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風(kaze) - この投稿者のレビュー一覧を見る

クリスティーのミステリの探偵キャラ。灰色の脳細胞を使って推理するポアロ。セント・メアリ・ミードの村の噂話に耳を傾けながら、謎を解きほぐしていくミス・ジェーン・マープル。幻想世界からやって来た謎の男、ハーリ・クィン。そのほか、パーカー・パイン、バトル警視などいるけれど、私が一番好きなのはトミーとタペンスのコンビです。

彼らが活躍する5冊、順に『秘密機関』『おしどり探偵』『NかMか』『親指のうずき』『運命の裏木戸』のなかでも、若いふたりが嬉々として冒険に飛び込んで行く最初の2作品である『秘密機関』と、連作短編集の本書がとても気に入っています。

トミーと、良きパートナーのタペンスのコンビの冒険を見ていると、クレイグ・ライスのミステリ、『時計は三時に止まる』『大はずれ殺人事件』『大あたり殺人事件』『暴徒裁判』などに登場するジェイクとヘレンのふたりのことを思い出したりします。イギリスとアメリカと国こそ違っても、互いに相手のことを気にかけ、事件の渦中にぽんと飛び込んでいくイキの良さ、女性キャラが闊達で溌剌としたところに、とても通じ合うものを感じるのです。

本書は、トミーとタペンスの夫婦が、英国秘密情報局長から探偵事務所の仕事を任され、活動の中で正体不明の人物を見つける任務を依頼される、そこから話が始まります。平凡な毎日に退屈し、スリリングな冒険を望んでいたふたりですから、飛びつくように依頼を受けて、探偵業を始めます。
探偵事務所を訪れる依頼人たちに注意を払いながら、事件を調査していくトミーとタペンス。当然、危険な目にも遭うのですが、それこそふたりが待ち望んでいたもの。心を躍らせながら、事件の中にどぼーんと飛び込んで行く。
溌剌、生き生きとしたふたりの活躍に、わくわくしながら頁をめくっていきました。そうして読み終えて一言。
「ああ、楽しかったなあ」

トミーとタペンスのコンビ探偵のシリーズ。これから読んでいく方は、若かったふたりが年を重ねて行くのを見守るように読み進めて行くと、また違った感慨も湧いてくるんじゃないでしょうか。できれば、上記第2段に記した順番に読み進めて行くことをお薦めします。

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2004/09/28 23:34

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2006/04/13 01:19

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2006/03/15 17:56

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2006/12/20 11:51

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2008/07/21 21:09

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2008/04/12 15:44

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2009/06/14 23:55

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2009/08/29 21:28

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2009/10/13 21:32

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2009/11/07 11:19

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