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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: 冬弓舎
  • サイズ:19cm/260p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-925220-10-1

紙の本

セール、創造のモナド ライプニッツから西田まで

著者 清水 高志 (著)

ポスト構造主義の限界をえぐり出し、西田哲学との通底性を探り出す本格的なミシェル・セール論。ミシェル・セールの哲学が、いかなる独創を有し、またどのような意図を持ったものであ...

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セール、創造のモナド ライプニッツから西田まで

税込 2,200 20pt

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商品説明

ポスト構造主義の限界をえぐり出し、西田哲学との通底性を探り出す本格的なミシェル・セール論。ミシェル・セールの哲学が、いかなる独創を有し、またどのような意図を持ったものであるかを解明する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

清水 高志

略歴
〈清水高志〉1967年愛知県生まれ。思想家・翻訳者。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「ポスト構造主義」以後の思想!!

2004/09/29 02:33

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 気鋭の歴史家・思想史家であるフランソワ・ドッスが、1990年以降のフランスの現代思想の情勢を紹介した「意味の支配」という本によると、現在のフランスではさまざまな新思想が起こってきていて、主に四つのグループに分けられるのだという。そのなかでも、もっとも有力なグループが、セールの弟子たちによって構成されるグループだそうだ。
 かつてセールが予言したような、学科横断性や諸学問の相互翻訳(相互干渉)が、あらゆる学問に豊かな恵みをもたらす時代は、いまやまさに到来しようとしている。「20世紀の百科学は、ライプニッツ的(多元論の)状況をみせている」と、セールはそのむかし早すぎる予言をしたが、21世紀初頭の学問界は、まさに「セール的状況」をみせている、といっても過言ではないだろう。

 こうした状況に呼応するように、日本でも、まったく独自に、後期の西田哲学の個性的な読解などを手がかりとしながら、ミシェル・セールの哲学とそのライプニッツ主義を、丹念に読み解こうとした人物がいた。それがこの本の作者の清水氏である。
 ミシェル・セールは、今日フランスで空前の巨大な影響力を獲得しつつあるが、彼の弟子の多くは情報工学や、科学の人類学、歴史学、化学など、哲学以外の学問分野に散らばっているため、セールの思想を本格的に哲学的に跡づけた綱領的な論文は、いまだフランス本国においても書かれてはいない。

 そうした状況の中で、日本人の手による「本格的な、世界でも初めての」セール論が、今このタイミングに発表されたことは、おそらく後世の伝説となるだろう。

 序文を寄せた中沢新一氏も絶賛しているように、まさに21世紀の思想を感じさせるような、スリリングな書物だ。デリダやドゥルーズとの対比点などが、ていねいに論じ分けてあるのもありがたい。

 20世紀と21世紀の分水嶺を見きわめるためにも、この高い峰に一度はチャレンジすべし! 最後のほうの仏教論も面白かった。

 

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紙の本

清冽・端正・果敢

2004/10/10 19:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オリオン - この投稿者のレビュー一覧を見る


 冬弓舎を立ち上げて間もない頃の内浦亨さん(清水高志氏いわく「新人発掘の目利き」)と祇園で会食したことがある。とても好感がもてたし、心から応援したいと思った。人文書中心の一人出版社を経営するのはさぞ困難をきわめることだろう。それ以来、これはと思う本が出るたび近況伺いをかねて冬弓舎のホームページからメールで注文をだすようになった。この『セール、創造のモナド』も刊行後すぐインターネット経由で入手して、梅雨が明ける頃には読み終えていた。

 とてもいい本だった。まず表紙を飾る黒田アキさんのリトグラフが清冽で、物としての書物の魅力を高めている。ミシェル・セールという「知恵の人」の末裔にして「フランス現代思想の例外者」(いずれも序文を寄せた中沢新一さんの言葉)の文章の美しさとそこに盛られた思索の新しさや深さ、多様性──「神話[ミュトス]と数学の融合、バシュラールがその最終的な後裔であると見なされる、ロマン主義的精神風土からの、形式主義的思惟に基づく新たなる批評精神の独立。そして「限りない多元論と局地的な複雑性の世界」のうちでの、それら双方の和解」──が素晴らしい。

 なによりもそうしたセールの壊れ物にも似た魅力──幻視者すなわち「自然を、世界を──人間社会をそう捉えるべきであるように──複雑な物語を啓示するものとして捉え、真の謙虚さと信仰をもって、その啓示を読み取ろうとするもの」としてのセール──を細心かつ自在な解説と引用と分析をもって造形し、さらにはドイツ・ロマン主義美学やベンヤミン、デリダ、ルネ・ジラール、そして西田幾多郎といった「異種思想との対話の試み」を経てセールの思想的磁場を測定しつつ、大胆に自らの思索へと向かおうとする著者の端正でいてどこか初々しく果敢な叙述の姿勢がいい。

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