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ダ・ヴィンチ・コード 上
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.5
  • 出版社: 角川書店
  • サイズ:20cm/334p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-791474-6
  • 国内送料無料

紙の本

ダ・ヴィンチ・コード 上

著者 ダン・ブラウン (著),越前 敏弥 (訳)

ルーヴル美術館長が死体で発見される。その夜館長と会う約束になっていたハーヴァード大教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められた。その死体は、ダ・ヴィンチの最も有名な素描...

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ダ・ヴィンチ・コード 上

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商品説明

ルーヴル美術館長が死体で発見される。その夜館長と会う約束になっていたハーヴァード大教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められた。その死体は、ダ・ヴィンチの最も有名な素描を模した形で横たわっていた…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ダン・ブラウン

略歴
〈ダン・ブラウン〉1964年ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。

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みんなのレビュー443件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

うわさにたがわず。

2006/03/08 00:44

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:いかれ帽子屋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろい、とのウワサは数多く聞いてましたが文庫派なので手に取らずにいました。そこで友達が単行本を購入したと聞き予定よりは役読めることになりました。
まず思った以上に読みやすくて驚きました。翻訳モノはどうしても読みづらい部分がありますが、今回はそのようなところが無くすらすらと進みました。
内容としても、前作を読まなかった分の「???」なところを省けば無駄が無く且つ不足・物足りない部分がなかったように思いました。帯評の「ハリーポッター・シリーズ以来の売れ行き」にも納得しました。この内容なら年齢問わずミステリファンをひきつけることでしょう。
現実にある謎を扱ったミステリには必ず最後に作者なりの答えを書いてないと腹立たしいものですが、それもきっちりおさえてます。私はルーブルにいったことがないので博物館の記述が正しいのかも不明でしたが、それでも想像し思い描くことができました。助かったのは下巻に絵のカラーコピーが付いてたことですね。これがなければ細かく確認しながら読めずにうずうずしたはずです。
ディズニーに関する記述があったのも興味深かったです。多くの著名人が参加したと聞く秘密結社にまさかディズミーまで絡んでたとは初耳でしたので。
読みやすい。ミステリーの根本の「謎」が魅力的。作者なりの解釈にも納得。
この3点で5つ星です。ぜひ前作、次作も読みたいと思いました。

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紙の本

キリスト教歴史ミステリーの一大傑作現る

2004/09/11 13:13

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Obiwan - この投稿者のレビュー一覧を見る

ダ・ビンチの絵に隠されたメッセージ、聖杯、シオン修道会、テンプル騎士団、カトリック教会の謎、イエスの子孫、暗号、...などなど、歴史ミステリー好きにはたまらないネタをちりばめてくれています。それでいて、スピード感あるミステリータッチの筋立てと、読み始めたら止まりません。登場人物以外は、綿密な調査に裏付けられたほぼ事実と思われることばかりというのも、知的好奇心を刺激されます。

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紙の本

子供の頃に感じたあの“どきどきわくわく”を、大人になっても感じられるとはっ。

2004/09/02 14:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:purple28 - この投稿者のレビュー一覧を見る

相当なボリューム、意味深な装丁、魅力的な“謎”を思わせる帯…。
これだけ全身で誘われて、断れるわけがない(笑)。
苦手な翻訳モノだし、持ち運びに不便なハードカバーだし、なかなか進まないことを予測して読み始めたのだけれど、なんのなんの。あっという間に読み終ってしまいました。
で、読了直後の感想は「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(笑)。ひと言でまとめると、これに尽きます。

日本人としてはあまり馴染みのないキリスト教の深部に関する“謎”。いくら奥が深くても、「ふ〜ん」で終らないのがこの作品の面白いところです。
宗教としてのキリスト教だけではなく、宗教学や歴史学、そして美術・芸術といった学問的な面からもアプローチしていくので、“なか”からではなく“外”から客観的に眺められるという仕組み。
また、主人公・ラングドンが象徴寓意図像学者、中心人物となるソフィーが暗号解読のプロというのも興味深い。“暗号解読”というと本格っぽく聞こえますが、スケールがでかい。あまりに大きく広げ過ぎた風呂敷をどうするのかと思ったら、きっちり全部拾って美しくまとめてあるのもすごいです。

事件の発端は、ルーブル美術館館長ソニエールの死。しかし、それはあまりに異様で、フランス警察はたまたまパリに来ていたハーヴァード大学教授で象徴寓意図像学者のラングドンに捜査協力を求める。彼が呼ばれたのにはわけがあった。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描「ウィトルウィウス的人体図」を模していのだ。しかし、現場に駆けつけたソニエールの孫娘で暗号解読官のソフィーは、一目でそれが自分あてのメッセージだと気付き…。

ソニエールの死体発見から、一応の決着が付くまで、正味12時間かかってないんですよね。その短時間の間にあれだけのことが起こるなんて! 歴史の謎あり、アクションあり(笑)、そして人間ドラマあり。盛りだくさんの内容ですが、飽きさせず、最初から最後まで変わらないスピードで、気持ち良く駆け抜けさせてくれます。
あまりにも過酷で、壮絶な一面を持つストーリーですが、登場人物の“心”に救われます。意外な展開の多いストーリーなのですが、最終的にそういった人たちも、心根はとても優しい。それが、人間本来の優しさであり、主より与えられる許しなのかなと思ってみたり。

インディ・ジョーンズは考古学的な謎を追う冒険家の話ですが、父親をからめた“親子の絆”も描かれてますよね。「ダ・ヴィンチ・コード」にも、そういった人と人とのつながりや絆が描かれています。内容はまったく違うんですけど、そういった意味でも似てるな、と。


紫微の乱読部屋

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紙の本

それでも、二度完徹。

2004/07/15 00:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あーみん - この投稿者のレビュー一覧を見る

初回、上巻だけで読みとどめることができずに、結局完徹し、
読み終えたときは、
いったいどれくらいの情報がつまっていたのだろう
と、なんだか圧倒された風になってしまいました。
とても面白かったと思う、すぐにでも書評に表現してみたいけれど、
なんだかうまくまとめられない感じ。
何が面白かったのか、読み終えてみるとよくわからなくなってました。

そこで先週末、再度チャレンジして読み始め、そして結局またも
完徹で読み切ることに。
やっぱり、確かに面白い。
でも手放しで感動するにはちょっと違和感。

「知っている人だけが知っている」
「知るべきでない人は絶対に知ってはならない」
そういう禁断の情報や知識って、知らない人にとってみれば、
隠し方が強固であればあるほど、魅力的なものですね。
それがどうやら実在するらしいものとなればなおさらです。

その禁断の情報の陰とかにおいみたいなものを、この小説は
あの手この手で並べてくれている感じがします。
これが「知りたい」人の興味をとにかく刺激するんです。
ついていかないではおれなくなります。
陰もにおいも途切れることがないので、禁断の情報はますますその
存在感を大きくして、もうそこから離れることができない。
とにかく、その全貌を早く知りたい!!
そして、ページをめくる手を中断することができなくなってしまう。

なにせ、この事件の首謀者が誰か、などということはどうでもよく
なっちゃう小説でした。
犯人が判明する時点では、読者も「なぜこんなことをしでかしたのか」
については想像に難くなくって、この時すでにこれもどうでもいい。

面白いけれど、なんだか感じていた違和感は、多分、この小説を
犯罪ミステリと思って読んでいたつもりだったんだけど、実は
別のところに力点があったもんで、連れて行かれる方向が変わって
しまったようになって、感じていたんだろうな、などと自己分析。

それでもさらにもう一度、読み直してみたい小説ではあります。
ディックさんの書評に「なるほどその通り」と思いつつ、
そして、パリとロンドンには、近々行ってみねばなるまい、などと
目論むのでした。

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紙の本

隠された歴史の「真実」をめぐるノンストップ・ミステリ

2004/06/02 13:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:タカザワケンジ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ルーブル美術館館長ソニエールが謎の襲撃者によって殺害された。事件現場は深夜のルーブル美術館。その晩、ソニエールと会う約束をしていたハーヴァード大学の宗教象徴学の教授、ロバート・ラングトンは、フランス司法警察中央局の手で参考人として現場に連行される。そこでラングトンが目にしたのは、床に大の字になり、腹に自らの血でペンタクル(五芒星)を描いた全裸のソニエールの姿だった。しかも、ブラックライトを当てると、ソニエールの全身を円が囲んでいた。その姿はレオナルド・ダ・ヴィンチが残した「ウィトルウィウス的人体図」そのものだった。しかも、そこにはこんな謎めいた言葉が残されていた。

 13-3-2-21-1-1-8-5
 おお、ドラゴンのごとき悪魔め!
 おお、役に立たぬ聖人め!

 ソニエールは死の間際に何を伝えようとしたのか? ラングトンは司法警察から重要参考人と見なされるが、ソニエールの孫娘でもある暗号捜査官ソフィーの助けを借りてルーブルから脱出、専門の宗教象徴学の知識を用いてソニエールの遺志の解読に挑む。しかし、そこには人類の歴史の「常識」を覆しかねない大きな秘密が隠されていた・・・・・・。

 上下巻の大長編ともなると、いざ、読もうという決断にも勇気がいるが、こと『ダ・ヴィンチ・コード』に関する限り、覚悟も決意も必要はない。読み始めるやいなや、最後まで一気に読み進めることになるだろう。したがって、上巻だけ先に買うと、下巻を手に入れるまでにじれったい時間をすごすことになる。ぜひ上下巻同時に購入することをおすすめする。

 あのアイザック・ニュートンやヴィクトル・ユゴー、ボティッチェルリ、そしてダ・ヴィンチも総長を務めたという秘密結社「シオン修道会」。殺人の背景には、彼らが守ってきた「要石(キーストーン)」の存在があった。「要石(キーストーン)」とは、カソリック教会がひた隠しにしてきたある事実を暴く「何か」だった。「要石(キーストーン)」のありかをめぐって、カソリックの原理主義団体オプス・デイが暗躍し、ラングトンたちを追ってフランス司法警察の鬼警部が横紙破りの捜査をする。手に汗握るサスペンスと、驚愕すべき歴史的事実が次々に明らかになる。

 本書の冒頭で、作品に記述されている登場する絵画や史料や組織はすべて実在し、記述されている内容も事実に基づいていると作者は断っている。読者はまず、常識を覆すような「事実」の奔流に愕然とさせられるだろう。しかも「ネタ」の面白さを巧みに物語の推進に生かし、スピーディーな展開で読者を引っ張る手腕は並大抵の力量ではない。いったい、作者のダン・ブラウンとは何者なのか。64年ニューハンプシャー生まれというからまだ若い。英語教師を経て2000年にラングトンシリーズ第1作の『天使と悪魔』(角川書店)で作家デビューしたが注目はされず、2作目の『ダ・ヴィンチ・コード』が突如ベストセラーランキングの上位に登場し、脚光を浴びたという。角川書店の『ダ・ヴィンチ・コード』に掲載されている著者インタビューによれば、ダ・ヴィンチの絵を研究していたこともあったようだ。
 
 ダ・ヴィンチ、カソリック教会にまつわる謎とタブー、秘密結社、異教信仰の実態、暗号解読……これらのキーワードにピンと来る人にはたまらないミステリーだ。なお、本書に登場するダ・ヴィンチの絵や教会については図版が一切掲載されていない。興味のある方は(いや、読んでいれば、必ず見たくなる)角川書店の公式サイトを参照することをお薦めする。ただし、上下巻最後まできっちり読み終えてから、だ。(タカザワケンジ bk1エディター)
→下巻はこちら

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紙の本

聖書の中の事実と真実

2006/03/16 20:47

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉田照彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書に記されているイエス・キリストの「秘密」については、同名映画の公開を前に、米カトリック司教会議が反論サイトを立ち上げるなど、各方面に波紋が広がっているようだが、おそらく、多くの良識あるキリスト教徒にとっては、それほど深刻な問題ではないのではないかという気がする。
 そもそも、著者自身が作中で、主人公にこういわしめている。
「ソフィー、世界じゅうのすべての信仰は虚構に基づいているんだよ。(中略)信仰を真に理解する者は、その種の挿話が比喩にすぎないと承知しているはずだ」
 人ぞれぞれ解釈の仕方は違うかもしれないが、僕はこの部分を、事実と信仰は別ものであり、本書に記された「秘密」がたとえ歴史的な事実であったとしても、真の意味での信仰には影響がないはずだ、との表現と読む。
 奇しくも、生前敬虔なカトリック信徒として知られた遠藤周作氏が『イエスの生涯』という作品の中で、イエスのベツレヘム(ベトレヘム)生誕説について、こう述べている。
「私達は聖書を読む時、この事実ではないが魂の真実であるものを、今日の聖書学者たちの多くがなすように否定することはできぬ」
 真実と事実の違い。——実はこれと同様の表現が『司馬遼太郎全講演[1]』にある。
「つまり、史実は空想、想像の触媒として重要なのであって、史実の延長線上に歴史を語らせる歴史家の仕事と、作家の仕事とは違うわけなのです。
 史実という触媒でもって、全く違う化学変化が起きなければ、小説にはならないわけです。
 といっても、別にうそ話を書くという意味じゃありませんよ。小説はあくまでも人間のための芸術ですから、人間のトゥルーを探るためだけに、ファクトが必要なのです」
 司馬氏のいう「史実」と「小説」を、遠藤氏のいう「事実」と「真実」に置き換えて読んでみると、その共通点が見えて来はしないだろうか。実際、司馬氏が別の講演の中で、「宗教とはフィクションである」と述べているのを考え合わせると、なお興味深い。
 僕のような異教徒は、本書の明かす「秘密」がキリスト信仰に与える影響というものにどこか底意地の悪い興味めいたものを覚えないでもないが、おそらく、多くのクリスチャンにとっては、事実と真実とは別ものであり、「秘密」の真贋が信仰に影響を与えることはないのだろうと思う。

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紙の本

歴史と謎と絵画と

2005/05/04 23:30

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史、絵画、音楽、謎いずれかへの興味がある人ならば誰でも楽しめるのでは。
ルーブル美術館へは5年ほど前に行きましたが、本作の描写を読んで、記憶にあるルーブルの映像がまざまざと蘇ってきました。原作者もさることながら、訳者の表現力も素晴らしい。違和感なく最後まで読めました。
ミステリーとしてのみならず、フランスやパリが登場するので、旅情の趣もあり楽しめます。
しかし何と言っても、「聖杯」(変換されない!)の正体とそれを巡る歴史が衝撃的で、先入観を打ち砕かれました。多少の知識があれば、私程“びっくり”じゃないのでしょうが…。
売れる本には売れるなりの訳があります。

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紙の本

レオナルド・ダ・ヴィンチの残した暗号はいったい何を示しているのか

2004/11/28 21:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:格  - この投稿者のレビュー一覧を見る

 前作『天使と悪魔』から約一年後の設定.舞台はパリ.ルーブル美術館の館長,ソニエールが殺される.たまたまパリに講演で来ていて,当夜館長と合う約束をしていたラングドンが,フランス警察から協力を求められる.複雑怪奇なダイイング・メッセージの解読のためだけではない.実は,そこの最後には,ラングドンを呼べと,血で書かれていたのだ.そして,やはり現場に駆けつけた暗号解読官のソフィーは,… 以後,殺人の罪を疑われたラングドンとソフィーの暗号探しの逃避行が始まる.

 なぜか前作のヒロインヴィットリアとは一年以上もあっていないらしい.オプス・デイなる超保守的キリスト教秘密結社と異教の女神を崇める最高の集団とも言うべきシオン修道会の戦いとも言っていいようであるが,殺人の動機は上巻ではわからない.

 前作同様,秘密儀式や芸術に関する事項はすべて事実であるというが,以下のような話はまさに驚きのオンパレードである.つい,ほんとにほんとうかどうか,調べたくなってくる.また,以下のように書くと退屈な話のように思えるかもしれないが,やはり事実の重みからくるのか,実に興味深く,スピード感もあいまって,退屈することはない.一つの暗号を解くと,すぐにまた次へ,という追いかけっこが前作同様で,またか,という感もあるのだが….

- フィボナッチ数列の二つの数字の比は黄金比に限りなく近づいていく.
- モナリザの名称は男の神アモンと,女の神リザを合わせて並べたものである.
- 今日の形に聖書をまとめたのは,異教徒のローマ皇帝であったコンスタンティヌス帝である.
- 日曜日は異教の太陽神を祝福する聖なる曜日である.sunday(日曜日).
- イエスが神となったのは,ニケーア公会議における,僅差の投票結果による.

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紙の本

謎は探すもの、作るもの、解き明かすもの

2004/09/03 02:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

 こんな物語を書いたら、それこそバチカンの暗殺者に狙われるのでは…と思ったりしてしまいますが、アチラの映画や本ではこの手のテーマをよく題材にしていますよね。キリスト教など宗教を実感的に見ることが出来ないので傍観者のような受け止め方しかできませんが、当たり前にその世界に身を置いている読者はどんな感想を持つだろうか興味あります。

 ストーリーはルーブル美術館の館長が殺害され、奇妙なダイイングメッセージを残した事から始まります。たまたまフランスを訪れていたハーバード大学の宗教象徴幾何学教授のランドンは犯人と疑われますが、フランス司法警察、暗号解読官で館長の孫娘ソフィーと共に余儀なく逃亡し、館長殺害の犯人を追いながら歴史を揺るがしかねない壮大な謎に挑戦…と、来れば面白くないわけないです。映画のカット割りのように展開されるストーリーはテンポが良く、時間経過もわかりやすいです。目の前に浮かび上がるような描写は鮮明。

 テンプル騎士団、キーストーン、聖杯、にバチカン、オプス・デイ、そしてシオン修道会とワクワクするフレーズは歴史ドラマ。シオン修道会の歴代総長にレオナルド・ダ・ヴィンチ、アイザック・ニュートン、ヴイクトル・ユーゴが名を連ねているなんてすごいです。そんな公表されている事実、確認できる事象に現存されている物品、そこへ新解釈を当てはめて行くわけで、まるで理論物理学。「ベストセラーなんて」と見ない振りをしたくなる天の邪鬼ですが、素直に読んで良かったぁ。

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紙の本

歴史仕様のマイクル・クライトン

2004/07/10 18:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ディック - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ハーバード大学の宗教象徴学教授ラングトンは、パリのホテルで就寝中にフロントからの電話でたたき起こされた。訪問者は司法警察の警部補で、殺人現場へと任意同行を求められる。その現場とはなんとルーブル美術館で、殺されたのは美術館長なのだが、館長は死の間際に自らの身体を使い奇怪な暗号を残していた。
 その暗号を解くのを手伝えと言われるのかと思っていたら、現場に現れた暗号解読担当の女性捜査官が、ひそかにラングトンの注意をひこうとする。館長のスケジュールには死亡時間にラングトンと会う約束が記録されており、自らが容疑者なのだと彼女から知らされた。
 温厚な学者であるラングトンだったが、この女性捜査官にそそのかされて気が変わり、美術館からの脱走を決意してしまう。
 このときから、逃亡と追跡劇がスタート。奇怪な暗号の謎解きをしつつ、秘密結社が隠したと伝えられる聖杯探索の冒険も絡んで、上下2巻という長さながら、まったく退屈させないめまぐるしい物語が始まる。

 『ダ・ヴィンチ・コード』という小説のおもしろさは、マイクル・クライトンの小説と似ている。
 マイクル・クライトンの場合、最先端科学のアイデアと知識がちりばめられてあって、それが小説のアイデアの骨格をなしているが、本書ではマイクル・クライトンの「科学」が「宗教・美術工芸・歴史」に切り替わっている、と考えればよい。
 そう理解すればあとのつくりはさほど変わらない。
 多彩な登場人物が上手に描き分けられているものの、人物像の掘り下げは深くない。物語の展開がはやく、十数ページごとに新たな展開が起きるよう、著者自らがルールを課して書いたのではないかと思われるほどである。予想もつかない方向へストーリーが展開するので、読書を中断するのはかなり決心がいる。
 小説というよりは映画に最適の作りだが、次々と現れる暗号の謎解きをしながら宗教建築や美術作品に隠された歴史の暗部を探るということが、本書のおもしろさの重要なファクターになっており、この部分は映画に作りかえたら楽しみが薄れてしまうかも知れない。
 ダ・ヴィンチの絵画でも有名な、イエスの最期の晩餐に使われた聖杯は実在するのか。それとも何かの象徴であるのかなど、歴史の謎を探求するおもしろさは、確かに本書の最大のポイントである。

 読後感は「ああ、おもしろかった」というもので、登場人物への感情移入から生まれてくる小説特有の深い味わい、というようなものを期待してはいけない。善かれ悪しかれマイクル・クライトン風なのだ。

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紙の本

眠れぬ熱帯夜には理解できない「知のラビリンス」よりは疾走感あるエンターテインメントが良い

2004/08/07 12:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界史を動かす巨大な陰謀がある。これまでの人類の歴史はその陰謀の展開の過程としてあった。あるいは、延々として闇の結社に守り継がれている巨大な秘密がある。それが白日のものになれば現在の世界秩序は崩壊する。この種のミステリアスな骨格に各方面の専門知識、文明論、宗教論などなど読者をうならせる薀蓄を絢爛豪華にちりばめた長編小説の傑作がいくつかある。
たとえばエリエット・アベカシス『クムラン』(角川書店)、死海文書の謎を軸に現代を舞台にした不気味な神学ミステリーであった。日本の最近の作品で言えば荒山徹『魔岩伝説』(祥伝社)、李朝朝鮮と徳川幕府の存亡にかかわる大秘事を仕立て、あまり知られていない当時の外交史を紹介する「冒険伝奇小説」がある。
しかし、なにをおいてもこのジャンルの代表作といわれるのがウンベルト・エーコ、(本書と同じくテンプル騎士団が登場するから)『フーコーの振り子』であろう。
ところでこの『フーコーの振り子』であるが、世上、大傑作と言われている。実は私は読めていない。冒頭の「フーコーの振り子」がいけない。なんどとなく挑戦しているのだが、中学生のころ上野の国立科学博物館で「フーコーの振り子」をなぜこれが地球の自転を証明しているのかとぽかんと見上げた記憶がよみがえり、いまだにわけのわからない自分が恥ずかしく、読み進むにつれもっともっと難しい概念の羅列に翻弄されて数十ページで読むのを放棄してしまうのだ。「知のラビリンス」などと絶賛される作品であってもその薀蓄が理解できない私にはなんの価値ももたないのである。
それよりは楽しく読める作品のほうがよい。
本書もキリスト教の根幹を揺るがす大秘密があって陰謀があって闇の結社がある。そして新ルーブル美術館建設の裏話、キリスト教正統教義の成立過程、フィボナッチ数列、ダ・ヴィンチ名画に隠された暗示など盛りだくさんの挿話がある。宣伝のコピーと百ページも読めばエーコの向こうをはった作品かと思い、それを期待したくなるものだ。
実はその類ではないのだ。
学者先生と暗号解読専門家の美女がいわゆる聖杯伝説というジャンルの謎を追って警察や暗殺者から逃げ回る。追いつ追われつの「ジェットコースター型エンターテインメント」だ。この学者先生はハリソンフォードのようなタフガイではなく、物語には魔物がでるような荒唐無稽性はないが、映画インディ・ジョーンズ『最後の聖戦』を髣髴させるところがある。
そこに小難しい薀蓄はない。興味をそそられる「トンデモ的お話の数々」があるのだが、しかもこのスピード感の妨げにならない程度にバランスよく挟み込まれているところがたいへんよい。
まだまだ熱帯夜が続くこの夏、眠れずに悶々とするならばこれはお薦めの書である。

書評集(よっちゃんの書斎)はこちらです。

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紙の本

傑作とまではいえないが、値段分の価値はある。

2004/07/23 14:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SCORN - この投稿者のレビュー一覧を見る

 非常にリーダビリティは高い作品。上下巻一気に読める。最大の売りである図象学、宗教学絡みの蘊蓄についても、読者の興味をひきそうな結論的な要素だけが語られるので、難解さは全くなく、読みの流れが停滞することもない。ただ、そのうらはらではあるが、題材の割に軽い印象の作品となってしまっていることは否めない。個人的好みとしては、エーコのようにとまではいわないが、もう少し厚めに書き込んでほしいところ。
 細かいカットバックを積み重ね、場面場面に小さな盛り上がりを持ってくるプロット展開のスタイルは、ジェフリー・ディーヴァーなどに似ている。ページをめくる手を休めさせない効果はあるのだが、全編、これをやられると少し鼻についてくる。もう少し抑制してもよい。
 その他、小姑的な文句のつけどころはいろいろあるのだが(例えば、でてくる暗号がどんどんショボくなる、伏線張りに細工を弄しすぎて興をそいでいる、実在の地名・団体名を使用していることが一種の限界になっている等)、総体として値段分は十分に楽しませてくれる作品であることは間違いない。
 なお、本書中に引用される蘊蓄的知識の中には、学術面で通説とはいえないものも結構あるので、ここで仕入れた内容を他で引用するときには、別の文献等で裏取りをしておいた方がよい。

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紙の本

レベル以下

2006/03/10 18:01

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぱんくぽんく - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界的大ベストセラーの文庫判登場である。
映画公開間近、盗作訴訟など話題を呼ぶ中で文庫判が店頭に並ぶわけだから、タイミングばっちり、角川書店はウハウハだろう。
ところでその内容はどうか。
オーソドックスなミステリーファンにとっては、レベル以下の作品と断言できる。
確かに舞台や道具立てはすごい。冒頭いきなりルーブル美術館での殺人、容疑者は高名な学者で、美人で聡明な被害者の孫がからみ、さらにカトリック教会やフリーメーソンも登場、キリスト教や絵画に関するうんちくも豊富だ。
しかし、そうした衣装を外し、一編のミステリーとしてみればどうか。
文中にしばしば出てくる暗号解読の幼稚さをはじめとして、謎解き自体がロールプレイングゲームもどき。最後の結末も途中で十分予想できるし、展開も非常にご都合主義。人物造型も何ともステロタイプで、ミステリーとしては2流以下。本当のミステリーファンがよく怒らない者だと思うが、よく考えてみるとそうした人はこんな駄作は読まないか、ごめん。

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紙の本

ちなみに、この本を読んだ娘たちの評価は極めて高かった。『指輪物語』を読まないで『ハリー・ポッター』に出会ったようなものだ、といったら納得してもらえるだろうか。上には上がいるのである

2004/08/01 22:50

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の名前を云々するのは何だけれど、確か小野不由美のティーンズノベルに、ジョン・ブラウンという大阪弁の面白い神父がいたよなあ、あの子かわいかったなあ、我が家の娘二人もずいぶん騒いでいたしなあ、と連想ゲームをしてしまう。

で、この本について薀蓄を傾けたのが我が家の中二次女である。「学校のお友だちのお父さんが、今、読んでるんだって」「なんだか、大人版のハリー・ポッターみたいなこといってたよ」などなど。うーん、ハリー・ポッター=軽薄と評価の決まった我が家では、君の二言目はちっとも誉め言葉にはならんのだよ、我が家のモーリー・ムーン。

「ルーヴル美術館館長ソニエールが館内で死体となって発見された。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングドンは、フランス警察より捜査協力を求められる。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっており、さらに、死体の周りには、複雑なダイイングメッセージが残されていた。館長の孫娘でもあり、現場に駆けつけてきた暗号解読官ソフィーは、一目で祖父が自分だけに分かる暗号を残していることに気づく……。
〈モナ・リザ〉〈岩窟の聖母〉〈ウィトルウィウス的人体図〉。数々のダ・ヴィンチ絵画の謎が導く、歴史の真実とは!?」

これが上巻。下巻は

「ソニエールが死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。彼は捜査協力ではなく第一容疑者として現場へ連れてこられたのだ。ソフィーの機知により苦境を脱したラングドンは、彼女が祖父の残した暗号を解く手助けをすることになる。フィボナッチ数列、アナグラム……数々の象徴の群れに紛れたメッセージを解き進む二人の前に現れたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くして暗号を描き込んだ絵画〈最後の晩餐〉だった。そして、絵の中に長年秘されてきた驚愕の事実が、ついに、白日の下にさらされる!
キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた巨大な謎の奔流 世紀の大問題作!」

派手なうたい文句だなあ。所詮、キリスト教内部の話じゃん、それを「ヨーロッパの歴史を塗り替えた巨大な謎の奔流 世紀の大問題作!」だなんて。なぜか爆笑問題の大田の顔が浮かんできちゃうしねえ。情報量という意味では、そこそこである。ただし、テンプル騎士団などについてはもっといい本があるし、ヴァチカンの陰謀については食傷気味、それ以上じゃあ全くない。目新しいといえば、ダ・ヴィンチの修復なった『最後の晩餐』に関する部分だけれど、所詮薀蓄のレベルを出ない。

そして何より物足りないのが人物。ソフィーとラングドンといういい組み合わせを創ったのに、これがまったく魅力がない。ちょっと話が進むと場面転換、というテレビ番組並みの構成も、あまりに映画化を狙ったアザトイ作りと言いたい。ま、これを「大人版ハリー・ポッター」とは、よく言ったりではある。確かに『指輪物語』の深さ、『ゲド戦記』の晦渋の及びもつかない。

この手のレベルの本を持ち上げるのは『羅針盤の謎』の時と同様、私には全く分からない。黄金比といった、先に数字ありきで、それを様々に当てはめていく論法も噴飯だが、それらを情報量が多いとはよくも言ったりである。半村良『石の血脈』と比べてみれば、その小説としての伝奇小説としての完成度の差に唖然とするのではないか。

ちなみに、この本を読み終わった高一長女は、件の黄金比の話に感心しながら、「でも神林長平の『膚の下』には及ばないよね」と喝破した。その通り、物語作家としての資質だけではない、志の高さが全くチガウノデアル。海外でどこまで評判になったか知らないが、水準をこえる話ではない。ちなみに、次女は下巻巻頭に、秘められたカラー口絵を発見した。この本の最高の点はそこにある。

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2004/09/27 01:18

投稿元:ブクログ

上下巻いずれも未読なのですが、どんなものかなー、と気になる本。レビューを読む限り、謎解きっぽい本なのかしら?さすがコード(code)と言うだけあって、そうなんだろうなぁ、と。

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