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ある愛書狂の告白
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.5 2件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.5
  • 出版社: 晶文社
  • サイズ:20cm/356p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7949-2662-3
  • 国内送料無料

紙の本

ある愛書狂の告白 (シリーズ愛書・探書・蔵書)

著者 ジョン・バクスター (著),笙 玲子 (訳)

本を読むだけでうさん臭く見られるオーストラリアの片田舎で育った少年が、いかにして愛書家になったか。ロンドン、カリフォルニア、パリと移住しつつ本に熱狂を傾けた生涯を語る。目...

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ある愛書狂の告白 (シリーズ愛書・探書・蔵書)

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商品説明

本を読むだけでうさん臭く見られるオーストラリアの片田舎で育った少年が、いかにして愛書家になったか。ロンドン、カリフォルニア、パリと移住しつつ本に熱狂を傾けた生涯を語る。目指す本をいかに入手するか。古書の価値の見分け方。上手な売り方。コレクションのつくり方。インターネット時代の最新古書業界事情。海外の蒐集家、古書店主やブックハンターたちの生態がユーモアたっぷり、手に取るようにわかる。本を愛するゆえに体得した、蒐集の生きた技術を教えます。【「BOOK」データベースの商品解説】

本を読むだけで胡散臭くみられるオーストラリアの片田舎で育った少年が、いかにして愛書家になったのか。ロンドン、合衆国、パリと移住しつつ本に熱狂を傾けた生涯を語る。本の入手、古書の価値の見分け方など満載。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジョン・バクスター

略歴
〈バクスター〉1939年オーストラリア生まれ。映画評論家。作家。映画監督の伝記を多く手掛ける。現在パリ在住。著書に「地球に落ちてきた男」「フェリーニ」など。

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みんなのレビュー2件

みんなの評価4.5

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

シリーズ愛書・探書・蔵書って謳っているけれど、この本てその中の何冊目なんだろう。でも、このカバーデザインは、秀逸だあね。ウィスキー瓶が似合いそう

2004/08/28 22:56

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

「本を読むだけでうさん臭く見られるオーストラリアの片田舎で育った少年が、いかにして愛書家になったか。ロンドン、カリフォルニア、パリと移住しつつ本に熱狂を傾けた生涯を語る。
 目指す本をいかに入手するか。古書の価値の見分け方。上手な売り方。コレクションのつくり方。インターネット時代の最新古書業界事情。
 海外の蒐集家、古書店主やブックハンターたちの生態がユーモアたっぷり、手に取るようにわかる。
 本を愛するゆえに体得した、蒐集の生きた技術を教えます。」

というのが、カバー折り返しだけれど、ここでイチャモン。といっても文章の内容ではないので、できれば実物を見て確認してほしい。何か、というと上記の文章のカタカナ部分の活字が、他の文字に比べて一回り小さいのである。これが、とても読みにくい、というか見にくい。別にポイント数を上げて他と揃えたたところで、たいした活字量ではないのである。何でこんな愚かなことを、と思う。案外、こういう本が、貴重なものとして古書の世界ではもてはやされたりして。

さて、著者であるジョン・バクスター。わたしはまったく知らない。著者略歴では1939年のシドニー生まれ。15歳で学校をやめ、鉄道会社勤務。退職して30歳で渡英。BBCラジオで放送作家、司会者をつとめ、大学の客員教授、ハリウッド・ジャーナリストをへて、映画関係の伝記作家・評論家として活躍。

ということは、私の興味範囲とは殆どかぶらないので、知らないのも当然だろう。で、「愛書狂」という三文字が私をこの本に向かわせた。でだ、この本、あくまで愛書狂の告白なので、バクスター自身の人生についての話も多いのである。例えば、彼は今パリに住んでいるのだけれど、その原因となった奥さんとの出会いや、彼女の一族との食事の光景などは、本に興味がない人でも十分楽しめる。

でも、やっぱり面白いのはSFの蒐集だろう。SFこそ質より量というのが、この世界の常識らしいのだけれど、作家のサイン本を求める、或いはサインを入れてもらうために作家の下を訪れるマニアというのが、実際にいるんだ、とか、ついこの間出たばかりの『ハリー・ポッター』の初版ですら高値がついていると知ると、彼我の差に驚いてしまう。

グレアム・グリーンが好きな私は、折角集めたものを一括売り払ってしまったバクスターの蛮勇に呆れるというよりは、哀しくなってしまうほうだけれど、たとえばアッカーマンのようなSF界の有名人の名前を見ると(作家は当然出てくるけれど)、マニアの世界も捨てたもんじゃあないと思う。

それにしてもなあ、偏見を承知で言うけれど、オーストラリアと古書ってのは似合わないよなあ、イギリスとは言わなくても、アメリカであれば納得できるのに、カンガルーのいる世界で古書だ、サイン本だっていってもなあ、オーストラリア人作家くらい日本で無名の存在ってのはないからなあ。ガース・ニクスがそうだったかな、私の認識ってそんなものだもの。

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2005/01/07 10:29

投稿元:ブクログ

ああ、なんと甘美で罪深い書名(笑)

伝記作家・映画評論家・本の蒐集狂、ジョン・バーンズの自伝的エッセイ。
自伝と言っても、ずっと本絡みの話ばかり。

エッセイなんで、あらすじは書けないけど、
この書名ににんまりする人は必読。
目次のSFコレクションは質よりも量、で新刊で買うのを決定。

いつもこの手の本を読んで思うんだけど、
本当に洋書と日本の古本事情はまるで違う。
装丁、出版社、版、そのそれぞれが日本と意味が異なってくる。
まぁ、出版事情が異なるのもあるんだろうね。
初版の意味の大きさがかなり凄くて、
最近では『ハリー・ポッター』『バフィ』の初版が高値で取り引きされているそうだ。
ちょっと前だと、パトリシア・コーンウェルとか人気があるって読んだことあるな。

しかし、古本の形態は違えども、古本者の生態は東西を問わないらしい。
・男と女の本の集め方の違い。
・なんで、TVお宝鑑定番組に古書が出ないのか?
・ネットオークションで見当外れなセールストークをしている奴。
・なんで自動車を運転しないのか?
などなど。
ちなみに、椎間板ヘルニアになってないと、いっぱしブックハンターと言えないそうだ。
なんとかその条件を満たしてるな(笑)

他にも、SF者としては、
キングズリー・エイミスやボンフィリオリの話なんかひじょうに興味深い。

オススメ。

この作者、聞き覚えあると思ったら、
『ヘルメス落ちてくる地獄』の作者か。

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