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戦争における「人殺し」の心理学(ちくま学芸文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 68件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.5
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま学芸文庫
  • サイズ:15cm/509p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-08859-8
文庫

紙の本

戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

著者 デーヴ・グロスマン (著),安原 和見 (訳)

〔「「人殺し」の心理学」(原書房 1998年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】

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戦争における「人殺し」の心理学 (ちくま学芸文庫)

税込 1,620 15pt

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みんなのレビュー68件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

戦争における人殺しを歴史学・心理学から探ることで人間の精神に迫る労作

2008/02/19 23:42

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Skywriter - この投稿者のレビュー一覧を見る

 チャップリンはヒトラーを痛烈に皮肉った『殺人狂時代』において、「一人殺せば人殺しだが1000人殺せば英雄だ」と嘯いたものである。残念なことに、20世紀は多くの”英雄”を生み出した時代でもあった。

 一将功為りて万骨枯る、という言葉があるように多くの人々が犠牲になっていった。しかも、ナポレオン戦争やアメリカの南北戦争あたりから、戦争は戦場での短期決戦で済むものではなく、国家の総力を挙げて行うものとなっていったため、とてつもない数の死傷者が出てしまった。

 悲惨な歴史に目を遣る時、我々の関心はどこに向かうだろうか。その一つは英雄達であるのは間違いなかろう。ハンニバルやカエサル、曹操や織田信長らの活躍には多くの人々が興味を持ってきたし、それは今後も変わらないだろう。そしてもう一つは、英雄の活躍の背後で無残に屍を晒してきた人々への哀悼ではなかろうか。

 しかし、戦争には英雄と犠牲者だけが居たわけではない。歴史上、何十万、何百万という無名の兵士達が存在した。彼らには彼らなりの理由があって、戦争に関与することになったわけだ。これらの人々に十分光が当てられてきたとはとても思えない。

 本書は永きに渡って省みられることのなかった兵士達の実像を戦場考古学や聞き取りによって明らかにしている。

 その成果から現われてきたのは、意外なことに、兵士達は自分の命が危機に晒されているその中であっても敵を殺すことを躊躇する、というものだ。

 たとえば、南北戦争では戦場跡から何発もの弾が篭められたマスケット銃が見つかるという。推測されるのは、ひたすら弾を篭め続けることで戦闘をサボタージュしているわけではないように演技しつつ、相手を殺すという決定的な行為を避けたのだ。また、古代の戦争を再現してみると、演習と実際の死者の間にはとてつもない開きが生じるのは間違いないらしい。

 兵士が人を殺したがらないという事実が決定的に為るのは、二次大戦後の聞き取りで、なんと15~20%程度の兵士しか発砲していなかったことが明らかになった。

 これは著者が指摘するように、人類への光明と誇りに繋がるものだ。

 だがしかし、様々な手法によって、ベトナム戦争では兵士の八方率は95%にまで跳ね上がった。一体、二次大戦からベトナム戦争の間に何があったのか。その謎は、心理学から解き明かすことが出来る。ベトナム戦争後に発生した多数のPTSD患者発生の謎も含め。

 20世紀に明らかにされた心理学の結果と、実際の訓練における効率的な訓練。その両者を詳細に知るのに、軍に奉職して長き時を過ごしてから心理学へ進んだ著者以上の適任者はそうはいない。人は人を殺したがらないという一般的な傾向、その傾向から外れる人々、更には人を殺したがらない人々を有能な兵士に変える手段。慄然とさせられることもあるが、多くの人にとっては他人を殺すことが最大の抵抗になる、という事実には一抹の救いがあるように思えてならなかった。

 また、殺人を許容できるようになるまでの、様々な点が解説されていることも興味深い。つまり、人を殺さないようにするには本書で指摘されていることの反対を行えば良いのだから。

 歴史、心理学、そして何より痛ましい事実の数々から、殺人への抵抗感と、殺人を強制された結果が兵士に何をもたらすかといったことまで、殺人に関わる状況が網羅されている。きっと、本書を読めば人間という存在をより理解できるようなるのだろうと思う。

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紙の本

「殺人と抵抗感の存在−セックスを学ぶ童貞の世界」読みたくなる章題でしょ

2004/11/10 23:29

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:PALE FIRE - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人類の財産ともいうべき書物。
 読書が強烈な「経験」に変貌する至福の一冊。
 自分の経験を通してしか物を考えることができなければ、窮屈で偏狭な結果にしかたどりつかない。だから人は本を読むのだろう。書物を通して、多様な他人の生涯を、たどりつかない宇宙の果てを、極小の昆虫の巣穴をわれわれは経験する。
 この本の著者は「戦場での殺人」という現在の日本では大部分の人が無縁におわる体験を、収集、分類、考察する。そのさまは丹念、フェアで、生理学・心理学を背景に論理性も揺るぎがなく、サイエンス、学問の形を確固としている。のみならず、すぐれた戦記だけがもっている鋭く心を穿つヴィヴィドなケースタディと、戦争詩人たちの美しい一節を添えたエピグラフが読み物として奥行きを与えている。

 この本を読んだ後では、もはや以前と同じように「殺人」を見ることはできない。
 戦争のイメージの源泉である古代から未来にわたる戦争映画を、悪人を斬殺して町民を救う時代劇を、占星術の予言を成就するために女性を切り刻むミステリーを、もはや薄っぺらな戯言としてしか見ることはできない。
 一方、今までのように「市街戦で双方に少人数の死亡を確認」という小さな新聞の記事に痛ましさを感じることなく読みすごすことはできないし、三面記事とされる傷害や殺人という隣人の事件のもつ圧倒的なリアリティに心を震わせることになるだろう。
 そして、ついには「暴力」という歴史の駆動力にまつわるすべての言説を懐疑するという知の誘いに抗うことはできなくなる。
 発掘して文庫化されたちくま学芸文庫の編集者の慧眼に賛嘆と感謝の言葉をささげたい。この一冊でもって同文庫のファンになった。翻訳もすばらしい。

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紙の本

兵士は人を殺せない

2010/12/07 09:36

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は人が人を殺す「殺人」について、色々な研究結果や実際の行為から考察している。とかく殺人が合法とされる「戦争状態の中での殺人行為」とはどのような事かに特化して、語られている。だが決して殺伐とした内容ではなく殺人を全く否定し、戦争中でも実は否定されているのだと、そう紐解いていくのだ。「戦争の実際」を客観的に冷静に分析するのに、非常に興味深い内容になっている。本書著者のデーグ・グロスマンは下士官から将校へと昇進し、今では中佐へと登りつめた人物である。しかもレンジャー隊員や落下傘部隊の資格も持っており、ばりっばりの最前線実戦部隊を経験した人物。さらには心理学者や歴史学者の肩書きさえ持っているという。そういう人間の言葉は重く、この上ない説得力がある。
 戦争とは愚かな物だ。おそらく人類が生み出した、最も愚かな行為である。人が人に最もしてはいけない事は、殺す事。だから人は人を殺すことを忌避する。それは今年行われた裁判員裁判で、初の死刑判決を下した民間裁判員が、後のインタビューで心労と苦悩を重ね涙さえ毀れたと吐露した事からも良く分かる。相手が犯罪者で憎むべき犯罪を起こしていたとしても、その命を間接的にさえ奪う事は辛いのである。その殺人行為が、一種の外交として認められているのが戦争である。そしてそこで殺人を職業にしているのが、兵士なのだ。さらに戦争では、殺しあう兵士同士に憎しみなど無い。大体兵士は、戦争など起こさない。戦争を起こすのは上層部であって、一介の兵士はただ命令に従って相手を殺すのだ。昨日まで親友だった二人が、国境を違えたというだけで今日は殺しあうかもしれない。憎しみも無い相手に銃を向け殺しあっているなんて、あまりにバカバカしい事だ。
 ところが本書は冒頭から衝撃的な一言を切り出す。「兵士は、相手を殺せない」と言うのだ。何と8割の兵士が、相手に銃口さえ向けられないという。一体それはどういう事なのか。兵士もやはり一般の市民と同様、人は殺したくないし殺せない。銃を発砲する際も、威嚇行為程度にしか使用していない兵士がほとんどだという。本当だろうか。しかし実際には、何百万人もの人々が戦争で殺されているではないか。その真意は、一体どういう事なのか。
 戦争における殺人、その時の兵士の心理を実際の戦闘からも科学的にも考察し、色々な殺人行為へと展開していく。殺人行為という、絶対に行ってはいけない事。それが許される戦争の実際を研究し考察することで、殺人行為を多角的多面的に見つめ科学的にも考察する。その結果、戦争も殺人行為も否定していく。非常に説得力のある作品、というより文献である。多少小難しい文章が続くので読みづらいかもしれないが、目を覆いたくなるようなひどい描写はないのでぜひ誰にでも読んでもらいたい一冊。そして戦争とはなんと愚かなことだろうと、思い至れば何よりである。

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紙の本

人を殺すとはどういうことか

2004/05/16 11:11

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:S.Titilat.M - この投稿者のレビュー一覧を見る

本著は米国陸・空軍士官学校にて教科書として使用されているものです。

殺人はいけないこと、普通の人なら抵抗を抱くその行為を命じられる職業、それが軍人です。
しかし、軍人といえどもやはり人間、われわれと同じように人を殺すことを好き好んでやっているわけではありません。

人を殺すとは、命を奪うとはどういうことなのか。殺人と性行動のつながりとは。人を殺した人はどういう思いになるのか、どんなストレスを受けるのか。
距離によってその思いは変わるのか、権威者からの命令・集団での殺人とは人を殺すことにどのような影響を与えるのか。
動物の命を自ら奪うことなく、食料を手に入れられるようになった現代は命を奪う行為をどのように変化させたか。

実際に従軍し、人を殺した兵士、殺さなかった兵士から体験を聞きまとめ上げられた、人間の本能に根ざす衝動と重圧を学ぶ教科書です。

万人に薦められる書籍ではありませんが、自衛官や警察官は必読です。

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紙の本

強烈。。考えなくては。

2015/10/25 20:36

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ottoさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪でないにしろ人間が同種の人間を殺すことについて、これほど考えた人が日本にいるだろうか。
 相手の顔が見えるぐらいの距離以下で、発砲したのは、第二次大戦で15から20%、しかも頭上を狙ったものが大半だった。それが朝鮮戦争で55%、ベトナム戦争で95%になる。そこには、軍隊が兵錬で、考えられないこと(殺せ!)を考えること、考えられないことをすることにパブロフの犬のように条件づけをおこない。そして考えられないことを否認(正当化)することが行われている。
 軍隊での兵錬が、普通の社会でテレビ、映画、ゲームの中で若者に対して行われていると忠告されている。そのことに社会は気づいていないと。

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2015/07/18 22:05

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2005/08/15 23:27

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2006/07/09 15:07

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2014/12/06 22:56

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2013/04/20 19:29

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2008/03/12 19:07

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2008/12/08 00:27

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2008/05/11 14:09

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2010/04/12 17:27

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2009/01/18 12:05

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