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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 14件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.4
  • 出版社: リトル・モア
  • サイズ:20cm/205p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-89815-115-9

紙の本

風音

著者 目取真 俊 (著)

沖縄の浜辺にある「泣き御頭(なきうんかみ)」と呼ばれる頭蓋骨が鳴らす「風音」。少年たちが「泣き御頭」にいたずらをした日から「風音」が止み、島の穏やかな日常にさざなみが立ち...

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風音

税込 1,430 13pt

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商品説明

沖縄の浜辺にある「泣き御頭(なきうんかみ)」と呼ばれる頭蓋骨が鳴らす「風音」。少年たちが「泣き御頭」にいたずらをした日から「風音」が止み、島の穏やかな日常にさざなみが立ち…。2004年公開の同名映画の原作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

目取真 俊

略歴
〈目取真俊〉1960年沖縄県生まれ。琉球大学法文学部卒業。「水滴」で第117回芥川賞を受賞。著書に「群蝶の木」など。映画「風音 The Crying Wind」では初の原作・脚本を手がける。

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

夏の日ざしのなかで

2004/08/11 21:29

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ナカムラマサル - この投稿者のレビュー一覧を見る

舞台は、沖縄の小さな村。この村の崖には、「泣き御頭」といって、側部に銃弾の貫通した跡のある頭蓋骨がある。村の言い伝えでは、この島にたどり着いた特攻隊員の骨だとされている。その穴を風が通り抜けるときに鳴る音を、「風音」という。
本作は、沖縄の美しさを余すところなく伝えている。海と空の青。白い波。風に鳴るサトウキビ畑。色鮮やかなブーゲンビリア…読んでいるだけで、脳裏にくっきりとこれらの情景が浮かんでくる。想像しただけで眩しい風景だ。
だが、本作で描かれる沖縄は、人々の悲しみの集う場所でもある。暴力をふるう夫から逃れるように、東京から戻ってきた女とその息子。特攻隊員として死んだ、愛する人の最期を知ろうと、十年間かかさず毎年、沖縄を訪れる老婦人。その特攻隊員の亡骸を処分した老人…それぞれの思いが交錯する様は、読んでいて胸が痛む。本土の人間がもはや通り過ぎてしまった(と思っている)「戦後」が、沖縄では現前の事実として存在する。それを象徴するのが「風音」だ。
声高に何かを主張しているわけではないが、この島で起きたことを風化させてはならない。作者の思いが伝わってくる静かな反戦小説だ。
本土に暮らす我々と、沖縄の人々の頭の中にある日本地図は、おそらく似て非なるものなのだろう。その齟齬を縮める一助となる1冊だ。
沖縄の自然の美しさは、彼らの悲しみを少しでも和らげるようにと、神様が用意したせめてもの慰めなのかもしれない。本作を読んで、そんなことを感じた。

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紙の本

風景に内在する記憶

2004/07/17 12:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポルチェスと現代思想 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まず、本作品の背景について
本サイトの「風音」の内容紹介のページにあるように、本作品は映画「風音 the crying wind」の原作である。だが作者による「あとがき」にあるように本作品は映画化された脚本を元に再構成(再執筆)された作品として位置づけた方がよい。原作は19年前に発表された「風音」である。
私は残念ながら短編版の「風音」は未読。機会をみて読み比べしてみたい。

本作品について
物語は沖縄のある村に二組の訪問者が訪れることで始まる。
一組目はかつて村を離れ東京で生活した女性で、小学生の息子を連れて実家に戻る。詳細は略すが、生まれ故郷で生きていこうと決めた女性である。
二組目は特攻部隊でなくなったとされる、かつて恋仲だった男性の遺品や遺骨を求めて旅する老齢の女性。
物語は二組のエピソードを基軸に、村の外れに残る風葬場を主な舞台に展開される。そこには、かつて戦場であった土地や海にまつわる語りがあり、生まれ育った者、語りの中で現れすでになくなってしまった者のエピソードが巧みに織り交ぜられている。

少年たちにとっては遊び場であり、根性試しの場所である風葬場は、
訪れる者にとっては自らの記憶や想いを確認する場所であり、
そこで生きていく者にとっては、自らの一生を問い返す場所でもある。

沖縄の青い海やサトウキビ畑はごくありふれた風景であり、
観光客用にアレンジされて切り取られた「風景」でもある。
そしてそこにはいつまでも見る者が何かを想起させる記憶を持つ「風景」でもある。

生まれ、生き続ける人たちが思い続けるのは、風景として、当たり前のなかに存在する場所に内在している記憶や想い出といかに向き合うのか、という問いのような気がした。

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2004/10/13 20:47

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2005/04/19 11:58

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2006/03/16 12:27

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2007/04/14 17:30

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2014/07/15 18:29

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2021/02/15 21:31

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2023/03/26 07:29

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