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近代日本の徴兵制と社会
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  • カテゴリ:研究者
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 吉川弘文館
  • サイズ:22cm/342,7p
  • 利用対象:研究者
  • ISBN:4-642-03764-0
  • 国内送料無料
専門書

紙の本

近代日本の徴兵制と社会

著者 一ノ瀬 俊也 (著)

「普通の人々」が国家のために殺し殺される徴兵制は、どう受け入れられたのか。徴兵制維持のサブ・システム=「軍隊教育」と「軍事救護」を分析。戦争自体をも正当化する論理がいかに...

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近代日本の徴兵制と社会

8,640(税込)

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商品説明

「普通の人々」が国家のために殺し殺される徴兵制は、どう受け入れられたのか。徴兵制維持のサブ・システム=「軍隊教育」と「軍事救護」を分析。戦争自体をも正当化する論理がいかに語られていったのかを解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

一ノ瀬 俊也

略歴
〈一ノ瀬俊也〉1971年福岡県生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程中退。人間文化研究機構国立歴史民俗博物館助手。比較社会文化博士。

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著者コメント

2004/06/04 03:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一ノ瀬俊也 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 近代日本において、普通の人々が殺し殺される徴兵制とは、いかに社会に根付いていったのでしょうか。本書では、この問いを1「軍隊教育」と2「軍事援護」というふたつの素材をもとに考えてみました。
 1「軍隊教育」では、日本の軍隊が兵士に「日記」や軍隊の「感想」を書かせて何が正しい規範であるのかを示す教育を行っていた、という興味深い事実に注目し、日記などを書くことを通じて、兵士がよき兵士へと型にはめこまれていく過程を描きました。
 2の「軍事援護」とは、兵士とその家族たちに対する物質的・精神的な援助をさします。それは兵士たちが後のことを心配せず、戦いに専念させるという、ひとつの国家的政策として行われました。本書では、兵士たちに対する人々の激励が、その本来の思いとは別に、彼らに「国のための死」を強いてしまった、という皮肉な結果に終わったことを指摘しました。近代日本の徴兵制とは、決して国の強制や一片の法律だけではなく、そうした多様な制度・支援によってはじめて存続し得たわけです。
“国のための死”が問題となっている現在、読んでいただければ幸いです。

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