紙の本
デビュー作
2017/02/28 00:45
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投稿者:みかみか - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜光さんのデビュー作で、かなり好きなお話です。
執着の強すぎる攻めはデビュー作から既に健在ですね。
イラストも雰囲気に合っていて、何度も読み返しました。
未だに手に取ったら最後まで読みふけってしまう良作です。
紙の本
夜光花さんのデビュー作品。
2016/07/07 15:41
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを読んで、夜光花さんの作品が好きなったから。どこまでも執拗に追いかけて来る了がすごかった。攻めの執着度が半端ないけど、こういう攻めキャラは好き。最後の方で、了の地元まで車で追いかけて、やっぱ来たか!!と思った。了に言えない罪を背負い続けている直樹だけど、結局最後はバレちゃったし。
電子書籍
夜光花さんのデビュー作
2015/10/30 00:32
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投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
夜光花さんのデビュー作。どこまでも追ってくる執着系男と秘密を隠したいがために逃げ続ける男。夜光花さんの作品を網羅した訳ではないけれど、本作は夜光花さんの中でも好きな作品のひとつ。了を地元まで追いかけ白いセダンが目の前に停まった時は、やっぱり来た!とその執着さに恐怖と興奮を感じた。
紙の本
初々しさがただよってます
2012/03/27 20:20
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投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
あとがきで夜光さんが言われてますが初めて本になった作品だそうです。
第一作目からやはり他の作家さんたちとは毛色の違う作品ですね。
恋人の了(攻め)のもとから逃げ出した直樹(受け)。
四年も逃亡者のような生活を送っていた直樹でしたが偶然に了と再会してしまい・・・
と、お話は進んでいきます。
直樹が幼い頃に犯してしまった罪、そのせいで好きだけど了とは
一緒にいられないと悩んで一人でどんどん深みにはまっていきます。
ただ何年も悩んでいたわりにはラストはややあっさりかなぁと思ってしまいました。
でもこの作品は夜行さんのルーツですので読まれていない方は
手にとってみるのもよいかと思います。
紙の本
デビュー作
2017/02/18 15:50
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投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
とは知らずに読んだのですが、面白かった!
直樹の秘密が何なのかが、気になって、夜中までぶっ通しで、一気読みしてしまいました。
突っ込みどころもあるものの、謎が解き明かされて、納得できる終わり方でした。
直樹がずっと背負って来た重荷が取れた後は、微笑ましかったです。
紙の本
執着攻と逃げる受
2017/08/31 18:06
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
サスペンスな展開が面白く、ラストが気になって一気読みしました。
ただ執着攻と言っても最後にちょっと激昂する以外は普通に優しかったし、ドロドロを期待したラストも拍子抜けするような健全オチでした。
それはそれで良かったけど、ダーク展開好きとしては物足りなさも…。
本当に埋めたままでも良かったのにな。
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再読。2回目なのでちょっと間のび感がありましたが、子どもの頃から抱えつづけた小さな心の闇を核として、それでもそれぞれが一途に思いあうところが切なくてよかったです。
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蒸し暑い夜に読むと、ものすごくバテる直樹のネガティブ思考。夜光作品には、しばしば暗い影をしょって後ろ向きに生きている美形の主人公が登場します。「月を抱いた」は、夜光センセ初めての文庫ということで、直樹はそういう主人公たちの原型なのかな、と感じました。
文章も上手いですが、なんか初々しい。直樹や、自分の手元からいつも逃げてしまう彼を何とかつかまえようとする了や、その周囲の人たちの描写がくっきりと鮮明で、まだ少し青臭く?荒削りな表現すらも新鮮でした。
ストーリーは直樹の目線で進行するので、彼の心情に従って謎を追求するしかない歯がゆい仕組み。明かされる真実は、拍子抜けするほど単純に種明かしされますが、直樹が罪の意識にドキドキ焦ると、こちらまでドキドキハラハラさせられ、上手くのせられちゃいます。
人の死にかかわる内容なのに後味のいい仕上がりです。むしろ、幼い時の記憶やトラウマに焦点を置いて読んだほうが、テーマの核心に迫れるような気がします。子供ってある意味残酷だし、思い込みも激しいので、危うさは想像以上ですよね。
絡みシーンの描写の上手さは、こんな初期の作品でも際立っていてさすがです。了の激しいHがポイント。もどかしくてせつない了の気持ちが、説明がなくても濡れ場ではっきり理解できます。
リュックの中に直樹が隠し持っていたものが、彼の心の弱さの象徴かな。了がそれをどうしたか、というのが二人のこれからを明るいものにしています。了によって幸せになれる予感がするラストはほっとしました…
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夜光花さん、初の単行本です。
この作家さんは、物凄く描写力のある方で、風景・心情のどちらも目に浮かぶようであり、心に沁みるようでもあります。
また、ストーリーの構成も面白く、張られた伏線だけでも、最後までのめりこませるような力があります。
BLが苦手、というのでなければ、ぜひ一読をオススメします!
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BL小説。幼馴染のふたりのお話。幼馴染から恋人になった相手の前から一方的に姿を消した主人公は、久しぶりにその彼に再会する…。あの相手に主人公が感じる負い目が何か、気になって気になって、暗い雰囲気にも惹かれて勢い込んで読んでしまいました。
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初めて読んだ時、衝撃でした。
主人公が人を殺したかもしれない、なんていう秘密を抱えていて、元恋人にそれを必死で悟られないようにしている。
そんな始まりからしてもう引き込まれました。
エロも濃いめでいい感じですw
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ん〜これは…表紙の次の挿絵に「やべぇー!!!」と思って買った作品。内容は…鬱々した主人公がその鬱々してた原因をどうにかする過程でどうにかなっちゃう(笑)んです。何気にこういうの好き。マジでカラー挿絵は一見の価値アリ。
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同人で活躍されている夜光花さんの商業デビュー作(?)ということで速攻購入したのですが私的にはちょっぴり違和感が。なんかナル●同人の方がハラハラドキドキして展開も面白かったような・・・(ごめんなさい)。とはいえこちらはまだデビュー作でその後いくつか出されているようなので機会があればそちらも読んでみるつもりです。この方の文章はグイグイ読ませる独特の魅力があったので期待しています。
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恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。
直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。
自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。
そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。
四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。
妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
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受っ子お追いかけ、追い詰めちゃうと自覚しつつも、葛藤と本能?が言う事をきいてない攻が好きでした♪
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恋人だった了のもとから逃げ出して四年―。直樹は住む所を転々とし、まるで逃亡者のような生活を送っていた。自分が幼い頃に犯してしまった罪を了にだけは知られたくない。ばれて軽蔑され、嫌われるのが怖い。そんな直樹の思いとは裏腹に残酷な運命は二人を再び引き合わせてしまう。四年前と少しも変わっていない了の甘く激しい求愛と、決して知られてはいけない罪の意識に、直樹は次第に追いつめられてゆく…。妖しく危ういセンシティブラブロマンス。
イラスト:麻生海先生