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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.7
  • 出版社: 慶応義塾大学出版会
  • サイズ:20cm/180p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7664-1100-5

紙の本

市民と武装 アメリカ合衆国における戦争と銃規制

著者 小熊 英二 (著)

なぜアメリカは戦争をするのか。なぜ銃規制は進まないのか。自由の国であると同時に、軍事国家でもあるアメリカの原点を歴史的に検証し、超大国アメリカの本質を鮮やかに描き出す。【...

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市民と武装 アメリカ合衆国における戦争と銃規制

税込 1,870 17pt

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商品説明

なぜアメリカは戦争をするのか。なぜ銃規制は進まないのか。自由の国であると同時に、軍事国家でもあるアメリカの原点を歴史的に検証し、超大国アメリカの本質を鮮やかに描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

小熊 英二

略歴
〈小熊英二〉1962年生まれ。東京大学教養学部総合文化研究科国際社会科学専攻大学院博士課程修了。慶応義塾大学総合政策学部教員。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (2件)
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  • 星 1 (1件)

紙の本

なんかごちゃちゃごちゃ書いているが、まるでピントはずれだなあと思わざるを得ない。アメリカに住んだことの無いやつがアメリカを論じるとこういう馬鹿丸出しの迷走をしてしまうという悪い見本みたいな本。

2006/04/19 14:57

16人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アメリカ人は広い土地に住んでいる。広すぎて塀がない。隣の家との境界線も不明確だ。だから侵入しようと思うと簡単だ。アメリカに行って郊外の一戸建てに住めば、銃でも持ってないとおちおち安心して寝ていられないということが実感としてわかる。アメリカ人はホームパーティーが好きである。週末になると嫌でも近所のバーベキューパーティーに呼ばれ、愚にも付かない馬鹿話をして一日を潰すことになる。しかし、あるとき、それが「安全保障」のための防衛策の一環なんだと気がついた。要するに、あまりに広い土地に離れ離れに住んでいるため、隣近所にどういう連中が今住んでいるのか相互監視するため、チェックするためにアメリカ人はパーティーを開いているのである。アメリカの家は確かに広い。しかし広いがゆえに隣との距離も遠く、不審者に侵入されても誰も気が付かないという構造になっているのである。だから皆さん銃を所有するのである。自衛に走るのである。ただそれだけのことである。小熊、人間のすることなんて、そんな難しいことではないんだよ。単純なんだよ、単純。頭でっかちで人間を知らないチミには判りたくないことなのかもしらんけどな。あほらしくて途中で読むのを止めてしまった。

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紙の本

誰がために銃を持つか

2004/09/07 01:44

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:南波克行 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 改めて、優れた書物が持つ強靭な説得力というものに驚かされる。小熊英二は、本書に収録された2編の文章で、アメリカ合衆国における銃武装の起源、そして「人種のるつぼ」などと、むしろ好意的にイメージされることの多い、文化多元主義の実際を論じつくす。
 たとえば、合衆国の銃社会について批判的な目を向けた映像作品として、マイケル・ムーアのドキュメンタリー『ボウリング・フォー・コロンバイン』を対比させてみる。興業的に成功し、アカデミー賞も得たこの映画の、質と意識の高さにまずは最大の評価を与えたい。この映画を見る多くの観客は、合衆国の病理に驚き、「恐怖」をもって国民を操作する「何者か」への怒りをかきたてられるだろう。行動への勇気だってわくかもしれない。
 けれど、直接感情に訴えかけるそれは、やはり一元的なもので、だから世の中の風向きが変われば、あっという間にその熱は冷めてしまう可能性がある。たとえば、マイケル・ムーアという人が実は悪い奴で、政府(特に民主党)からたくさんお金をもらって私腹を肥やしていました、というような噂が出たらどうなるか。たぶん、彼が今後どんな「真実」を訴えても、もはや人は聞く耳もたないに違いない。ここに、より多くの層への伝達が可能な映像作品の優位がある一方で、決定的な欠陥に思い当たる。
 それに対して、本書のように、怜悧な論理に基づく理論書は、そうしたもろさとは無縁だ。より少数の目にしか触れないかもしれないが、読んだ者の理性と知性には、強く働きかける。実際、本書を読み終えた今、胸にずんと響いて今なお重たい。
 本書前半は、なぜ合衆国民はこれほど銃所持に固執するのか、ということの歴史的起源を洗い出した論文である。武装権については、合衆国憲法修正第二条にその論拠を求められるが、その条文の前半と後半、どちらに着目するかで、銃規制の肯定・否定が分かれるのだという。
 すなわち前半の主語、『民兵』に注目すれば、これは独立革命当時の民兵組織を念頭においており、今日においては時代錯誤の条文だとして、銃所持の否定につながる。
 一方、後半の『人民の武装権』という語に重きをおけば、これは純然たる国民の権利として、銃規制反対の論拠となる。なるほど、そこまでなら普通の展開だ。しかし、本書が俄然、読者の興味をひきつけるのは、「実際には、この憲法修正第二条が生まれた当時の事情は、この双方の主張どちらからも微妙にずれている」と、語り始めるあたりからだ。
 この濃密な論文を要約するのは不可能だが、さわりだけを述べるなら、その思想背景は、規律や忠誠心に乏しい、傭兵を中心とした従来の戦争から、「経済的に自立した自由市民が、自らの意思で武器をとって参集する市民軍」という近代戦の構想にあるということだ。つまり、自分の土地は自分で守るという、開拓時代の典型的な考え方である。
 小熊の筆は、独立戦争から南北戦争にかけての戦術の変化をあまさず描写し、合衆国における武装権がどのように進展したかを説明する。読み進めながら、「こりゃあ合衆国から銃がなくなることはあり得ないな」、と悲観的な気持ちにもなる。しかしさらに恐ろしいことには、もし市民が武器を捨てた社会が実現するなら、今度はその反動として、国家権力の武装力が増すだろうという、より悲痛な見通しなのだ。
 そうした問題分析の後、小熊が問いかける「歴史上一度として市民の蜂起で君主を倒した経験がない国の人間が、それを一片の冷笑をもってかたづけてよいのかは、別問題のはずである」という言葉が何とも深い。
 超ヘビー級の書物ばかりの小熊英二にあって、200ページに満たぬ比較的ライトな本である。ともかく必読の書といっておきたい。

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紙の本

静かなる抵抗

2004/08/17 13:18

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:郊外の住人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕は、いま、なぜ小熊英二がこの小品を刊行したのか、そこに注目したい。
 たったいま、この現在を「戦時下」とするなら、それこそ湾岸戦争時に、柄谷行人ら、当時、文壇のみならず、各界に絶大な発言力を持っていた文学者や批評家などが主導して、ささやかではあっても明確なる「反戦アピール」を実践し、それがある程度の効力を持ったように、ふたたび、彼らが「反戦」を唱えることがあって良いと考えていた。しかし、柄谷はそれをしない。むしろ社会的現実との繋がりを拒否し、自らの思考の足跡を辿る全集の刊行に躍起になり、第一線からは身を引いてしまった。つまり、「柄谷行人の時代」は終焉を迎えたのである。
 柄谷の時代が終焉を迎えたいま、『と』という戦後史の総括をたった一人で鮮やかに物し、老若男女を問わず、誰にでも読めるかたちに纏めあげ、一人でも多くの若い人々に「戦争の記憶」を継承しようとした小熊がその任を継ごうとしている。
 だからこそ、いま、この現在を「戦時下」と認め、アメリカ研究の専門家でもない小熊が、若書きの面映さも省みず、あえて「戦争」の意味を問うことが尊い試みであることに気づかなければいけない。
 アメリカを知っている云々ではない。小熊は、「戦争」の意味を問うているのだ!

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紙の本

内容紹介

2004/06/07 22:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

◎アメリカ連邦政府の憲法修正第2条における「市民武装権」に着目し、なぜアメリカにおいては市民が「武装」するのか、なぜ銃規制が一向に進まないのか、を鮮やかに解き明かし、アメリカ近代市民社会の基層にある「武装論」を浮き彫りにする。
◎他民族で構成されるアメリカ合衆国の国家統合理念としての文化多元主義(各エスニシティの独自性を尊重し、相互依存的社会をめざす巣y儀)が、世界に「自由」や「正義」といった<普遍>的な秩序を要求する。それゆえに、「世界の警察官」を自負するアメリカの十字軍的な性格を生み出すという逆説を歴史的に検証しながら明らかにする。


◎目次

市民と武装−アメリカ合衆国における「武装論」試論
1.憲法修正第二条とその思想
2.無制限戦の開放
3.「市民」以外の者たち
4.「自由の象徴」と「時代錯誤」
補論
現代アメリカの銃規制状況
近代日本における「武装論」思想

普遍という名のナショナリズム−アメリカ合衆国における文化多元主義と国家統合
序 問題意識の所在
1.アメリカナイゼーション運動と同化主義の思想
2.文化多元主義
3.「国際的責任」
4.普遍的ナショナリズム
捕論
「同化」と「排斥」の関係
ネオコンについて

あとがき

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