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  • みんなの評価 5つ星のうち 1 3件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 双風舎
  • サイズ:19cm/303p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-902465-02-7

紙の本

〈帝国〉を考える アメリカ、東アジア、そして日本

著者 的場 昭弘 (編)

アメリカによるデモクラシーの拡大は、違う地域から見れば強大な軍事帝国の出現にほかならない…。分野が異なる7人の社会科学者が、難解な「帝国」をわかりやすく語る。イラクや北朝...

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〈帝国〉を考える アメリカ、東アジア、そして日本

税込 1,980 18pt

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商品説明

アメリカによるデモクラシーの拡大は、違う地域から見れば強大な軍事帝国の出現にほかならない…。分野が異なる7人の社会科学者が、難解な「帝国」をわかりやすく語る。イラクや北朝鮮等、混迷する世界情勢を読み解くガイド。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

ネグリとハートの〈帝国〉とは何か 的場昭弘 著 15-58
アメリカ政治と国際関係 藤原帰一 著 59-104
メディア・カルチャーに抗して 宇波彰 著 105-140

著者紹介

的場 昭弘

略歴
〈的場昭弘〉1952年宮崎県生まれ。神奈川大学経済学部教授。著書に「未完のマルクス」「ポスト現代のマルクス」など。

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みんなのレビュー3件

みんなの評価1.0

評価内訳

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紙の本

イラクの青い指

2005/05/15 08:40

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

アメリカの大統領一般教書演説を見たことがあるだろうか。
野次と怒号に包まれ、いい加減嫌になる日本の首相の施政
方針演説とは全く異なり、アメリカの大統領の演説は拍手と
歓声にあふれている。議会は野党も与党も無くしばしば総立ちと
なって拍手を送る。「ああ、民主主義って素晴らしいな」
「国民の総意により選ばれたアメリカの大統領って凄いな」
と思わせる瞬間である。今年のブッシュ大統領様の演説も
当然、非常に素晴らしく感動的であったが、その中で「??」
と思わせる光景に出くわした。右手の人差し指を青く染めた
一群の人たちが現れ、その指を中天高く突き出すと、アメリカの
議会はひときわ高い拍手を彼らに送っているのだ。「なにこれ」
「どういうこと?」私の疑問は膨らむ一方だった。そしてやがて
この「青い人差し指」がイラクの国民議会選挙に参加した印しであり
イラクでは「投票に行った奴は皆殺しにする」というテロリストの
脅迫にもかかわらず、800万人もの人が投票所に足を運び
イラク初の選挙は大成功だったということを初めて知った。2月
中旬のことである。要するにブッシュさまが嫌いで、アメリカ主導の
イラクの戦争は大失敗で、その中で行なわれたイラクの選挙なんか
成功するはずが無いし成功して欲しくないと願う日本のサヨク
マスコミ関係者達は、このブッシュ大統領の一般教書演説に至る
までカラー写真でこの「青い指」も報じなかったし、この「青い
指」が意味するところも報じなかった。少しでもブッシュ大統領様、
アメリカさまに有利になるような事実を報じようとしなかったのだ。
何と言うことだろう。偏向した思想に凝り固まっているとこうなる。
その点、欧州のメディアは違った。選挙結果が明らかになるにつれ
「イラクの選挙は大成功」という論調を掲げ始めていた。
イラクは泥沼でもなんでもない。アメリカは日本人が思うほど
憎まれてもいない。憎まれているのはテロリストだ。既に米軍に
より殺され傷つけられた人たちよりテロリストによって殺害され
傷つけられた人たちの数の方が遙かに多い。藤原帰一、的場昭弘
のような偏った志向をもつ偏向学者の垂れ流す反米論ばかり
読んでいると世の中の見方を誤る。反米、反米ばかり叫ばず
「なぜアメリカは好かれているのか」「なぜアメリカに移民した
がる人の数が後を断たないのか」の理由にも少しは思いをはせて
みよう。

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紙の本

思考を停止させるマジックワード

2004/07/25 14:29

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:梶谷懐 - この投稿者のレビュー一覧を見る

  <帝国>っていう言葉は、現在の国際情勢・国際政治を語るときの一つのキーワードになっている。それは本来、<帝国>と言う概念を使うことによって、それまでとは異なった視点や枠組みで国際情勢を見ることができるようになる、ということのはずだ。
 で、少しはその枠組みを学ぶための参考になるかと思ってこの本を手にとってみたのだけれど、期待はずれもいいとこだった。わかったのは、すでにカビの生えた自分たちの思考の枠組みを正当化するためにこの概念にすがる人達が相当いるんだな、ってことだけだ。

 この本は神奈川大学の先生たちを中心にした7人の論者の講演集なのだが、ほとんどの人は<帝国>という概念についてとても単純で、安易な理解をしている。まず、現在のアメリカ=<帝国>、という図式がすでに前提になっていて、何の疑問ももたれていない。「アメリカはいつから、なぜ、どういう意味で<帝国>になったのか」ということをきちんと論じようとしているのは唯一藤原帰一さんくらいのものだ。また、<帝国>=悪という図式も疑う余地のない前提とされている。その理由も簡単で、アメリカおよびその下で進みつつある「グローバリゼーション」が「悪いもの」だっていうことがアプリオリに決まっているかららしい。

 それにしても、単に「アメリカ=帝国=悪」っていう図式を振り回すだけだったら、それこそ50年前からさんざん左翼の間で繰り返されてきたはずだ。今さら改めてその問題を論じ、講演集まで出す必要性がどこにあるんだろう?
 たぶん、その「必要性」を提供してくれるのが、ネグリ=ハートの『帝国』の出現だ。この本は最近の思想書としては例外的な売れ行きを見せて、しかも自分たちの(一昔前のマルクス理解に、世界システム論や従属理論とかをつぎはぎした)世界認識の正当性を裏付る「グランド・セオリー」を提供してくれる(かのようにみえる)、この本の論者たちにとってはまさに救世主のような書物だったのだ。で、「救世主」であるからして、このネグリ=ハートの本が抱えている根本的なお気楽さとか、マルチチュードという概念のいい加減さといった数多くの問題点については、当然のことながら不問にされている。

 また、近年アカデミックな世界で問題にされている「帝国」の論じられ方(山本有造編『帝国の研究』や山内昌之『帝国と国民』参照)と、ネグリ=ハートの展開する<帝国>論との間には、本来相当の距離があるはずだが、それらの議論を相互に噛み砕いてギャップを埋めていこうという努力も見られない。その代わりに本書でみられるのは、今ではもう誰もまともに論じようとしないレーニンの帝国主義論を、なぜダメダメだったのかということすら省みることなく臆面なく援用したり、在日朝鮮人としての個人的な体験を延々と述べた後に何の脈絡もなくやっぱり<帝国>は克服しなければいけません、と結論づけたりたり、といったどうしようもない論考ばかり。

 知的な流行語っていうのは、「ものをわかったような気にさせるマジック・ワード」として機能しがちだ。この本は、現在まさに<帝国>という言葉がそうしたマジックワードの一つになっているということを思い知らせてくれる。タイトルは『<帝国>を考える』になっているけど、実際に本書から伺えるのは<帝国>というマジックワードの前に思考停止した、サヨクな大学人たちの退廃した姿勢である。

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紙の本

『<帝国>を考える』の概略

2004/05/31 20:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:双風舎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネグリとハートの『』が日本で刊行されてから、1年半がたちました。同書は、現代社会を考えるための、ある種の「指標」になったともいえると思います。ただし、この本を解説し、分析するのは、たいてい哲学や現代思想を専攻する学者でした。よって、他の分野の学者たちは、同書をどのように読んでいるのか、私は気になっていました。
 そこで、主に哲学や現代思想「以外」を専門とする7人の社会科学者に、同書を読み解いてもらいたいと考え、この企画を進めました。
 同書が提起した問題や概念は、アメリカによるイラク戦争が泥沼化する現状を考えるうえでも、また北朝鮮問題を見つめるときにも、重要な意味があると思われます。ただし、同書が提起したもののうち、何が重要で、何が問題なのか、ということを、現状に即したかたちで理解することは、同書が難解な書物であるがゆえに、容易なことではありません。
 『を考える』では、その困難さを解消すべく、と現代社会を結びつけた議論を、各著者に以下のような分担でおこなってもらいました。
 <帝国>に関する議論の紹介は的場昭弘さんが担当し、地域別の状況については藤原帰一さん(アメリカ)、中村正則さん(日本)、後藤晃さん(中東)、尹健次さん(朝鮮半島)、帝国のメディアリテラシーについては宇波彰さん、アメリカの経済問題については鳴瀬成洋さんが担当しました。以下、各論文の内容を概略しておきます。
 的場論文は『<帝国>』という書物をどう理解したらいいのかという点を中心に、いくつかのキー概念を説明している。『<帝国>』が評判をとったひとつの原因に最近のフランス哲学の成果、ポストコロニアル理論、オリエンタリズム論などが体系的に説明されていることがある。主としてこの点が詳しく説明されています。
 藤原論文は、ブッシュ政権になってからのアメリカの変化を中心に述べている。冷戦後を大きくアメリカを変えたのは突出したその軍事力であり、それによって政治的単独主義への方向を導き出した、だからアメリカを再び国際主義の中に引き戻す努力をするべきだといいます。
 宇波論文は、情報の偏り、情報操作を問題にしている。CNNやFOXなどの巨大メディアが作り上げる情報操作の世界は、「国家イデオロギー装置」のように人々の思想を決定付けつつある。こうした情報に対していかに対応するかを考えるべきだと主張します。
 中村論文は、戦後日本がいかにアメリカの傘の中にあったのかを説明する。「トランスフォームヒストリー」という新しい概念を使って、戦後史を日米合作として考えなおすと、イラクへの自衛隊派兵、憲法改定という現在白熱の議論もよく見えてくるといいます。
尹論文は、アメリカの傘の下にあった日本に対して、日本の傘の下にあった朝鮮半島について述べている。西欧と日本の二重のトラウマをもった在日朝鮮人としての過去を考えながら、日本社会のありかたについて批判します。
 鳴瀬論文は、ニューディ—ルから現在までのアメリカによる国際経済の再編について述べながら、ブッシュ政権のビジョンは戦後のアメリカのビジョンから大きくずれてしまったと主張する。制限された自由主義から無制限の自由主義は本来のアメリカの政策ではなかった。グローバリゼーションに対抗するには、制限ある自由主義へアメリカを引き戻す必要があるといいます。
 後藤論文は、アメリカやヨーロッパの国々の利権に翻弄された中東の歴史を語りながら、中東の未来について語る。国家の存在自体がまさに西欧の利権によって形成された世界である中東、その地域をどう統治していくか、これは難しいと主張します。
 なぜいまなのか、というよりも、いまだからを読み直す、というのが本書刊行の目的だといえます。

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