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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 原書房
  • サイズ:20cm/331p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-562-03772-5

紙の本

四日間の不思議 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

著者 A.A.ミルン (著),武藤 崇恵 (訳)

事故死した叔母の死体に妙な細工をしてしまったために、殺人犯として追われるジェニー。ところが捜査はとんでもない方向へ迷走し、誰も彼も事件に巻き込まれ…。ミルンが遺していた幻...

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四日間の不思議 (ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ)

税込 2,200 20pt

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商品説明

事故死した叔母の死体に妙な細工をしてしまったために、殺人犯として追われるジェニー。ところが捜査はとんでもない方向へ迷走し、誰も彼も事件に巻き込まれ…。ミルンが遺していた幻の長編ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

A.A.ミルン

略歴
〈ミルン〉イギリスを代表する大衆作家。「クマのプーさん」をはじめとして多くの名作を生んでいる。著書に「赤い館の秘密」など。

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.4

評価内訳

  • 星 5 (0件)
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  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

古典と前衛、比べちゃいけないのだろうけれど、ウィリアム・ギブソン『パターン・レコグニション』を投げ出した私でも、こちらは?と思いながらでも読んでしまう。さすがです

2004/07/31 22:35

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

同じヴィンテージ・ミステリー・シリーズのカーター・ディクスン『殺人者と恐喝者』の装幀も素晴らしかったけれど、この本もいい。特に色合いが、古典的で好きだけれど、TONY MOOW/amana imagesと注記のある写真がいい。なんだか、乾くるみ『イニシエーション・ラヴ』のカバーを思い出してしまう。ちなみに後者の装幀はスタジオ・ギブ(川島進)、カバー写真は村尾昌美。


でだ、今回の本も、装幀はスタジオ・ギブの川島進である。写真家は違うけれど、オシャレで爽やかな印象は変わらない。ただし、わざわざ解説者の名前を、訳者のそれと並べてカバーに載せるのは、どうだろうか。カバー表紙はいいけれど、背を見て欲しい。折角のデザインが台無しである。翻訳本の成立背景から考えても、訳者と解説者では重みが違うのではないか。いらぬお節介かな?

「かつて暮らしていた邸宅足をのばしたジェニー。
そこで叔母の死体を発見した彼女は驚きのあまり、“凶器”の位置を変え、自分のイニシャルの入ったハンカチを落とし、さら窓下には盛大に足跡を残して逃走してしまう。
警察はジェニーを被害と加害の両面から捜すのだが、やがてくだされた“真相”は、ジェニーでさえ考えつかないものだった……。
『赤い館の秘密』のミルンが遺していた、まさに幻の長編ミステリがついに邦訳!」

主人公はジェニー、18歳。その彼女のこころの友だちが軽騎兵(ハザー)、そしてナンシー。その彼女は、作家のアーチボルト・フェントンの秘書で、アーチボルトには仲の悪い弟、デリクがいる。それに、マリゴールド警部を挙げておけば、殆どの主要登場人物を紹介したことになってしまう。

ただし、現代人にはこの物語の登場人物の年齢設定が不自然にしか思えない。まず、ジェニーはいい。しかし、友人であるナンシーはどう考えても35歳くらいの風格である。その彼女が秘書となれば、作家のアーチボルトは50代が適当だろう。その、妹にキスを迫る嫌らしさ、女優に媚を売る厚かましさ、どうみても50代である。ところが、その弟であるデリクは30歳で、彼が結婚を申し込むのが18の少女とくる。つまり描写と年齢設定が、合っていないのである。

正直、読み始めたとき、またこんないい加減な話かよ、と全く読む気がうせてしまい、いっそこのままパスしてしまおうかと思った。まず死体を見つけた人間が、わけも分からず逃げ出してしまうならともかく、重要な証拠だけを勝手に動かし、しかも指紋まで消して、しかもさっさと逃げ出さずに家に留まり、警察が来てから逃走する、もうこれだけで嫌になるのである。おまけに年齢である。

ところが、読めてしまうのである。なぜか、理由は書かないけれど、基本的には犯罪の構図が警察によって殆ど明かされてしまい、追跡劇が真剣味を帯びなくなる、それが展開の甘さと矛盾しなくなるから、とだけ言っておこう。ま、これをユーモアとか言い出すと、その時代にはそうであったかもしれないけれど、現代人としては全く受け入れがたく、その手の時代はずれの解説は、一考の余地があるのでは、と思うのだがどうだろう。

のどかな、田園の恋愛劇にちょっと犯罪味を付けて、でも年齢設定、滅茶苦茶でしたみたいなお話とでもいったら正しいかもしれない。ともかく、読める。ウィリアム・ギブソン『パターン・レコグニション』は、話のお粗末さに、途中で読むことが出来なくなってしまい、うっちゃってしまっい、この話と全く逆。古典と前衛、勝負あった、と私は思う。

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紙の本

作家はあの『クマのプーさん』のミルンなんですけどね、長篇ミステリ。でも、やはり文体とエピソードにチャーミングで人を惹きつける要素がたっぷりで——

2004/07/19 13:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:中村びわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最初の1行を読み出すとジェットコースターのようにノンストップ。一気に読ませ息つぐ暇を与えない本——というのは誉め言葉なのかもしれないが、どうも苦手だ。大切なお小遣いの一部を出して買った本を、どうしてそうも速くたくさん読みこなしていかなければならないのか…と疑問に思える。けれども、穏やかな生活を送っている人には、それはとても必要な刺激的娯楽なのだということも分かる。
「お休みだ。自由時間はたっぷりある」というときに、時間はゆっくり進めたい。自分で手焼きする余裕まではなくとも、吟味して選んだ、丁寧に作られたビスケットをきれいなお皿に並べ、バラ買いしたハーブを加減しながらブレンドし、じっくり香油を抽出する。その前に、花と音楽で部屋を潤しておく。夜にはビデオも観られるんだっけなどと、次なる楽しみの控えも用意した余裕でもって、深めにソファに沈みこむ。たとえば、この『四日間の不思議』のように、どこか愛らしいフィクションの本を手にして…。って、読む前に「愛らしさ」は発覚していないので、それがひとつ「穏やかな本」選びの難しいところではあるけれども…。

 この本はたまたま、ずばりと銘打たれているが、最近ぽつぽつ読み始めた古く年季の入ったミステリ本というのは、合理化や情報化に対して人びとがまだまだ疎かった時代に書かれたものなので、時間の流にどこか優雅なものがつきまとっている。
 話がとろとろしていて一向に進まないという意味ではなく、推理小説が本来持つべき「読み手が推理する時間」というものが計算されているのだろう。ジェット
コースター方式というのは「考える」隙を与えない。ある意味、それは「何から何までお世話するから、あなたはそこに座ってりゃいいのです」と人間の自発性を奪う、手軽ではあっても危険な娯楽のように思える。あたふた生活しているから、たまにゆっくり考える時間を設け人間性を回復したいという者には向かない娯楽だ。

「娘」というより、まだ少女のジェニーは、かつて暮らしていたオーバーン・ロッジを訪ねた。今は自分たち一族に縁のない夫婦が借りて住む屋敷だ。そこで思いがけず女優である叔母の死体を発見する。ショックのあまり、遺体の周りにあったものにいろいろ手を加えてしまう。
 叔母もこの屋敷にいることがおかしいのだが、自分がそこにいるのも不都合なことであり、ジェニーはその場所から逃げ去る。ジェニーの短い逃亡生活の間の様子を追いかけながら、事件の謎解きに向かっていくのがこの小説である。
 読んでいて楽しいのは、ちょっとしたシーンとして書かれているエピソードの
ユーモラスなまとまりであったりする。たとえば所持金の少ないジェニーが、必要な道具をナップサックに詰めて逃避行に及ぼうとするのだが、いざ必要品やナップサックを買おうとする段になって、やけに親切な店主に余計なものまで買わされてしまう。
 護身用の玩具のような武器なのだが、この道具があとのページでは益々もって面白い別のエピソードを引き起こす。話の展開も面白いのだが、商売熱心な店主と、支払いを極力抑えたいジェニーの間に繰り広げられる会話の妙、心情描写が生き生きしていて単なるミステリとは一線を画している。ミステリのパロディー、あるいは本格ミステリのアンチ作品という位置づけになるのかもしれない。
『クマのプーさん』のミルンには『赤い館の秘密』という本格ミステリもあるそうだ。それもやはり、プーやこの本のように語り口のうまさで読ませるのだろうか。 

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紙の本

ヴィンテージ・ミステリーの味わい

2018/05/19 07:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

「くまのプーさん」でお馴染みの著者の、貴重なミステリーが味わい深かったです。ひねりの利いたオチが心に残りました。

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2005/05/23 13:27

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2005/05/28 09:58

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2008/01/27 09:48

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2010/12/13 18:00

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2012/02/26 11:55

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2012/03/04 15:27

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2020/09/01 13:58

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