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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/06/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/444p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-274787-1

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99%の誘拐 (講談社文庫)

著者 岡嶋 二人 (著)

【吉川英治文学新人賞(第10回)】【「TRC MARC」の商品解説】緊迫度MAXIMUM(マキシマム)!空前絶後の完全犯罪末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して...

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99%の誘拐 (講談社文庫)

税込 825 7pt

99%の誘拐

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商品説明

【吉川英治文学新人賞(第10回)】【「TRC MARC」の商品解説】

緊迫度MAXIMUM(マキシマム)!空前絶後の完全犯罪

末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作!【商品解説】

『honto+』連動企画 伊坂幸太郎が読んだ本

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みんなのレビュー407件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

1988年刊行とは

2022/12/22 13:51

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

もともとは1988年刊行。
すごいな。
2022年でも全然通用してる。
逆に考えると、当時は理解するの難しかったのかも。
素晴らしい作品。

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紙の本

名作は時代を越える

2015/09/03 20:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鯉に恋するお年頃 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今では常識的なことでも、当時は最先端だろうPC関連の説明に時代を感じました。 とはいえ、昔の作品でも話の面白さは損なわれることなく、楽しんで読めます。 判官贔屓的な感覚と疾走感溢れる読み味が相俟って、一気に読んでしまいました。 岡嶋二人作品は、クラインの壺に続いて2作目でしたが、他の作品も読んでみようと思います。

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紙の本

完全犯罪を成功させようとしているところが新鮮

2014/11/13 00:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:伊坂幸太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐を取り扱ったミステリーを得意とする岡嶋二人が、「それでは完璧な誘拐事件を描いてみようじゃないか」と思ったのか、誘拐犯が、ハイテク機器を徹底的に用いて、(といっても携帯電話やパソコン通信といった、「当時の」ハイテクなのですが)、完全犯罪を成功させようとしているところが新鮮で、とても楽しめました。

【『honto+ vol.8』掲載】

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紙の本

ネット評価が高いので、読みました。

2014/10/20 23:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネット評価が高いので、読みました。
誘拐の推理小説。よく出来ています。ですが、「クラインの壷」や「そして扉が閉ざされた」と同じように、読後の爽快感がイマイチないです。。

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紙の本

岡嶋二人が2005年度ミステリ1位!?

2005/10/14 14:12

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋の平積みを見て、軽く驚きを覚える。岡嶋二人が2005年度のミステリNo.1に選ばれている。??井上夢人なら納得だけど、なんで今更岡嶋二人が・・・。
ミステリファンなら知らぬ者の無いはず、異色のユニット岡嶋二人。しかし、名作「クラインの壺」を持って解散したのもまた有名な話し。それが何で今頃第一位に!?作品は「99%の誘拐」ふむ、既読である。大昔ではあるが、読んだ事があるのは間違い無い。大幅に改稿でも入ったかな?と久々に手に取る。
岡嶋二人のミステリには、独特の切なさがある。この作品なんか典型だと思う。あまりに切ない、二つの誘拐事件。一体、誰が悪いのだろうか。いや、悪い者はいないのだ。過去と未来に一人ずつ「間違った者」がいた、ただそれだけなのだ。
興味深いのは、もう15年以上も前に書かれているのに、パソコンを使った手口は今でもそれほど色褪せていない事。さすがに「音響カプラー」なんて今では全く聞かなくなった用語もあるけれど、その考え方自体は、今でも通用するのではなかろうか。当時、よほど調べられたに違いない。
そして、そのストーリーも色褪せていない。15年経った今でも、やはり独特の切なさとやるせなさを感じてしまった。再読だと言うのに、読了時の茫漠とした感触は、初読時となんら変わりが無い。
今では納得の2005年ミステリ第一位である。そう、良い物は色褪せない。素晴らしい作品は、遥かなる時を越えて、読む側の心を振わせてくれるのである。

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紙の本

これが17年前の作品と誰が思うのか。ノンストップ必死の誘拐サスペンス>

2006/10/22 01:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よし - この投稿者のレビュー一覧を見る

岡嶋二人さんの17年前の作品です。実はわたし、この作者のファンです。全部は読みきれてませんが、当時は売れっ子の作家さんだったのです。その名作の復刊。思い出してみましたが読んでいないことがわかり、読んでみました。名作の名に恥じないノンストップ・サスペンスです。

1968年、イコマ工業の一人息子慎吾が誘拐される。犯人に翻弄され、身代金の金は瀬戸内海に消えた。そしてイコマ工業がリカードに吸収され、19年の歳月を経った時、今度はリカードの社長の孫が誘拐される。コンピューターを駆使した犯罪が…。果たして犯人は。
この作品の素晴らしいのは、今でこそ、発達したコンピューターという一つの流れが、万面なく使われていることです。17年前の作品とは決して思われないし、古臭くもないのです。その先見の明は岡嶋作品ならではでないでしょうか。こうやって考えてみると、コンピューターって急速に普及しましたが、進歩自体はあまりしていないのかなーと思えます。とかいいながら、書評をここに書いているのも画期的なことなのですよね、当時から考えると。それだけ、古くない作品なのです。
もう一つの成功は、誘拐を二重の構造にしたこと。追うもの、追われもののサスペンスがギリギリと迫ってきます。わたしは最初の誘拐(物語自体の伏線)の方が数段に緊張しました。しかし、肝心なところは謎のまま。そして19年後、それと似た事件が起こる。 そしてこの作品をジェットコースター並みの勢いで読ませるもの。それはスピード感だと思います。船、車、そして、コンピューターなどリアルタイムで読ませる筆力。もう一つとっておきのスピードアイテムがありますが、それは読んでからのお楽しみ。
犯人は10億円のダイヤを手に入れることができるのか。そしてこの犯罪はなぜ起きたのか。とっておきの臨場感をお楽しみください。
この作品の不満か、本が悪かったのか?確めなくてはならないことなのですが、最初のイコマ工業の社長が残した遺書が謎なのです。あまりに古くてわたしが借りた本の落丁かとも思いましたが、わからないのです。どなたか教えていただきたいのです。
この作品は2005年この文庫がすごい!ミステリー&エンターティメント部門のベスト1の作品です。それに決してフロックはない、とんでもない作品ですので是非読んでいただきたいなー。
本当に岡嶋二人はすごい作家だったなー。感心することしきり。

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紙の本

古さのない過去

2007/01/13 09:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る

設定は古いし実際20年近く前の作品ですが、斬新で非常に面白く、最後まで夢中で読みました。
共著というのがまた興味深い。2人がどう作品を仕上げていったのか。
昔の誘拐事件の謎解きをするのかと思いきや、新たな誘拐事件が発生します。そして、普通の犯人探しのようには話が展開しません。
ラストも秀逸。
頭に映像が思い浮かんだくらいなので、ドラマ化または映画化されたのでしょうか。

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紙の本

西澤保彦の解説に親子の愛情が切なく描かれているかのような賛辞が述べられていますが、しっくりしません。ここは誘拐ゲームを単純に楽しめばよろしい。

2005/12/01 17:18

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐を題材にして事件の周辺にある人間ドラマを描く作品は別として、身代金略取を企てる人質誘拐犯行のプロセスそのもののを主軸にしているミステリーもいくつか読んでいる。読んだその時にはおもしろいと感じた作品もないではないが、ほとんどが肝心な仕掛けの部分すら思い出せないものだ。
ところが40年以上も前に読んだ故・高木彬光氏の『誘拐』だけは別格だ。執筆当時世間を騒がせた雅樹ちゃん誘拐事件をモデルにこの事件を分析し完全犯罪を実行しようとする冷酷な頭脳の犯人像からスタートし、身代金受け渡しの意想外の「完璧性」からラストに明らかにされるまさかの「誘拐の構図」と「法の盲点にあった完全犯罪の綻び」などいまだに鮮明であることはそれだけ傑作だったからだ。そして今となれば高木彬光は幼児営利誘拐という卑劣な犯罪行為を断罪する姿勢を堅持しながら、よくここまで魅力的な犯行の手口で読者をひきつけるエンターテインメントを仕上げたものだとその手腕にあらためて感服します。
現実に幼児誘拐が頻発し、悲惨な結果を引き起こすことは多く、犯人に対する憎しみや怒りは当事者だけだなく、社会全体の共通した感情であるから、うかつな姿勢でこのテーマにとりかかれないからだろう、それ以来犯行のプロセスにスポットライトをあてた誘拐もので背景にうなるような重厚感をもった傑作に出会うことはなかったのだ。
そして読んだものの多くは社会性や人間性を描くことをやめた、楽しく軽快に一気読みできるゲームとしての誘拐劇でした。だから記憶に残っていないのだな。
さて『99%の誘拐』はそのジャンルの傑作だと思います。ここで創られた誘拐大作戦の大仕掛けな舞台装置はまちがいなく記憶に残りますね。単独犯行で、完璧なアリバイを作り、殺人を犯さず、十億円を略取する誘拐ゲームです。導入から読者にとって魅力ある謎が次々に提示されます。主人公は反倫理、反社会性といった暗い影のある「犯罪者」ではなく、難しいゲーム課題をいくつもクリアしていく「ヒーロー」ですから成功するかどうかと読者は期待と不安でどきどきしながらグイグイと引き込まれます。途中も無駄な描写はない。叙述的トリックはないようなものだから余計な詮索はしなくても良い。適度な緊張を楽しみながら、ラストまでそのスピードに乗せられてしまう。結末は予想通りめでたしめでたしの安心感でホッと息がつけました。軽口の誘拐もので東野圭吾『ゲームの名は誘拐』がありましたがコンゲーム小説としての快感ならこの作品のほうがうわてでしょうね。
西澤保彦の解説に親子の愛情が切なく描かれているかのような賛辞が述べられていますが、それは場違いというもの。ここは誘拐ゲームを単純に楽しめばよろしい。
マフィアやCIAならともかく先端のハイテク機器を中心に金と物と労力と知恵をこれだけの規模でぶちこんだ誘拐ドラマは前代未聞です。
1988年の作品なのだが、私の場合、その時に読んだとすれば、ふんだんに登場するハイテク機器は空想科学小説の世界であって、馬鹿馬鹿さが先に立ち嫌気がさしたことでしょう。ところが今ではパソコンなどもそこそこ使えるものだから、おまけで付いている音声入力や自動翻訳機能などもいたずらしている。スキャナーでは画像を文字に変換できることだって知っている。私が使いこなせない不思議な機能をもった携帯電話でも家族は便利に使っているようだし、コンピューター制御の警備システムだって身近にある。
だから、もしかしたら主人公ならばこんなこともできるのだろうなって思いこませるだけの状況が熟してきたところで、読んだタイミングがよかったんじゃあないだろうか。

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紙の本

悪人のいないハッピーエンドな誘拐事件

2005/08/23 00:02

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真琴 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「この文庫がすごい!2005年版」に選ばれている作品であり、とても面白かった。久々の投稿。
この話は2つの誘拐事件の関わり、そして身代金の受け渡し方法が面白い。
第1の誘拐は、癌で亡くなった父が、事件の被害者である少年のために残した手記によって描かれ、当時5歳だった少年が24歳となり、第2の誘拐事件に関わってくる。
第2の誘拐は、ハイテクを駆使した・・・という謳い文句であるが、今になれば時代遅れの機器も多く、トリックの強引差が目につく。しかしストーリーの展開が面白い為、さほど問題ではない。
第2の誘拐にいたっては、どんどん犯人に感情移入してしまい「どうかこの誘拐うまくいかせて下さい。」と願う有様。そして事件が終わった後、第1の事件の真相が見え、今度はその事件を理解するため、結局2度読んでしまった。前半の事件は後半のフリではないので注意です。後半のほうが前半のフリかも?
この本に悪人は出てこない。悪人はいないけれども個々の感情の行き違いから2つの誘拐事件が起こってしまう。何が正しいことなのか。本当の被害者は誰なのか。何だか・・・少し切ない気持ちで読み終えた。結局、大人の勝手な利害関係による犠牲者は、最後は子供なのでしょうかね?

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紙の本

名作は時代を超えて読んで欲しいですね。

2004/07/10 22:43

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

「おかしな二人」こと岡嶋二人の「99%の誘拐」です。いつもながら導入部が良いですね。いきなり引きつけて、引きつけたら離さない、岡嶋二人に惚れる所以でもあります。お得意の誘拐事件ですが、過去に起きた事件と現在起きる事件と2つの誘拐事件があります。一つずつでも十分本になりそうですが。過去に起きた事件が回想として語られ、その時に誘拐された被害者だった子供が成人して同じ誘拐で復讐をするという図式としては簡単で間もなく双方の犯人や意図もわかってしまうのですが、その過程が息もつかさず面白いのです。誘拐事件の最大のポイントはお金の受け渡しですが、2つの事件とも驚くような展開があるのです。

 復讐にあたる誘拐事件ではパソコンが重要な機材として使用されています。15年ほど前に書かれた本ですが、当時としては最先端の技術を駆使していますね。まだDOSの時代でインターネット以前、パソコン通信初期になるのでしょうか。モデムやカプラーの時代ですが十分活用されています。現在しか知らない読者ですと少し違和感を持つかも知れませんね。パソコンの進化の早さを考えると、こう言った作品は時代背景の説明が必要になるかもしれません。現在の携帯電話とインターネットの普及、パソコンの高スペック化を考えるともっと複雑な違った展開になってしまいますね。

 時代の変化が激しく、私たちを取り巻く環境のサイクルも早い現在、ミステリーに限らず小説や映画など時代背景がくるくる変わるもので、それらを基調にしたものはすぐに陳腐な物になりそうな気配が十分。未来永劫生き続けるのは無理な話ですので、当たり前ですが時代を理解しながら読んだり観たり聴いたり、することが要求されるでしょう。まあ、翻訳物を読むようなものです。

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紙の本

時代の流れを感じる作品

2017/05/28 21:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

1998年の作品。登場する刑事の言葉から、おそらく当日の最先端的な技術を使って書かれたトリックで、当時読めば、もっと新鮮に感じた作品だったと思います。20年間での技術の進歩を感じました。 作者がエラリークイーン同様2名で書かれていて、そのうちの一人があの【ラバーソウル】の井上夢人だったことにびっくり!なるほどとむしろそちらに驚きを感じちゃいました!しかしタイトルの99%の意味が、最後まで分かりませんでした(^_-)

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紙の本

【秀作】では、厳しすぎますか?

2005/10/26 02:44

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:金魚 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 コンピューターによって制御された誘拐犯罪。《西澤保彦》さんが本書の解説でつぎのように絶賛しています。
『ハイテクづくしばかりではなく、身代金奪取のトリックや、その伏線の張り方の巧緻さなど、本格ミステリとしても極上の出来栄えで、まさに歴史的傑作の名を冠するに相応しい。』
 あるテレビ番組で、『ミステリとサスペンスの違い』というものをやっていましたが、それによれば、この作品は、犯人と犯罪動機は読者に判っており、犯行手口も大筋は知らされているためサスペンスということになるのでしょう。
 しかし、小説の展開は確かにスリリングで読ませます。宮部みゆきさんの作品のように、読者をぐいぐい引き込んでいく筆致から「エンターテインメント第一位」ということになるのでしょうか。
 このような犯行が実行可能か?という批判もあるようですが、この作品が1988年に刊行されたことを考えると、発想は先駆的で、書店の解説にあったように『今日でも作品は色あせない』ものと言えます。
【日本のミステリはつまらない】が持論の私ですが、宮部みゆきさんやこの作品などは秀作といえるでしょう。『傑作』と言わんのかい!と怒られそうですが、ディック・フランシスの作品の息もつかせぬ展開こそ、まさに傑作とよぶに相応しいと思うので・・・。

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紙の本

少し古いけど、楽しめる

2020/05/22 08:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

かなり古い作品ではありますが、普通に楽しんで読めた。この未来的な誘拐方法も今では考えられない方法ではないんだろうなぁ~と。誰にも頼らず、1人でやってしまう執念が凄い。近くにいる人を信用できないからこそだとは思いますが。。。で、結局、奪った物が目的ではなく、奪う行為そのものが目的だったって事ですね。スピード感もあるので、古くても楽しめます♪

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紙の本

倒叙もの

2019/06/15 09:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:モフモフモフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

古いところもあったが、頭脳戦には手に汗をにぎらさせられた。
現代風に脚色して映像化すれば、スキーのシーンも映えていい映画になりそうだ。

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紙の本

かつて誘拐された子供の誘拐事件

2018/05/28 12:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

誘拐事件をテーマにしているミステリは内容が陳腐化している点では
むずかしい。
この小説はかつ誘拐された子供が青年になって、
今度は自分が誘拐を計画・実行する。
当時のハイテクを使った犯罪計画と逃走劇がスリリングであるが
動機が最後まではっきりしない点が読み手としては期待感が高まる。

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