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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.6
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社現代新書
  • サイズ:18cm/268p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-149726-X
新書

紙の本

現代日本の問題集 (講談社現代新書)

著者 日垣 隆 (著)

現代日本の問題集 (講談社現代新書)

税込 814 7pt

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みんなのレビュー16件

みんなの評価4.2

評価内訳

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  • 星 1 (0件)

紙の本

二元論的思考からの脱却

2004/07/06 15:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:後藤和智 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 やっと出た、という感じである。私はしょっちゅう日垣氏のホームページをのぞいているのだが(ただし、メールマガジンはとっていない)この本は何度「近日刊行」と言われてきたことか。著者も言うとおり、本書は2002年か2003年には発売されていなければならないはずだったのだ。
 さて、本書の刊行が先延ばしになっている間に、さまざまなことが起こった。米英によるイラク攻撃、北朝鮮問題、「白装束集団」騒ぎ、週刊誌の出版差し止め騒動、そしてイラクでの日本人人質事件。偶然にも、「現代日本の問題」が短い間で大量に噴出していた。また、凶悪事件や政治腐敗も、次々と起こっている。
 さて、私は冒頭で「やっと出た」と書いたが、本書は、刊行が先延ばしになったからこそ、真に「現代日本の問題集」といえるような本になったのではないか、と考える。だから「やっと出た」というのと同時に、「なんていいタイミングで出たんだ」とも思う。
 本書が斬る「現代日本の問題」は、「官尊民卑」「人権論の暴走」といった政治的なものから、「ショッピング・リテラシー」「企業社会」「ペットとの付き合い方」といった日常的なものまで、実に幅広い。また、本書は、分かりやすい文体と論理の運びで、なおかつ善悪二元論的、あるいは一元論的な思考にとらわれないように書かれている。
 例えば、北朝鮮問題について挙げてみると、著者は、まず北朝鮮の貨客船・万景峰号における、北朝鮮に対して大甘な日本政府の態度を難じる。しかしそのあとで、「北朝鮮に対する経済制裁は行ってはならない」とも指摘する。経済制裁で嫌な思いをするのはいつも弱者だから、だそうだ。これは単なる机上の論理から生み出された理屈ではなく、実際に経済制裁が行われたイラクを取材して痛感したことだという。
 《過去10年から今後10年ほどに亘り日本人が強く関心をもち解決してゆくべき問題を、一人で俯瞰できた》と、著者は言う。確かに、一人一人が持っている関心は違うし、同じ問題であっても捉え方は違う。しかし著者は、その垣根を越えて、本当に我々が向き合うべき問題とは何か、を提示している。本書は、下手なオピニオン誌よりも、格段に分かりやすく「現代日本の問題」を大づかみできる優れた内容である。

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紙の本

異見を中心に書くが、大筋では良書だと思う

2006/03/08 03:57

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に、bk1の著者コメントに、二言三言。

《ここ数年、日本と世界は深刻な転換期を迎えている、ということに人々は気づき始めています。》

だいぶ昔から、毎年のように誰かがどこかで、「今こそが大きな転換期だ」とまくし立ててきた。そのせいか、「いつだって『転換期』なのでは?」とまぜ返す癖がついてしまった。

《千年に一度あるかないかのエポックです。》

こういう、「大仰」が高下駄履いているような物言いには、ずずっと引いてしまう。日本に限っても、幕藩体制の崩壊時や対中対米戦時のほうが、よっぽど「エポック」だったのではなかろうか。まあ、簡単に比べられるものでもないような気もするけど。

文句をつけたが、8割方は本書に賛同し評価している。現地での取材と資料の入念な読破を元に、論理的に突き詰めていく作業姿勢には敬服させられる。
「情緒もいいけど論理も大事」ということが、本書を読むと身に沁みてくる。

次は本文に、二言三言。

イラクで《自衛隊員に死者が出るのは、もはや時間の問題でしょう。》

もちろん、まだどうなるかは分からないのだけれど、少し筆が走ったようです。死者が出る可能性は(何%とは言えないが)、「時間の問題」と言うほど高くはなさそうだ、とするのが妥当かと。

《ここで指摘しておくべきは、有人宇宙ロケットを世界で三番目に成功させ、日本の中小企業を圧迫し続ける大国に、いつまでも日本が金銭援助する必要などあるわけがない、という問題です。》

その通りです。すぐに撤廃は無理でも、せめて対中ODAは、公害防止技術と環境対策援助に全額を振り替える、ぐらいにはしてもらいたいもの。両国のためにもなる。

《また、長く続いた「植民地」にかかわりをもたなかった地域は、世界中にほとんどありません。その当時、半ば強制的な移住は合法であり、国際世論にも反していませんでした。それは残念かつ不条理なことですが、現在の常識から過去を裁くのは歴史を学ぶ正しい態度ではありません。ただの凶暴な独善です。》

「その当時」の範囲が明確ではないが、この文章からは18世紀末以降からの、長きにわたる「植民地支配」のことを指していると思える。で、間違っているかもしれないのだが、「国際世論」なるものは、そんな以前からはなかったと思うのだが。
それから、↑が「歴史を学ぶ正しい態度」に反しているとは言い切れないと思う。昔の人の立場には完全には立てないのだから、私達は「現代の眼」で歴史を見ざるを得ないし、その眼で何らかの「判断」を下すこともあるだろう。それが「裁く」(というか「評価」をするということなのだが)形になることだってある。
私らだって、後世の歴史家でもそれ以外の庶民でもいいが、彼らの眼で「裁かれる」ことがあるかもしれない。「あの時代の連中が資源を浪費し、自然環境を破壊したせいで、我々はこんな目にあってるんだ」のように。そんな風に裁かれないように努力したいが、覚悟もしておくしかない。

《あれかこれかの二極思考を脱したうえで、第二に熟知すべき要点は、複数の選択肢から「良いとこ取り」が可能な時代になった、という認識を持って問題解決にあたることです。》

そうですね。私は「良いとこ取りなんて、そんな虫のいい話はない」と言われたものだけど、やってやれないことはないと思っていた。時代が後押ししてくれるなら、なおのこといい。
ただ、脱二極思考なら、他者を「売国奴」呼ばわりは戴けない。「愛国者」と対概念の、著者の批判する「善悪二分法」そのもの。

最後に、再び著者コメントに一言。

《これで1冊たったの756円とは、著者としてやや理不尽な気持ちを抑えきれません。》

値段以上の価値はあると思います。かなりの労作をリーズナブルに提供して下さって、ありがとうございました。

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紙の本

政治経済から一般社会問題が満載。短時間で知る現代日本の問題点

2004/09/01 10:21

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みち秋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

  21世紀初頭は1945年(二次大戦終戦年)以来のエポックメーキングになるだろう。この重大な時代世の中は混沌とし情報、主義主張が氾濫する中で、いかにして個人が確固たる思想信念を持つかが大切である。
  著者はあとがきで《二極化思考(一方が悪で他方が善と単純な思い込み発想)からの脱皮》を提言している。《個人個人が今そこにある危機を正確に把握し、回避しかつ前進することが肝要な時代になった。それがたとえ小さな成果でも全体を変えていく、という方向性が見えてくるはずだ》と記している。この言葉を念頭に入れて読むと著者とは異なる見解が見出せるかもしれない。
   内容は国内政治(失業、安保、年金)、国際情勢(イラク戦争、北朝鮮問題)、一般社会問題(犯罪増加、老後の不安)と多義に亘り解りやすく記述されている。
   問題が多義に亘るので日本の10年先を見据えた重要な問題について考察する。
   第一は構造改革《官尊民卑からの脱却》である。一例として郵政事業の民営化については、著者は反対しているけれども郵政民営化は21世紀初頭に実施すべき重要テーマである事には間違いない。とにかくやってみることが先決だと思う。たとえば民間会社ならば計画を立案検討した上で即実行する。その後発生した問題についてはその都度修正して生産性を高め競争力を向上させている。 民間ができて官ができないはずはない。ただやる気があるか、ないかだけの問題である。
   第二は安全保障の問題 憲法改正の可否であろう。 著者はこの問題に関してはイラクへの海外派兵はイラク特措法違反であると述べるのに留めた。安全保障は従来通りのアメリカ依存でよいのか、憲法は護憲か改憲か、大切なことだからもう少し掘り下げて欲しかった。
   第三は学校教育、家庭教育問題と思う。 著者は治安悪化、少年犯罪増加を食い止める為に刑法の改正を力説しているが、もう少し根幹に触れると教育問題、家庭問題ではないかと思う。 そこに著者の鋭いメスを入れて欲しかった。
   第四は雇用形態変化による雇用不安と年金問題(老後の不安)であろう。 著者は《個人が『稼ぐ力』と『売る力』を身に着けてゆくこと。自分をスキルアップして『起業』を》と呼びかけているがこれらはもう言い尽くされて久しい。言うは易し、行うは難しである。これができる職業と人は限られており大多数の人は悶え苦しんでいるのが現状である。やはりこの問題は政治家が真摯に取り組むべき問題であろう。

   色々批判もしましたが、これだけ多義に亘る問題がうまく整理され、読みやすく短時間で吸収できるのはうれしい。やや掘り下げ不足の部分もあるが、これだけのテーマを新書版にまとめることは無理かもしれない。
   現状日本が抱える問題を把握して、自分の考え方を整理するのに役立つ著書である。

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著者コメント

2004/06/21 15:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日垣隆 - この投稿者のレビュー一覧を見る


 ここ数年、日本と世界は深刻な転換期を迎えている、ということに人々は気づき始めています。千年に一度あるかないかのエポックです。本書は、その変化の解明に真正面から挑んでみました。
 誰もがまだ覚えているはずの事件やニュースを素材にしながら、何がどう変わり、最も本質的な問題はどこにあり、そしてどう対処したらよいのか——。それを16の問題に分けて、我が家の高校生にもよくわかるように書きました。
 従来は、問題を指摘することが重要であって、処方箋など必要ない、という認識が評論家や知識人と呼ばれる年配者たちの間で常識とされてきましたが、そのような態度は無責任だと私は思います。「どうすれば解決するのか」を示せないと、それでは「問題」を指摘したことにはなりません。解決法が見つからないのなら、諦めるほかないと言っているのと同じです。
 中東や北朝鮮などにも直接行って、すべて現場で考察を深めてきました。机上の空論は、とりわけ現在のような大転換期には無力だからです。身近なペットやショッピングや健康の問題から、年金改革や日本経済の行く末とサラリーマンの処世術、小泉訪朝とその後の問題点や、イラクでの初老カメラマンの死に至るまで、最新の諸問題も詳しく書き込みました。
 これで1冊たったの756円とは、著者としてやや理不尽な気持ちを抑えきれません。
——日垣 隆

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2006/03/12 00:40

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2006/08/19 23:57

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