サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 文庫の通販
  4. 一般の通販
  5. 徳間書店の通販
  6. 徳間文庫の通販
  7. 閻魔王牒状 滝にかかわる十二の短篇の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.7
  • 出版社: 徳間書店
  • レーベル: 徳間文庫
  • サイズ:16cm/283p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-19-892092-3
文庫

紙の本

閻魔王牒状 滝にかかわる十二の短篇 (徳間文庫)

著者 沢田 ふじ子 (著)

閻魔王牒状 滝にかかわる十二の短篇 (徳間文庫)

税込 586 5pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

熊野の絵師 5-26
仏の橋 27-48
天賦冬旅図 49-70

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

あなたが瀧に見るものは

2004/07/06 01:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

歌舞伎「雷神不動北山櫻」には、こんなシーンがある。
絶世の美女・雲の絶間姫が、日照りの原因を作った鳴神上人を
色仕掛けで落とそうとする。隙を突いて竜神を封じてある滝壷の注連縄を切る。
するとたちまち雷鳴が轟き、大豪雨に。
この舞台のモデルとなっているのが、賀茂川の上流にある岩屋不動
と言われており、その本堂の後ろに飛竜の滝、滝の背後に護摩洞窟が
ある。人の写っている写真が掲載されていた。近くで見る事ができそうだ。
もし、日本の滝が、例えば、ナイアガラ滝のようだったら、
どうなっていただろう。あの水の量をせき止めておくのだから、
放たれた時の勢いは、半端ではないだろう。
せき止めていた注連縄を解いたりしたら、鳴神上人もろとも
絶間姫が「あーれー」と声をあげつつ、いずこかへ流されてしまっただろう。
喜びの場が一転、愁嘆場だ。
「雷神不動北山櫻」は、日本の滝だから、作れた話だ。
すぐ近くに寄って眺める事も、手に水を取り、飲むこともできる、日本の滝
だからこそ。
ここに収録された滝にまつわる12篇もまた、日本だからこそ生まれたと言えるだろう。

或る者は滝に自らの執着を見、また或る者は思いをかためるために滝に打たれる。高名な瀧もあれば、無名の滝があるように、六十三歳の蕪村が登場すれば(「わくらば蕪村」)、不遇をかこつ絵仏師(「熊野の絵師」)をはじめとする無名の庶民もこの中にいる。それぞれに託すもの、見るものが異なるのは、滝を通して見えてくるのが、自分の一部だから。
村人を熱病から救うために瀧に打たれんとする男の「天空妙音」、暁闇の中、清水寺奥院の音羽瀧に打たれに行く娘が登場する「仏の橋」など、清冽な思いが胸を打つ話が印象深い。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。