紙の本
ノッカーアップ
2018/10/21 14:52
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
お話の最後に、本当のお写真が載っていて、息子はその写真にくぎ付けでした。
「ほんとのおはなしなの?」と不思議がっていましたが、母の私も驚きでした。
実際にあった「ノッカーアップ」という目覚ましのお仕事。
いまでは考えられない話ですが、その時代の暮らしはどんなものだったのかなぁと、想像をふくらませて楽しい気分になります。
ファンタジーなお話も好きですが、息子はこういったノンフィクションの絵本も大好きです。
紙の本
のどかな時代の朝の一仕事—メアリー・スミスが、娘のローズに豆の吹き方の特訓をしている姿がほほえましい絵本です。
2004/12/21 09:34
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投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
信用できる時計が安く手に入るようになる前の時代のことです。
メアリー・スミスは、月曜日の朝、夜明け前にお出かけです。町外れの家を出て、町へと急ぎます。
ゴムのチューブに豆をこめて、吹いて飛ばします。パン屋の窓にみごと命中。次は、汽車の車掌の家、続けて二つぶ。せんたく屋の家…と次々と豆を吹いて飛ばし、最後は、エジントン通りの端にある市長の家にやって来ます。豆を吹いて飛ばして、カチン! コツン! パチン! もういちど、コン! カン! キン!
メアリー・スミスは、ロンドンの東の端に住んでいた実在の人物です。さて、その仕事とは何でしょう。
その時代、メアリー・スミスのような人がイギリスにはたくさんいました。一週間に2〜3ペニーのお金と引き換えに仕事をしていました。のどかな時代の朝の一仕事—メアリー・スミスが、娘のローズに豆の吹き方の特訓をしている姿がほほえましい絵本です。
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全館 2分30秒
続・心をつなぐ読み聞かせ絵本100より
働くことの心地よさ ノッカー・アップーめざまし屋 「何をしているのかな?」裏表紙の写真から見せよう。
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図書館で目にして気になっていたので、借りた。
メアリー・スミスは、実在したノッカー・アップ(めざまし屋)。
かたいゴムチューブにかわいた豆をこめて、窓に豆をふきとばして当て、町のみんなを起こしてまわったという。
なるほど読みきかせに向いている。
お仕事の絵本だけれど、ユーモアがある。
手元でよく見れば、町の見開きの場面に何人ものメアリー・スミスや、7時7分の見開きの場面に起こした人々がいるのがわかり、おもしろい。
こんな職業があったなんて、知らなかったなぁ。
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実在したノッカーアップという仕事をしていたメアリースミスのお話。朝決まった時間に部屋の窓をノックして寝ている人を起こす仕事ノッカーアップ。多くのノッカーアップが長い棒を使用していたがメアリースミスはオリジナルの道具を使って窓をノックしています。なんともキュート!こんなキュートな時代があったのよなあ。
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ワーキングウーマンのメアリー・スミス、かっこいいです。昔のイギリスの風俗がわかるので、年かさの子達も興味を持つと思います。
実際のメアリーの写真が載っているので、子供たちは見せて!と集まってきます。
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1,2年生読み聞かせ 5分程度
11月の勤労感謝の日に関連して。
本当の話ということと、仕事に関連できるということで、先生方からも好反応でした。
表紙は、メアリー・スミスが豆をゴムチューブストローに詰めて吹こうとしている絵。裏表紙は、メアリー・スミスさんご本人の白黒写真。
児童には表紙を見せて、「このメアリー・スミスは、今ではもう無い仕事をしています。さあなんでしょう?」と言うような話をして読み始めました。
メアリー・スミスは、日の出前に町外れの家を出ます。
町に入りパン屋さんの家に着くと、ポケットから取り出した豆をゴムチューブストローに詰めてプッと吹きます。
窓が空いてパン屋さんが顔を出します。「メアリー、起きたよ」
こうしてメアリーは次々に家を訪ねて、豆を窓に開けて人々を起こして回ります。
最後に町長さんを起こすと「君のおかげで町が動き出すよ。ありがとう」とお礼を言われます。
すっかり日常の活動を始めた町をみながらメアリーは家に戻ります。
…ところが!家では娘のローズがベッドにこもっているではありませんか!
うちの娘が寝坊だなんて、町の人達に顔向けできないよ!
でもローズは寝坊したのではありません。学校で眠っている生徒ではなくて先生に豆を当ててしまったために家に帰されてしまったんです。
メアリーはそりゃーなさけないねえ。と笑い、母娘は二人で豆飛ばしの特訓をするのでした。
絵本の最後には、当時の「めざまし屋」についての説明と、他のめざまし屋さんの写真があります。
児童にそのページを見せながら「さあ、メアリーの仕事は何だったかな?」と聞くと「めざましやさん」「起こす人」などと声が聞こえます。(読んでる最中にも「分かった!起こす人だ!」という声も挙がりますが)
そうですね、この頃は目覚まし時計が普及していなくて、メアリーのように人々を起こす仕事があったのです、と言って、簡単にお仕事のこととか、勤労感謝の日のこととか、機械の発達とお仕事のこととかお話しすると終わり方もまとまりました。
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メアリー・スミス、実在したらしい・・・
私もメアリー・スミスに起こしてもらいたい。
昔のイギリスの職業で
「めざまし屋」というのがあることを
子ども達に伝えて読むと、
おもしろさも増しそう。
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メアリー・スミスが町の人々を順々に起こして町が動き出します。目覚時計がなかった事態の人々のつながりを感じるいい絵本だと思いました。
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まだ目覚まし時計のない時代、
ノッカー・アップ(目覚まし屋)という仕事があったから驚きです。
イギリスに実在したメアリー・スミスの物語。
かたいゴムチューブにかわいた豆をこめて、
それをとばして起こしてまわります!
アナログなところ、人と人とのつながり。
こんなお仕事は、今の時代では成り立たないと思うけど、いいなぁ!
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メアリー・スミスはイギリスに実在した人物。朝早く、ゴムのチューブに豆を込めて吹いて飛ばし、ベッドルームの窓に当てて、みんなを起こしていきます。勇ましく歩いて仕事を遂行するその姿は、頼もしくてカッコイイです。
また、自分の娘とのやりとりも豪快。娘に豆の飛ばし方を特訓するメアリースミスのうれしそうなこと。こちらまでなんだか楽しくなります。
あとがきを読んでから読み返すと、また違った味わいが。まだ物質的には豊かではなかった時代のことを垣間みながら、人と人との暖かい関わりに、ちょっと羨ましくなります。
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目覚まし時計おばさんは、誰よりも早く起きて、みんなに朝を告げます。産業革命時の実話だと思うと、感慨深いものがあるなあ!
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みんなは朝、誰に起こしてもらう?メアリースミスは、めざましやさん。まだ夜明け前に起き出して、ずんずん歩いて家の前に。ゴムのチューブに豆をいれ、窓にプッ!カチン!みごと命中して、起きたなら、今度は次の家へ。こんな風に起こしてくれたら、きみもすぐ起きるかな?イギリスの実話を元にしたお話です。(2014.1締切分)
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ノッカー・アップ
めざまし屋というのだそうです。
面白かった。
仕事って時代にあわせてあるんだなあと納得。
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この本の主人公メアリー・スミスさんは実在の人物です。「ノッカー・アップ」という、今でいう目覚し時計と同じ仕事をしていた人です。読み聞かせが終わったら、裏表紙のメアリーさんの写真もぜひ見せてみてください!!