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暗き神の鎖 中編 (コバルト文庫 流血女神伝)
流血女神伝 暗き神の鎖(中編)
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護らなければならないものが増えたカリエの戦い
2009/09/28 19:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまではキャラクター中最強として君臨していたラクリゼが、あっけなく負けてしまった。彼女を破ったのは、彼女の弟にしてザカールのクナムであるリウジール。彼の、アフレイムを攫うという宣言に脅えながらも総督としての任務はいつも通りこなしていたカリエだったが、その恐れをエディアルドやミューカレウスたちには見抜かれてしまう。
そして何度目かの運命の転換点。何度も何度も苦難の道に突き落とされながらも這い上がってきたカリエは、一つの決断を下す。そして、それに関わるラクリゼ、エディアルド、サルベーンやトルハーンたち。次巻はザカールの本拠地での戦いになりそう。そして、神々の関係も明らかになる。