スカーレット・スターの耀奈 （新潮文庫）

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梶尾真治の真骨頂、リリカル系作品集。
ハードカバーで出版されたのですが、かなり早くに絶版となり、入手が困難になっていた一冊です。
手に入らなくなっていたものが、こうして文庫化されることで、みんなに読めるようになるっていいですね。それもこれも、映画ヒットのおかげですね。
私はとても好きな作家さんですが、作風の散らばりがすごい人ですので、「作家」として誰かに勧めるのは勇気のいる人物と思っております。
これなどは、一般的に読みやすくイイハナシなので、一度も彼の本を読んだことがない方は、お試しにぴったりです。

そう、時と心理状態によっては、キャラクターたちの超ストレートなセリフたちに、寒気を覚えたり背筋がゾクゾクする可能性もありますが。


ちなみに、絶版となったハードカバー版の装丁は、シンプルながら文庫とは比べものにならないステキさなので、どこかの街角の古本屋で見つけたら、即ゲットですよ！！

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2005.11.08.　切ない、切なすぎる。美談すぎるとも思う、どの話も。未来の地球はやっぱりもうダメで、そして他の星の人（？）に恋したりするんだろうか。こんなにも真剣に。あー、こんなにも大切な存在が、今の地球上にいるんだろうか。

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【古本屋で購入】
遠い未来の世界で描かれていて多様な世界の一端
そのなかで人類の純粋な男女の愛、幸せな時間、幸せの形。
一途な男目線、可憐でどこかはかない女性像、
現在のわたくしたちの価値観でそれが正か、と言われると
その難しさが切ない感情につながるのかもしれないが。
それでも理屈や難しい世界を忘れて（男性目線で）読みたくなる。

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大分前に買った本をようやく読みました。梶尾さんの作品はロマンティックだよなあ…。その雰囲気と優しい感じが大好きです。
が。プラネットとスターは違いますよね。スカーレットは良いとして他の星はどうなのかなあ。

個人的には夢見る星が悲しくて印象に残りました。恋人の甘い幻想を打ち砕く惑星ってのも良いですね！
後書きを読んで、自分はもう一人のチャーリー・ゴードンとヒトはかつて尼那をから入ったなあと懐かしく思いだしました。あの短編を読んだ時のインパクトは今も忘れられません。それからずっとファンです。

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カジシンさんのスペース恋愛短編、４作品。ＳＦとしては弱いだろうが、どれも面白かった。一番好きなのは「ドリームスター」かな。本来なら別離で終わる内容をハッピーエンドにしてる。それぞれ、似た設定の作品が浮かぶけど、カジシンさんは甘く優しくまとめてるものなぁ、これでいいのです(^O^)

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"異空間を舞台にした「泣ける」ファンタジー"ということで、新感覚を楽しんだ。あとがきを読んで、「黄泉がえり」読みたくなった。