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プリンシプルのない日本
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 12件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.5
  • 出版社: メディア総合研究所
  • サイズ:20cm/265p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-944124-13-9

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紙の本

プリンシプルのない日本

著者 白洲 次郎 (著)

プリンシプルのない日本

1,728(税込)

ポイント :16pt

現在お取り扱いができません

プリンシプルのない日本 電子増補版 デジタルならではの28篇を増補収載

972 (税込)

プリンシプルのない日本 電子増補版 デジタルならではの28篇を増補収載

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

評伝を読んで、本人の書いたもの物が読みたいと思った人に。

2005/12/20 17:15

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本国憲法の作成に深く関わり、ひとりGHQと対等に渡り合ったと言われる白洲次郎の、雑誌に書いた文章などを集めた本である。彼の評伝などをいくつか読むと、「芦屋の傲慢な少年」「オイリー・ボーイ」「カントリー・ジェントルマン」「従順ならざる唯一の日本人」「純粋にして過激」「野人」と、いくつもの言葉が並んでいる。この本に寄せられている辻井喬の文の通り、「評伝を読んだ人は当の白洲次郎という人物に興味を持ち、本人が書いたり語ったりしているものがあれば、それがどんなものかを知りたいと思うに違いない。」そして、「そうした希望を満たすものとして編まれたのが、この「プリンシプルのない日本」という本である。」おそらく、彼の書いたものがまとまって読めるのはこの本ぐらいではないだろうか。
 ここには1951年から1969年ごろまでに書かれた文章が集められており、「カントリー・ジェントルマンの戦後史・白洲次郎直言集」とされている。この間におこった出来事、吉田茂内閣の誕生や解散総選挙についてなどが書かれているが、憲法成立過程の思い出話もある。
 本のタイトルにもなった「プリンシプルのない日本」では、こんな風である:「何でもかんでも一つのことに固執しろというのではない。妥協もいいだろうし、また必要なことも往々ある。しかしプリンシプルのない妥協は妥協でなくて、一時しのぎのごまかしに過ぎないのだと考える。」
 憲法については:「しかし、そのプリンシプルは実に立派である。マックアーサーが考えたのか幣原総理が発明したのかは別として、戦争放棄の条項などその圧巻である。押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか。」
 どれを読んでもこの人の性格が良く現われた、自分の意見をハッキリと書きすぎるぐらい書いた、という文章である。こういうところが、受け手の印象を左右し、「カッコいい」と「傲慢、気障」の両極端にわけてしまうような気がする。
 友人であった今日出海の寄せた言葉を最後引用しておく。「大事なことは、次郎のそんなものの言い方や態度ではなく、彼が何を言おうとしているのかを先ず知ることだ。そしてその言っている内容について批判するがいい。」確かに、彼はプリンシプルのはっきりとした人であったことには間違いないだろう。

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紙の本

評伝を読んで、本人の書いたもの物が読みたいと思った人に。

2005/10/31 17:30

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本国憲法の作成に深く関わり、ひとりGHQと対等に渡り合ったと言われる白洲次郎の、雑誌に書いた文章などを集めた本である。彼の評伝などをいくつか読むと、「芦屋の傲慢な少年」「オイリー・ボーイ」「カントリー・ジェントルマン」「従順ならざる唯一の日本人」「純粋にして過激」「野人」と、いくつもの言葉が並んでいる。この本に寄せられている辻井喬の文の通り、「評伝を読んだ人は当の白洲次郎という人物に興味を持ち、本人が書いたり語ったりしているものがあれば、それがどんなものかを知りたいと思うに違いない。」そして、「そうした希望を満たすものとして編まれたのが、この「プリンシプルのない日本」という本である。」おそらく、彼の書いたものがまとまって読めるのはこの本ぐらいではないだろうか。
 ここには1951年から1969年ごろまでに書かれた文章が集められており、「カントリー・ジェントルマンの戦後史・白洲次郎直言集」とされている。この間におこった出来事、吉田茂内閣の誕生や解散総選挙についてなどが書かれているが、憲法成立過程の思い出話もある。
 本のタイトルにもなった「プリンシプルのない日本」では、こんな風である:「何でもかんでも一つのことに固執しろというのではない。妥協もいいだろうし、また必要なことも往々ある。しかしプリンシプルのない妥協は妥協でなくて、一時しのぎのごまかしに過ぎないのだと考える。」
 憲法については:「しかし、そのプリンシプルは実に立派である。マックアーサーが考えたのか幣原総理が発明したのかは別として、戦争放棄の条項などその圧巻である。押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか。」
 どれを読んでもこの人の性格が良く現われた、自分の意見をハッキリと書きすぎるぐらい書いた、という文章である。こういうところが、受け手の印象を左右し、「カッコいい」と「傲慢、気障」の両極端にわけてしまうような気がする。
 友人であった今日出海の寄せた言葉を最後引用しておく。「大事なことは、次郎のそんなものの言い方や態度ではなく、彼が何を言おうとしているのかを先ず知ることだ。そしてその言っている内容について批判するがいい。」確かに、彼はプリンシプルのはっきりとした人であったことには間違いないだろう。

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紙の本

評伝を読んで、本人の書いたもの物が読みたいと思った人に。

2005/11/04 00:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本国憲法の作成に深く関わり、ひとりGHQと対等に渡り合ったと言われる白洲次郎の、雑誌に書いた文章などを集めた本である。彼の評伝などをいくつか読むと、「芦屋の傲慢な少年」「オイリー・ボーイ」「カントリー・ジェントルマン」「従順ならざる唯一の日本人」「純粋にして過激」「野人」と、いくつもの言葉が並んでいる。この本に寄せられている辻井喬の文の通り、「評伝を読んだ人は当の白洲次郎という人物に興味を持ち、本人が書いたり語ったりしているものがあれば、それがどんなものかを知りたいと思うに違いない。」そして、「そうした希望を満たすものとして編まれたのが、この「プリンシプルのない日本」という本である。」おそらく、彼の書いたものがまとまって読めるのはこの本ぐらいではないだろうか。
 ここには1951年から1969年ごろまでに書かれた文章が集められており、「カントリー・ジェントルマンの戦後史・白洲次郎直言集」とされている。この間におこった出来事、吉田茂内閣の誕生や解散総選挙についてなどが書かれているが、憲法成立過程の思い出話もある。
 本のタイトルにもなった「プリンシプルのない日本」では、こんな風である:「何でもかんでも一つのことに固執しろというのではない。妥協もいいだろうし、また必要なことも往々ある。しかしプリンシプルのない妥協は妥協でなくて、一時しのぎのごまかしに過ぎないのだと考える。」
 憲法については:「しかし、そのプリンシプルは実に立派である。マックアーサーが考えたのか幣原総理が発明したのかは別として、戦争放棄の条項などその圧巻である。押しつけられようが、そうでなかろうが、いいものはいいと率直に受け入れるべきではないだろうか。」
 どれを読んでもこの人の性格が良く現われた、自分の意見をハッキリと書きすぎるぐらい書いた、という文章である。こういうところが、受け手の印象を左右し、「カッコいい」と「傲慢、気障」の両極端にわけてしまうような気がする。
 友人であった今日出海の寄せた言葉を最後引用しておく。「大事なことは、次郎のそんなものの言い方や態度ではなく、彼が何を言おうとしているのかを先ず知ることだ。そしてその言っている内容について批判するがいい。」確かに、彼はプリンシプルのはっきりとした人であったことには間違いないだろう。

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2004/11/12 12:17

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2006/06/05 14:53

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2007/03/25 19:26

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