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肝炎で入院した裕一は、同い年の里香と出会う。里香は難病を抱え、もう何年も入院し続けていた。ワガママな王女のようで、死に対して何かあきらめのようなものを感じさせていた里香だったが、徐々に心を開き、成功する確率が低い手術に受ける覚悟を決める・・・
電撃文庫といういわゆるライトノベルなのですが、SFもファンタジーも、そして謎すらも出てこない、ただひたすらにボーイ・ミーツ・ガールのおはなし。あんまり長々とあらすじを書いてしまうと、1巻・2巻を読んでいない方の楽しみを削いでしまうので、ここでは簡単に。
お約束のようにどたばたしたシーンもあるのですが、本質的にはせつないおはなし。手術に臨む里香は裕一に『チボー家の人々』を残していくのですが、そこから里香は「命をかけて君のものになる」という言葉を引用して伝えようとするのです。「J」と書いてある署名も「R」に訂正して・・・まるでここまでの3冊は、この言葉につなげるために書かれたかのようです。
はたして里香の手術はどうなったのか? 夏目が残した「裕一にとって最悪の結果」とは? 4巻が気になります。 (2005.03.16)
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どきどきの展開になってきました。
里香と祐一の関係も複雑になってきましたね。祐一が必死になってがんばっていたり、それを知っていて自分もがんばっているのを見せない里香。
そして、夏目と亜希子さん。
最後の夏目のセリフはドキッとしてしまいます。
続きが非常に楽しみです。
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そんなことって、ありかよ。何が残って、何がなくなるんだ?愚かにも彼は走る、Train kept a rollin' all night long.
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ああもうあれだ薦めるしかないんだよもうみんな買え3冊買え家族にも買って帰れ早く読め!!!
取り乱したつもりはないですよ?そんくらいみんなに読んで欲しいお話。
序盤から数え切れないくらいクズが出てくるこのお話。
ダーティなキャラの中に咲く一輪の花、里香・・・。ありえないくらい可愛い・・・。
不覚にも泣きました、この巻で。ていうか2巻でも泣いたような。
橋本氏の最高傑作です、3巻にして既に。皆読め。ラノベってジャンルじゃこの作品以上にラノベらしい作品も無い。
4巻を年内に出してください…orz
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希望と現実の間で裕一の気持ちが揺れ、そのまま里香の手術が始まり、手術が終わった時に夏目は絶望の一言を発し、次巻へ。里香の裕一に対する態度に変化が表れ、2人の絆の深まりに伴って一緒の思い出が増えていきます。
エピローグの内容が秀逸で、涙で読書続行が難しくなります。
文章は読みやすいです。
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エロッ!!(失礼)
まさか半月でここまでヤるとは思ってなかったです。いや、最後まではヤってないんだけど・・・(だから何
そのエロい(失礼)とは裏腹(?)に、シリアスになってきてます。最後はどう終わるんだろう?
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里香の深刻な病状を知ってしまった裕一は、もう単純に笑うことなんてできなかった。
でも、だからこそ、里香のために無理やり笑うことにした。
やがて里香が写真を撮ってほしいと言いだした。 しかも学校に行きたいとも。
裕一は望みをかなえてやろうと、父親の形見のカメラを持ちだし、幼馴染からセーラー服を借りて、学校へ向かった。
一日だけのスクールライフを楽しむためだ。
しかし、そんな幸せがいつまでも続くわけがなかった……。
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幸せの日々はいつまでも続かない。ついに里香の手術の話。
ある意味物語のピークである巻。
あのラストの引きはやばかった。
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3巻から8巻まで読んだんですが、一番感動した本だと思います
まあどの巻も感動しているのですが・・・この巻は泣けるほど感動します!
内容としては非現実的ではなく、かなり現実的です
いや〜最初から裕一が夏目にボコられたところなんですが、患者にボコるとは本当にすごい医者なのか夏目は?
とか1日のスクールライフで司の強さに驚き・・・
あんなに強いのにお菓子作りばっかやってるのはもったいない
まあ今回は里香にとって修羅場・・・裕一にとっては不安と恐怖・・・
感動すると思うので是非ご愛読を
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かなり続きが気になる終わり方に・・・。
「最悪の結果」って!?
里香の1日だけのスクールライフも
なかなか、おもしろかったです。
(タイガーマスクも大活躍?)
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『僕らはあまりにも考えすぎる』
(ロジェ・マルタン・デュ・ガール『チボー家の人々』)
里香の1dayスクールライフ。
写真は時の一瞬を切り取れるから良い。被写体への憧れがあるならなおさら。
みゆきの葛藤も共感できる。
手が届かない時の失望、焦燥、嫉妬。渦巻く感情への自己嫌悪。
おねーさんの誘惑って破壊力あるよね。うん。これが一番の共感かも。
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2010/10/28(~321終)
遥か昔に2まで読み、気分的にライトノベルを読みたくなったので借りてみました。
もう大分間が開いていたので、読んでもわからねぇんじゃねえかと後悔しましたが、話をなんとなくでしか覚えていなくても1つの物語として認識できる話の内容だったので読めました。
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前の巻からちょっと間があいてしまいました
どうしようもない裕一が一人で葛藤する後半がなんとも辛い
一番辛いのは里香なんだろうけど
裕一視点でかかれてるし、自分もやっぱり大病なんて患ってないから
里香の気持ちより裕一の心境にどんどんのめり込んでしまう
次巻が気になって仕方が無い
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出て来た小説は「チボー家の人々」。
外国文学は苦手やけど、読んでみよかしら。
里香の容体が気にかかります…。
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前巻のラストを受けてどうなるか楽しみにしてた。
今巻は最後の静かな日々。という感じでした。
途中で急展開があって、その後の主人公の馬鹿さ加減が痛々しい。
そんなもんなのかもしれないと思わせるその痛々しさがリアルでそれがまた痛々しい。
主人公が、あくまで普通の男の子であるだけに共感できて、どんどん物語に引き込まれる。
ラストの「本に隠されたメッセージ」を見つけるシーンなんかは胸が熱くなります。
またまた、次巻が気になる終わり方でした。
読者を引っ張るのがうまいなぁ、もう。