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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 21件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2004/09/01
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: クリスティー文庫
  • サイズ:16cm/568p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-15-130060-0

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文庫

紙の本

ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

著者 アガサ・クリスティー (著),田中 一江 (訳)

ヘラクレスの冒険 (ハヤカワ文庫 クリスティー文庫)

1,102(税込)

ヘラクレスの冒険

875 (税込)

ヘラクレスの冒険

ポイント :8pt / 紙の本より227おトク

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みんなのレビュー21件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

ヘラクレスの冒険

2013/05/20 22:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ホームズ - この投稿者のレビュー一覧を見る

読みやすい短編集でした(笑)ミステリとしては割と分かりやすいのも多かったかな(笑)『ヘスペリスたちのリンゴ』の最後のポアロと修道院長との会話が好きですね(笑)やっぱり原作とドラマではポアロもミス・レモンもキャラクターが全然違いますね~(笑)

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紙の本

ポアロの十二の難業

2017/05/16 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ポアロが舞い込んでくる依頼をヘラクレスの十二の難業になぞらえて次々と解決していく短編集。しかも引き受ける依頼がいろんな種類になっています。殺人事件はもちろん、人捜しや、誘拐事件、果ては横領事件のもみ消しなどなど、話ごとに事件の性質に変化があるから飽きませんね。最後の話でロサコフ伯爵夫人が出てきたのがうれしかった。ポアロとロサコフ伯爵夫人のやりとりは読んでいておもしろいんですよね。

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紙の本

名探偵怪力男ヘラクレスに挑戦1

2004/09/27 12:17

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「もう引退する潮時だな。」
そう言って、
「ああ、そうだね、そうなさい。」
と周囲が同意を示してくれたなら、これは実に理想的な引退だ。だが、あいにく探偵の場合はそう簡単にはいかない。
自分がやめたくても、事件が放してくれないのだ。かのシャーロック・ホームズだって御年60才なのに、英国の危機を救うためとあらば、養蜂と読書に耽る理想的な生活を捨て、盟友ワトソンと駆けつける。名探偵エルキュール・ポアロだって、そう簡単に引退させてもらえるはずがない。

この物語は、ポアロが何度目かの引退を口にした事から始まる。
これからはカボチャの改良をして余生を過ごすというポアロに、医師が言う。
「きみの仕事はヘラクレスの難業ではない。愛の難業だ。」
この言葉にポアロは反応する。といっても、「君に仕事は辞められない」と言う彼が言わんとした趣旨ではなく、「ヘラクレスの難業」という比喩にこだわってしまった。本末転倒な話だが、確かに彼がこだわる理由はある。エルキュールをギリシア風に読めばヘラクレス、つまりヘラクレスは、自分と同じ名前の神話上の英雄である。ちなみに兄の名前はアシルだから、ギリシア風にはおそらくアキレス。母親が息子達に何を願って名前をつけたかが、非常にわかりやすいケースである。

「英雄英雄というが、どこがだ!」 神話を読んでポアロは激怒した。彼にかかれば神話上の人物は、強奪犯、殺人犯、詐欺師といずれ劣らぬ悪人揃いだ。こういう読み方は、いかにも現実主義の彼らしくて笑ってしまう。
そしてポアロは考える。「自分だってヘラクレスの難業くらいの事はできる!」 いや、もっと本音を言えば、「自分の方が彼よりも偉い!」 かくして負けず嫌いのポアロは、ヘラクレスの難業によく似た仕事を十二やり遂げたら、引退しようと決意する。こうしてまた探偵業を続けるが、ヘラクレス云々というのは、おそらく単なるこじつけだ。犯人との息詰まる攻防、トリックやアリバイを崩した時の快感、国家の安全を守ったという誇り。好敵手との出逢い。体験した冒険の数々。読者の胸を踊らせる数々の体験をしたポアロが、穏やかな生活に本当に満足できる訳がない。彼が探偵人生に「幕(=Curtain)ポアロシリーズの最終話タイトル 」を下ろすのは、もっとずうっと先なのだ。

ヘラクレスは妻の過ちによって命を落とすが、どうやら現代のヘラクレスは朴念仁で、妻帯の気配はなさそうだ。このままポアロは難業を何事もなく全うできるのだろうか? おや、彼が高価な赤い薔薇をとある女性にプレゼントしている。しかもミス・レモンが問いかけると、真っ赤な顔になる。様々な事件で人の恋路を見てきたポアロにも、遂に春が? これは事件だ!
まあ、誰ですか? ポアロが遭遇した事件より、こっちの謎を追う方が面白そうだなんて言ってる人は?

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紙の本

<ポアロさん、あたしのサイン帳にあなたの名前を書いて!>本書 p.427より。万華鏡でも覗くように、エルキュール・ポアロの活躍が楽しめる短篇集です。

2010/05/01 06:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 エルキュール・ポアロの“エルキュール”という名前は、ギリシャ神話に登場する“ヘラクレス”のフランス語読みにあたります。そのことに興味を引かれたポアロが、あたかもヘラクレスが十二の難業を成し遂げたように、十二の事件を手がけることにした、というところから、話がはじまる短篇集。
 おしまいの短篇「ケルベロスの捕獲」を除いた十一篇がまず、『ストランド・マガジン』誌の1939年9月号から1940年9月号に連載され、おそらくは話の内容により掲載されなかった「ケルベロスの捕獲」が、全く別の話に変わって追加され、『ヘラクレスの冒険』として出版されたのが1947年の9月だった、という経緯がある作品集です。この辺の事情は、『アガサ・クリスティーの秘密ノート』の上巻に記されています。

 ひとつひとつの短篇はそこそこ楽しめるという程の小粒なものですが、舞台がヨーロッパのあちこちにまたがる国際色豊かなもので、ポアロという探偵が“ヘラクレスの難業”にちなむ事件にあたるという統一性があるせいでしょうか。作品の雰囲気に調和とセンスがあって、全体としてとても読み心地のいい短篇集になっていますね。
 ポアロものの名作と引っかけて言わせてもらえば、ちょうど、かの有名なオリエント急行に乗車して、様々に変化していく窓外の景色を眺めながら、卵型の顔にぴんとはねた口髭の小男(コンパートメントに相席していた、不思議な存在感を持った人物!)が活躍する探偵譚に耳を傾けている、とでもいった感じ。なかでも、「ネメアのライオン」「アウゲイアス王の大牛舎」「スチュムパロスの鳥」「ヘスペリスたちのリンゴ」の事件が面白かった。

 それと、おしまいの「ケルベロスの捕獲」は、この第二バージョン版よりも、当初、雑誌に載るはずだった初期バージョンのもの(『アガサ・クリスティーの秘密ノート』上巻に収録)のほうが、インパクトがあって魅力的ですね。この初期バージョン「ケルベロスの捕獲」からさらに、フリッツ・ライバーのSF短篇の逸品「あの飛行船をつかまえろ」(『20世紀SF 第4巻 接続された女』所収)を読んでみると、なかなか風変わりで素敵な本の旅ができるかもしれません。

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2007/10/28 15:43

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2009/03/04 11:39

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2008/05/09 17:21

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2007/03/05 16:46

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2007/05/23 12:30

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2007/05/07 01:53

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2008/06/20 00:29

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2010/04/17 08:51

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2010/07/11 18:11

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2010/06/12 23:32

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2011/09/06 13:30

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