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紙の本
戦後の東京のオシャレ関係こんな男に惚れそう
2004/11/19 21:21
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投稿者:佐伯おばさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇野千代が好きで、こんな文庫があるんだぁと気軽に注文、届いて何となくちらっと読み始めて、引き込まれ、ぐいぐいぐい〜っと。 大爆笑しながら読んでしまい、いかん!ぞと。 この本をそんな簡単に読みきってしまってはもったいない! そういう気持ちなり、ぐっと我慢。 後日、お風呂の中で湯船につかり、私としては最高にオシャレに楽しい時間を演出しながら読みました。 優雅な気持ちになります。 アンアン少女の気分です。
宇野千代さんは、小説家としても着物デザイナーとしても有名ですが、1996年まで生きておられました。 で、この方がもっとも元気で動き回っていた時代のお友達の記録です。宇野先生が気に入り、世にもおもしろい男 青山二郎 。残しておかなければという気持ちで本にしたそうです。
記録しておいていただいてありがとうございます。って気持ちです。痛快な生き方、不思議な素行、そのマジメなのか遊んでいるのかわからないような見ごとな文章。笑います。本当に。 私は、このような骨董評論家?がいたこともまったく知らなかったのですが、青山とか表参道とか東京のオシャレな場所がいろいろ出てきて、ああ、戦後のこの時代でもこういうところには、そういったオシャレで楽しい愉快で痛快な人がいたんだなぁ。と。
でも、実際にそばにいて、付き合ったりしたら「しんど〜」と思うタイプの男かも。 東京って雑誌で読んだら刺激的だけど、実際私は住めないのである。