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夏の名残りの薔薇
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.4 73件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.9
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:20cm/384p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-323320-8
  • 国内送料無料

紙の本

夏の名残りの薔薇 (Honkaku mystery masters)

著者 恩田 陸 (著)

山奥のクラシックなホテルで、毎秋開かれる豪華なパーティ。その年、不吉な前兆とともに、次々と変死事件が起こった。果たして犯人は…。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。【「TRC...

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夏の名残りの薔薇 (Honkaku mystery masters)

2,006(税込)

ポイント :18pt

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商品説明

山奥のクラシックなホテルで、毎秋開かれる豪華なパーティ。その年、不吉な前兆とともに、次々と変死事件が起こった。果たして犯人は…。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

恩田 陸

略歴
〈恩田陸〉1964年宮城県生まれ。早稲田大学卒業。「六番目の小夜子」でデビュー。著書に「球形の季節」「三月は深き紅の淵を」「禁じられた楽園」「Q&A」など。

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みんなのレビュー73件

みんなの評価3.4

評価内訳

紙の本

読んでいていつの間にか物語の舞台に自分が紛れ込んでしまう吸引力をぜひ味わって欲しい。

2004/10/04 14:16

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る

恩田陸氏の作品は読んでいるといつの間にか物語の舞台に自分が紛れ込んでしまう吸引力がある。
今回も主題が終わり第一変奏の途中になる辺りから自分がホテルに呼ばれた客の一人としてひっそりと彼らの姿を眺め、会話を聞いているような感覚に陥った。
決して舞台に上がる主役級の人物と自分が重なることはなく、彼らに憧れそして熱く観る観客の一人となってしまうのだ。

恩田氏の作品で驚かされる事は今まで何度もあったのだが、今回の驚きは今までの比ではない。
第一変奏を読み終え早くも1つの事件が起きたと思っていたら…第二変奏では何と何と!!の展開に。
そして章ごとに変わる語り手によって一人一人の裏の部分が他人から見えているものと全く違う事にも驚く。
誰もが一筋縄ではいかない者ばかりなので「お前もか、お前もか」と嘆きたくなるくらい曲者ばかり。(そこもまたプラスαの魅力なのだが)
しかも今回は近親相姦や同性愛、不倫と恩田氏らしからぬドロドロしたテーマを含んでいるのにも関わらず、なぜか全く厭らしさがなく近親相姦でも爽やか、同性愛でも美しいという摩訶不思議な気分になる。

三人の嘘吐き女とは誰のことなのか、また語られた物語の中で真実と嘘の部分はどこなのか、いや一体真実はあったのか?と最終章を読むまで読者の頭の中は混乱するばかり。
めくるめくこの感覚は是非とも味わって頂きたい。

個人的にはミステリの謎解きも面白かったのですが、三姉妹が語る怪談のような物語も面白かったですね。
畳み掛けるような会話は恩田氏の得意技なのかこれが本当に怖い。
ホラー色もスパイスとして効いていて絶妙です。

ただ残念だったのは「去年マリエンバートで」を観ていなかったので引用文献が頭に思い浮かびにくかったことだ。
この映画を観た後でぜひともまた再読したい作品だ。

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紙の本

我が家では、恩田の傑作と家族全員の意見が一致したのが『ドミノ』『蛇行する川のほとり』、あとはバラバラ。で、この話なんぞもかなり意見が割れそう。でも私は推します

2004/12/25 21:52

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わったときはさほど感心しなかったけれど、時間が経つに従って、もしかするとこの作品て恩田のベストの一つになるのではないだろうかと思い始める。少なくとも、ここには私が愛してやまないパターンがある。例えば、煮詰まったとでもいいたい閉じられた旧家の人間関係がある。禁断の恋が暴かれる。女優が登場する。評論家がいる。姦しい老女たちが語る。


引用文献として『去年マリエンバードで/不滅の女』アラン・ロブグリエ著天沢退二郎・蓮見重彦訳(筑摩書房)が冒頭に挙げられ、その後主題、第一変奏、第二変奏とバリエイションが第六変奏まで続く。それに、あとがき「二つのマリエンバードの狭間で」、「心地よく秘密めいた恩田陸(杉江松恋)」、「恩田陸スペシャル・インタビュー」、「恩田陸著作リスト」と、本格ミステリマスターズ御馴染みの構成となる。

しかし、変奏曲が始まる前の主題の提示部は、あっけないくらいに分量が少ない。国立公園の監獄というか、自分たちだけが楽しむという三老女の待つ山荘という趣のホテル、そこへ向かう私が視点を持つのは、僅か2頁である。これを主題というのは、少し無理かもしれない。変奏曲を奏でるには材料不足だろう。

その材料というのが以下の人たちだ。まず三人の老女、小柄ながら他を圧する存在感を示す沢渡伊茅子、娘に似て女優のような丹伽子、にこやかな未州子の三姉妹がいる。それに一見儚げな日本的美女 桜子とその弟で評論家の湊時光の姉弟がいる。それに、伊茅子の甥で桜子の夫 隆介、丹伽子の娘で舞台女優の瑞穂、彼女のマネージャーの40そこそこの田所早紀、沢渡家出入りの高級外車のディーラーで40代半ばの辰吉亮、そして大学の商法の先生 天知がいる。

ついでに基本的な事実を押さえておけば、桜子と時光は姉弟ではあるが肉体関係がある。そして桜子は、夫の隆介、時光だけではなく様々な男たちと関係を持つ。外見からは想像もつかない、虚無的な部分をもった美女である。そして、六つの事件が起きる。いや、起きたのだろうか、それはこの本を読めば分かる。

そして、巻末のインタビューまで読めば、きっと映画「去年マリエンバードで」を見たくなるはずだ。そう、私はこの映画、名前だけは知っているけれど見たことは無い。今までも、恩田が小説の題材にした映画を見ていなくて、せっかくの恩田の工夫を楽しんだとはいえない私だけれど、この物語ではとくにその感が強い。

しかし、そういう彼女を触発した映画を見ていなくても楽しめるのが、この本のいいところ。ここで示される人間関係は濃密であるにも拘わらず、耽美的という感じはしない。如何にも恋愛小説でございという小池真理子の諸作というよりは、例えば男性作家、中井英夫や赤江獏、塚本邦雄といった薔薇小説により近い印象を受ける。

いずれにしても、第二変奏が終わりに近づいた時に感じる違和感、視点の変化の意味に気づくと、にわかに残りの変奏に期待を抱かずにいられなくなる。残りの変奏曲が終わった時、もう一度最初から読み直してみようかと思う。如何にも恩田らしい含みのある話だ。

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紙の本

並の恩田ファンには理解し辛い作品なのかもしれない。

2005/02/20 19:26

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

文春の“本格ミステリ・マスターズ”シリーズの1作。
舞台はある山奥のホテルということで久々にミステリーを楽しもうと思って手に取ったのであるが、肩透かしを喰らわされたと言うのが偽らざる気持ちである。

“幻想小説”あるいは“叙述小説”として違った視点で読まれる方は、楽しめるのかもしれない。
それぞれの章(第一変奏〜第六変奏という名で表している)ごとに語り手が変わって行き、徐々に人間関係が露わになっていく過程の描写が特徴である作品なのは間違いないのであるが、全体を通して三姉妹はもちろんのこと、桜子兄弟など登場人物に共感出来ないという気持ちが強いのも事実である。
不倫はいたしかたないとしても、近親相姦は受け付けないな(笑)

どこまでが嘘でどこまでが真実なのかに読者は振り回されるのであるが、果たして心地よく感じられるであろうか?

あと、随所に映画「去年マリエンバートで」引用文献があり、興味を持たれてる方には面白いのかもしれないが、逆に中途半端な引用であるようにも感じられた。
小説は作者の想い入れが伝わらなければどうしようもない。
読んでいてその部分(引用)があるから醒めてしまったような気がする。

たとえば、巻末の恩田さん自身のあとがきや評論家の解説を踏まえつつ、もう1度読み返してみたら、かなり楽しめる作品なのかもしれないが、そこが根っからの恩田ファンであるかどうかの分岐点だともいえそうである。
ファンでない方には多少なりとも、モヤモヤしたものが残るような気がする。

本作は恩田さん自身が好きなように書かれた実験的作品だと思う。
読者にリスクを負わしたその恩返しとして、巻末にインタビューを載せているのだろうか…
本文よりインタビューの方が楽しめた方も多いような気がするのはなんとも皮肉な結果である。

本作は恩田ファンを飛び越して、“恩田フリーク向けの作品”だと言えそうだ。
私が導き出したひとつの結論である。

マイレコ

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2004/10/15 20:42

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2005/02/03 16:35

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