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夏目漱石入門。有名なのは、顔だけじゃない。その文学も超有名。
ロマンティシズム全開の漱石文学。『こころ』が再読したくなる。
北村薫と三浦しをんの寄稿したエッセイが読めただけで、もう良いかなぁ、という気もする。ナビとしてはちょっといまいち。
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三浦しをんがあいかわらず腐女子全開のコラムを書いていて楽しい。
写真が美しいのもこのシリーズのよいところですね。
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いや〜いいですね、このシリーズ。めちゃくちゃいい。
夏目漱石の作品がすっごく読みたくなりました。
恥ずかしながら、夏目漱石の作品ってまともに読んだものってほぼ皆無に近いです(笑)
これからはがし×2読んできたいな〜日本文学作品♪
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「こころ」について論文を書かなくてはいけない時に読んだら、もっと漱石作品を読みたくなって、論文どころじゃなくなっちゃいました。笑
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いろんな方のエッセイや読み物が載ってるのでバラエティ豊かで面白い。
三浦しをんさんのエッセイが、とても腐女子で笑いました。確かに!
漱石作品は勿論、漱石自身にも興味が…
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漱石は、日本人であればなんらかの形で作品の何冊かは目にしていると思う。「坊っちゃん」あたりから入っていって、「猫」に辿り着くかもしれないし、順番どおり「三四郎」⇒「それから」⇒「門」と来て、「彼岸過迄」⇒「行人」⇒「こころ」と道なりに進んでゆく方法。いろいろな人が、いろいろな漱石像を展開しているのが面白いし嬉しいし。それなりに、自己流で読んでいけるのがこれまた楽しいし。
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漱石の入門書として刊行された文豪ナビシリーズの1冊。
「先生ったら、超弩級のロマンティストなのね」の一文は三浦しをんの漱石論から。
作品ナビ、要約文、朗読用(齋藤孝)、漱石論(三浦しをん・北村薫)文学散歩、評伝(島内景二)と盛りだくさん。
なかなか楽しかった。
作成日時 2008年02月06日 19:10
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「そこには、悩み、怒り、笑いながら、家族や友人と過ごした漱石の毎日が克明に描かれている。」
今年は、夏目漱石を読もうと思ってまずはこれを買ってみた!
非常に軽く色々と書いてあって読み応えもなかなかあってよかったよ。
まずは「坊ちゃん」読まなきゃね。
内容は、ナビ的なものばかり、新潮社による解説と、10分間要約、声に出して読みたい夏目作品、三浦しをんによるエッセイなどなど。
【2/2読了・初読・購入】
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シリーズ名 新潮文庫
注記 年譜あり
ISBN 4-10-101000-5
入手条件・定価 400円
全国書誌番号 20693852
団体・会議名標目 新潮社∥シンチョウシャ
個人名件名 夏目, 漱石 (1867-1916)∥ナツメ,ソウセキ
NDLC KG578
NDC(9) 910.268
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000007535570
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・11/5 取り合えず一度レビューしておくことにした.価格も安かったしね.概要を把握するにはいいと思う.
・11/7 その他の芥川龍之介、三島由紀夫のも買ってしまった.今後まだ続々と出てくるようだ.期待してみるか.
・11/9 読了.いいガイドブックだった.
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文豪・夏目漱石を訪ねる前にこれを読んでおけば、肩肘張らずに漱石センセと付き合えそう。作品解説も生い立ちも、とても分かりやすかった。なかでも三浦しをんさんの「百年経ってもそばにいる」という漱石談は、例の調子でやっぱり面白かった。
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100年読まれていることが、凄いなと単純に思ったのと三浦しをんのエッセイが面白かったから買ってみた。
今と明治時代では考え方が全く違うと思うけど夏目漱石は、聡明で孤独な人だったのかなぁと勝手に感じている。だからあの文章なんだろう、、、
間違いなく文豪中の文豪です!
こころが一番好き!!
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夏目漱石の書いた有名どころのあらすじが10分くらいでわかる。素晴らしい。
学生のときに1年かけて「三四郎」を読んだので、最後には三四郎は彼女の本質を見極めて終わったよなーとこの解説をちょっと不満に思いつつ、ストレイシープとか懐かしすぎだわー!
とにかく、しをんさんの「こころ」の解説がツボ。
車内で絶対ニヤニヤしてた。
「おまえはもうとっくに、俺に惚れてるだろ」って!
たしかになんでそんなに先生に執着すんだとは感じましたけど。
そして「おいおい、死ぬ前にずいぶん書いたな」って私も思ってたので、モヤモヤをすぱっと代弁してみせてくれます。
「こころ」っていうと「ようござんす、さしあげましょう」ってお嬢さんをくれるおかみさんが印象的で、お嬢さんの魅力がよくわからなかったし。
「こころ」はもう一度「そういう目」で読んでみなくては。
齋藤孝さんや北村薫さんの解説もよくて、いろんな視点で夏目漱石を楽しめる。
けど、評伝でやたらと森鴎外と対比するのはちょっと興ざめ。森鴎外が好きじゃないからなんだけどさー。
小説だけでなく夏目漱石という人物についても考えさせられた。
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※この本には、小説のネタバレがあります って、見やすい所に大きく書いてほしい……。
十年間、苦しんで苦しんで創作し続けたのかと思うと、昔の人の考える「小説」と、昔の人が考えた「小説」って、実は異なるものなのでは……と思えてきた。
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夏目漱石は全集を持っているのにハンディではないので、文庫本を購入して読んでいると、新潮文庫の「文豪ナビ 夏目漱石」が目に留まり、んなもの読んでもしょうがないと思っていたが、これがおもしろい。
その中に三浦をしんがエッセイ「百年経ってもそばにいる」で「漱石の作品って、実はかなりヘンテコリンでおもしろいのだ。」って書いているが、すごい!あたり。
「それから」「門」と続けて読み進んでいるが、ほんとに変。というかもう、息苦しくて…。でも、やめられない。もちろん文豪だから読むに値するわけだけど、しつこさは半端じゃない。
親友がいて、恋人をとりあって、自分のものにしたのに、うじ、うじ、うじ。たまらん。このナビによると、漱石の小説は独特の「三角関係」によって「真実の愛」「愛の高揚」を表現しているのではないかと。そして「こころ」がクライマックスの小説らしいと。
漱石作品ナビ「夏目漱石おすすめコース」は
「坊ちゃん」…痛快ハードボイルド、ロールプレイングゲーム。
↓
「三四郎」「それから」「門」…ほろ苦青春恋愛+三角関係
↓
「彼岸過迄」「行人」「こころ」…結婚て何んだろう
↓
「草枕」…富、地位、名誉、家庭の安楽がだいじか
↓
「道草」…幸福はどこにあるのか
↓
「明暗」…漱石文学の真骨頂
↓
「吾輩は猫である」「虞美人草」「坑夫」…人生こなれて
↓
「硝子戸の中」…深い哀しみ、あきらめのあじわい
だそう。うーん、読み極めようという気になってきた。