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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.9
  • 出版社: 東京創元社
  • レーベル: 創元推理文庫
  • サイズ:15cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-488-57206-5
文庫

紙の本

詩人たちの旅 (創元推理文庫 デイルマーク王国史)

著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ (著),田村 美佐子 (訳)

詩人たちの旅 (創元推理文庫 デイルマーク王国史)

税込 726 6pt

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みんなのレビュー24件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

馬車に乗ってどこまでも

2004/10/10 07:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみひこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 馬車に乗って、クィダーを奏で、歌いながら旅をする。どこかの町にたどり着いたら、陽気に口上を述べ立てて観客をかき集め、物語を語ったり古い民謡を歌ってみせる。盛り上がったところで、旅の途中で作ったバラードを聞いてもらう。すすり泣きと共に帽子が小銭でいっぱいになったら、一家全員で<愉快なホーランド人>を大声で歌い、観客も巻き込んで全員で合唱してお開きにする。明日も旅をするだろう。明日も明後日も馬車の上、眠るのはいつも星空の下。そんな生活がしてみたい。
 主人公のモレルはまさしくそんな吟遊詩人の一家に生まれた。王を失い伯爵たちがてんでに北部と南部に別れて争っているデイルマークの国では、いろいろな町を行き来できるのは、行商人や彼らのような詩人たちだけだ。だが、彼らが今いる南部の国では、厳しい言論統制が敷かれ、自由に歌も歌えない。うっかりすると謀反の先導者としてとらえられてしまうのだ。大きな体、大きな声、優れた歌い手で物語の名手である陽気な父と寡黙な母、詩作りの兄と姉と共に旅する日々に変化が訪れたのは、一人の少年キアランを客として馬車に乗せた日からだった。ある日、父が見知らぬ男達に殺されてしまう。その途端、母がまるで人が変わったようになって、昔の許嫁のいる町へと戻って行ってしまう。馬車に乗ってこっそり町を抜け出た子供達に、思いがけない真実が明らかになってくる。父の本当の仕事、魔法で略奪された花嫁だった母、キアランの正体。そして、南部の伯爵の追っ手を逃れ北部へ辿り着こうとする彼らの旅の途中で、クィダーの調べからは魔法が、古代の叙事詩からはキアランとモレル自身の真実の姿が立ち現れ、物語が動き始める。
 ダイアナ・ウィン・ジョーンズは、手強い作家でもある。彼女が作り上げるファンタジー世界は、そこに馴染むまでがなかなか大変で、あらゆるファンタジー経験やSF的感覚が必要とされることが多い。だが、今回は初期の作品のせいか、物語はゆっくりと読者を巻き込んでいってくれる。おまけに巻末には親切な用語解説付きで、読者は安心して旅を続けることができるだろう。
 魔法のクィダーを抱え、モレルはこの後また旅に出るようだ。旅の行程は全四巻。胸一杯の詩と共に馬車に乗るご用意を。

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紙の本

緻密に編まれた物語

2005/01/25 22:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:有沢 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本はデイルマーク王国史という4部作のうちの1作目です。表題から想像されるような重々しさはなく、訳文もひじょうに平易で読みやすいです。主人公はモリルという夢見がちなところのある少年です。年の頃はだいたい小学校高学年あたりですね。彼の一家は音楽を演奏し、歌を歌って派手な馬車で旅公演を続ける一座で、今は政治情勢の厳しい南部から北部に向かって公演を続けながら旅をしています。去年そうしたように、です。そうして、今年もまた去年そうしたように南部への客人を途中で拾うことになっていました。
今年の客人は、姉と同じ年頃の少年、キアランでした。無愛想で口が悪く、偉そうな、ちょっとむかつく奴です。今年はあまり楽しい道中にならなさそうでしたが、まだそれは彼にとっては日常のうちでした。しかし、この客人を乗せたことで、北部へ着くのを待たず、モリルとその家族は大変な運命の変転に見舞われることになるのです。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズというと、どうしてもびっくり箱のような驚きの展開のイメージが強かったのですが、今回の作品にはそういう印象はありません。視点も主人公から離れることはなく、緻密に編まれた物語は着実に展開していきます。まだ1作目なので確たることは言えないのですが、4作目を読み終わったときにあらわれてくるかもしれない、壮大な物語に期待してみたいと思います。

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紙の本

内容紹介

2004/10/08 14:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

町から町へと旅する吟遊詩人クレネン一家が、見知らぬ少年キアランを馬車に乗せたときから、過酷な運命が始まる。父を殺され、兄ダグナーは囚われの身に。モリルは父の素顔を知るとともに、遺された弦楽器クィダーに秘められた魔力を見出す。だが、姉ブリッドとキアランを連れ旅を続ける彼に、さらなる危機が……。現代ファンタジイを代表するジョーンズが描く、壮大なる冒険と奇跡の物語。《デイルマーク王国史》四部作、ここに開幕。

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