投稿元:
レビューを見る
大学受験終わったら一番最初に読みたいと思ってた本。もう、図書館で借りてから一気読み。※かの「深夜特急」です。
元々興味があったけど、更に旅にめっちゃ惹かれました。人間って本当におもしろい!
このハードカヴァー二段組みで入手したく、美本をずっと探してます。
投稿元:
レビューを見る
今のところ、人生最高傑作!
これを超える作品はないかなぁ。
体ひとつで、風にまかせる的なところが作品を通してビンビンに響いてきます。
食べ物うまそう!
投稿元:
レビューを見る
1巻から6巻まで。
日本人には二種類いる、深夜特急を読んだことのあるものかそうでないかだ。
二元論は何かを言った気になれるから好きだ。
間違いなく影響を与えられた一冊。思えば多感な頃であった。
ってか借りたままの本だ、フルセット10年以上借りっぱなし。ひどい話だ。又貸しの嵐。旅する本。
投稿元:
レビューを見る
「ノンフィクション」全集8冊目は紀行(長篇)。沢木耕太郎の代名詞、そして僕の生きかたを決定づけたと言っても過言ではない「深夜特急」収録作品。いつ読んでも色褪せない、永遠の名作です。初めて読んだのは高校の図書室。もう10年くらい前になるのでしょうか。「深夜特急」を1冊にまとめるという離れ業を成し遂げた本書は、『かつて白い海で戦った』同様、上下2段組ながら合計730ページに及ぶ分厚さです。
深夜特急
深夜特急ノート
投稿元:
レビューを見る
バックパッカーのバイブル。ミッドナイトエクスプレスは読み応えがあった。
猿岩石がこのルートをまねてロンドンまで旅をし、帰国してから凱旋公演とやらをしたようだが、あの旅は完全にやらせだと皆承知。これに続いて読もうと考えているのは「酒杯を乾して」である。今年、サッカーのワールドカップがアフリカで開催されたが、この作品は前回のワールドカップの日本チームで何が起きていたのか・・・とか監督であったトルシェの人柄など細かく記述され興味が尽きない。
投稿元:
レビューを見る
多くのバックパッカーを彼の地に向かわせただろうバイブル。
スラムドックミリオネアを見たとき、この深夜特急のインドがそのままそこに描かれていた気がした。
投稿元:
レビューを見る
ありありと情景が浮かんでくる。
何も考えずに旅に出よう。
旅も人生と同じように、二度と同じことはできないのだから。
投稿元:
レビューを見る
沢木耕太郎の「深夜特急」全3巻を、全集として1冊にまとめたもの。「深夜特急」を読んだのは、単行本の第3巻が出てすぐくらいの頃だったと思う。図書館で第1巻だけを借りて読んだのだけれども、あまりに面白いので、書店に出かけ第2巻・3巻を買い、ほとんど一晩で読んでしまったような記憶がある。今でも「深夜特急」は私の中では、ベストの旅行記だ。
全くスケールは違うけれども、ヨーロッパを約1ケ月間、1人で旅行をしたことがある。最近の話ではないけれども、大昔の話という訳でもない。2003年から2004年にかけて、イギリスに短期留学をしていたことがあり、その時のクリスマス休暇を使って、ヨーロッパを駆け足旅行したのである。
12月13日に住んでいたシェフィールドというイギリス北部の都市を出発し、マドリッド、リスボン、セビリア、グラナダ、バレンシア、バルセロナ、フィレンツェとまわりフィレンツェの宿を引き払ったのが12月31日だった。
1月2日にパリで友人と会う約束があり、約束の日の夕方までにはパリに行かなければならなかったのだけれども、それがなかなか大変だった。トリノからパリまでの直行電車があるということは知っていたので、まずトリノまで行ったのだけれども、パリまでの電車のチケットは1週間先まで売り切れ、飛行機を調べると400ユーロで高すぎ、それならバスでもと思って、長距離バスターミナルまで行ったけれども、年末年始は基本的に長距離バスは動いていなくて、次のパリ行きは1月4日。それなら普通電車でも良いからとにかく国境を越えようということで、フランス側の国境のModaneという街までのチケットを買って普通電車に乗った(Modaneというのは聞いたこともない街だし、未だにどう発音するのかも分からない)。途中でバスに乗り換えたりして、ようやくたどり着き、何とか泊まる場所も確保出来たのは大晦日も遅くなってからの時間だった。
これだけの長い期間の1人旅というは初めてだったけれども、旅は基本的に楽しいというか全く飽きるところがなかったのだけれども、大晦日の夜を発音も出来ないような街に泊まることになった時は、1人の旅は寂しいこともあるな、ってけっこう強く感じたことを覚えている。パリには無事にたどり着き友人とも会え、その後もルクセンブルグ、ブリュッセルとまわってシェフィールドに戻った時には、ほとんど1ケ月が経過していた。その後も少し授業をさぼったりしながら、ワルシャワやプラハやブダペストという旧東側の都市をまわったりした。
20代の半ばくらいから海外で暮らしてみたいと思っていた。でも早々に結婚をし、早々に子供を持った身としては、それを実現するのは実際問題としては難しかった。でも、深夜特急を読んで、やっぱりどこか海外で生活してみたいと改めて思い、その内にイギリスへの留学が現実のものとなり、帰国した後は海外での石化プロジェクトの推進というそれまでとは全く畑違いだけれども、年間100日を超える海外出張があるような仕事に就き、今は手がけたプロジェクトの1つが実現してバンコクに住んでいる。途中で妻を亡くしたのは痛恨だったけれども、強く思ってそれなりの準備や努力をしていると、思いが実現する可能性もあるのだ��、って感じている。
という訳で、それが良かったのかどうかは、まだ分からないのだけれども、「深夜特急」は結果的に私の生き方を変えてくれた本だ。
投稿元:
レビューを見る
単行本版「深夜特急」3冊が1冊に綴られた、沢木耕太郎ノンフィクション集の1つ。デリーからロンドンまで乗り合いバスで旅をすること(といってもデリーに到達するまでにも相当興味深い旅をしているが)について描かれたルポルタージュである。
学生のころ文庫で読んだときは印象は自分もこんな旅をしてみたいという「憧れ」だったが、32歳になって読み直した印象は「別世界」という印象だった。というのは、家族を持ったからこんな旅は二度とできるチャンスがないだろうという諦めとそんなシビアなことを求めていない、という所だろうか。このままだと、自分の地図がくっきり浮かび上がってきそうで、この先つまらん人生になりそうだ。
バンコクはいくら都会といえ、道を1つ外せばそこは非富裕層の現地人の生活を見ることができる。せっかく来たのだから現地の生活に入り込んでみようか!
投稿元:
レビューを見る
ついについに!読み切りました!こんな長いの読んだの久しぶりだな。
最初はなかなか入りにくかったんだけど、だんだん彼の旅と同じテンポになってくの!不思議なんだけど、彼がマカオでカジノに熱中したときはあやもなかなかしおりを挟めなかったし、彼がシルクロードをひたすら移動したときはあやもひたすら読み進めた。
沢木耕太郎の深夜特急で、今まで何人の人たちが旅に出たのかなぁ。
そう思うと、単なる彼の旅行記以上にロマンがある本になった。
バックパッカーのすべてが凝縮されていると思う。
最後のほう、本当に貧しい旅行者になっていく沢木耕太郎の姿に旅の怖さを教えられました。
こんな旅なら、あやはしたくないな。
あーでも、旅には出たい!!
ラストどうなるんだろうと思ってたけど、やっぱりあーきたか。旅の中でしか生きられない彼が少し心配だな・・笑
旅は帰る場所があるからいいんだと思うけどなぁ。
投稿元:
レビューを見る
一度は読んでみたいと思ってた、この本。
いやぁ、最高だった!
世界には色々な国があるなぁ。と実感。(当たり前だけど。。)
いろんな文化も習慣も。
狭い世界にとらわれる自分を反省しちゃうなぁ。
投稿元:
レビューを見る
インドの記述が多いので、機会があったら読んでみたいなと思っていたのですが、図書館で予約すればすぐに届きそうなのに、なかなか引き寄せられませんでした。
偶然ぶらぶらしてたら、図書館で見つけました。やっと呼ばれたようです。
文庫本シリーズが一冊にまとめられたもので、すんごい分厚くて驚きましたが、読み始めたらとまりませんでした。2日間でいっきに読破。
私は、連続ではないですが、単発で、20代でヨーロッパから入って、40代でアジアブームが来たので、ルートとしては逆。そして、もうちょっと時代は後。
でも、アジアとヨーロッパの文化、人、町の違いが読んでいて納得で本当に引き込まれました。
村上春樹の「遠い太鼓」、宮本輝の「ドナウの旅人」に次ぐ大好きな紀行小説になりました。
投稿元:
レビューを見る
旅する時の自分と重ねて、どんなことを考えていたか、そして今どんなことを考えているか。たくさんの夢想を届けてくれる作品でした。
投稿元:
レビューを見る
本にも読み手にも旬というのがあると思います。この本は面白かったけど私の旬は過ぎていました。もっと若いころに読めばもっと面白かったはず。
投稿元:
レビューを見る
再読。多くの旅人に読まれ、自分自身この本を読んで東南アジアに興味を持ってベトナム、タイ、マカオなどに旅しました。特に香港~インド編あたりまでは作者の心理描写も細かく、未知のものに触れる非日常感、喜びをありありと感じられます。読めば旅に出たくなる、心に残る作品です。