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ゼウスの檻
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 12件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.11
  • 出版社: 角川春樹事務所
  • サイズ:20cm/306p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7584-1040-2
  • 国内送料無料

紙の本

ゼウスの檻

著者 上田 早夕里 (著)

宇宙進出、木星開発、人体改造…。木星の宇宙ステーションを襲うしなやかなるテロリストの牙。さまざまな困難と苦痛の果てに見えてくる「正義」とは? 書き下ろし長篇SF。【「TR...

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ゼウスの檻

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商品説明

宇宙進出、木星開発、人体改造…。木星の宇宙ステーションを襲うしなやかなるテロリストの牙。さまざまな困難と苦痛の果てに見えてくる「正義」とは? 書き下ろし長篇SF。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

上田 早夕里

略歴
〈上田早夕里〉1964年兵庫県生まれ。神戸海星女子学院卒業。2003年「火星ダーク・バラード」で第4回小松左京賞を受賞しデビュー。

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みんなのレビュー12件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

本質を浮かび上がらせる手段としてのジェンダー

2005/04/17 20:24

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せどり三等兵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

木星とその衛星のラグランジュ点に浮かぶ宇宙ステーションでは、遺伝子操作をされ完全雌雄同体となった「ラウンド」が生活をしていた。彼らは、雌雄両方の機能を有し、男でも女でもある完全なるインターセックスである。将来の更なる宇宙進出を目指して造られた彼らだが、唯一ステーションにて生活を許され、火星にも月にも地球にも行くことを許されない。
城崎率いる警備隊は、その「ラウンド」が生活する宇宙ステーションでの警備に向かっていたが、ステーションへのテロの情報を聞かされ、交代予定だった先任の警備隊と合同でテロを防ぐべく警備につく。遠く木星で、しかも高度な警備システムを敷いた宇宙ステーションということもあり、楽観視しているが。
技術が高度に発達した未来、あるいはココとは少し違う世界の話。しかも木星までとはいえ、宇宙を舞台にしている。バリバリのSFで、それだけでアレルギー反応を示す方も多いと思う。まだ見ぬ技術を駆使した設定やストーリーであったりして、実感が湧かず抽象的に文章を取ってしまい、イメージし辛い場面もある。だが、宇宙ステーション内というコンパクトな舞台を使用し、綿密な考証により説得力を持たせた設定と、現実世界を踏まえた上での説明の巧妙な埋め込みによって、比較的ではあるが、物語世界に入りやすい部類の作品ではある。
物語の前半は小説世界への導入にページを費やし気味で、少々冗長さを感じるのだが、後半からテンポが上がり、エンターテインメント的な顔を覗かせる。緻密な設定と、SFを十分に生かした道具、魅力的なキャラクターなど、エンターテインメントだけでも十分に通用するであろうとも感じる。
そして、この作品で最も特筆すべき点はジェンダー、セクシュアリティーへの接し方だろう。「ラウンド」という男でも女でもない人類を登場させることによって、恐らくこの先も解決されぬまま横たえるであろう問題の根幹を、わかりやすく提示してくれている。元来SFは社会の問題を架空、想像の設定やキャラクターにて単純化し強く訴えかけることに適している。実際に過去の作品で両性具有などの性質を持たせた登場人物を使い同じテーマを扱った作品は多い。だが、それらの作品はどうしても現状を踏まえた上での主張を含ませており、基本的なことをおざなりにしがちであった。この作品は過去のそれらと比べると、多角的な考え方を提示しつつも、作品全体ではニュートラルな立場からのアプローチとなっている。
少々詰め込みすぎといった感も無くは無いのだが、よく練られた設定と着実な筆致を窺える優秀な作品である。こう書くと怒られるかもしれないが、女性ならではの着眼点ときめ細やかさにて書かれているのではないだろうか。

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著者コメント

2004/10/04 13:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:上田早夕里 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品に登場する木星の宇宙ステーションは、巨大な都市ではなく、発展途上にある実験ステーションです。そこには研究者や観測技術員やステーションを警備する人々以外に、地球や火星とは異なる価値観を持つ者たちが暮らす「特区」と呼ばれるコミュニティが存在します。

 特区に住む人々は、現代の私たちがまだ体験していない特殊な社会構造を持っています。ジェンダーやセクシュアリティすらもが異なる特区の住人と、従来の社会で育った人間が遭遇したとき、そこには当然のことながら、さまざまな軋轢が生じます。反発、憎悪、嫌悪。あるいはお互いの間に横たわる溝を飛び越えて生まれてくる情愛。偏見に凝りかたまった人々は殺意すら容認しますが、それを退けるために闘おうとする人々もまた彼らと同じ「人間」であるのです。

 私はこの作品において特定の主人公を設定しませんでした。ひとつの共通する状況の中で、容赦なく他者の命を奪い、傷つけ合う彼らひとりひとりの性質は私たち人間の中にみな存在する要素です。特別な人間は誰もいません。誰もが状況次第で彼ら全員の立場になり得るのです。

 正義などどこにも存在しない局面で、私たちが取るべき最良の選択とはいったいどういうものなのでしょうか。否そもそも、人間という愚かしく弱い生き物が、そんな崇高な判断を下せるものなのでしょうか。それでもどのような形であれ、私たちは生きている限り常に何かを選択せざるを得ません。願わくはそれが未来への希望となるように、と祈ることも、あるいはまた偽善に過ぎないのかもしれませんが。

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2016/09/27 02:27

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2012/07/02 22:11

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2018/05/24 19:26

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2013/03/03 13:03

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2012/02/15 23:18

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2011/11/17 22:33

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2015/04/10 08:10

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2015/10/04 11:01

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2014/01/06 08:18

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2013/09/06 10:35

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