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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.10
- 出版社: ダイヤモンド社
- サイズ:20cm/240p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-478-37458-9
読割 50
紙の本
理念が独自性を生む 卓越企業をつくる7つの原則
著者 宮田 矢八郎 (著)
日本の会社23万社の詳細な財務データと「優良企業」のアンケート調査をもとに、卓越企業に進化するための実践的な知恵を示す。利益の質を高めよ、戦略と管理は同時に追求せよ、管理...
理念が独自性を生む 卓越企業をつくる7つの原則
理念が独自性を生む
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商品説明
日本の会社23万社の詳細な財務データと「優良企業」のアンケート調査をもとに、卓越企業に進化するための実践的な知恵を示す。利益の質を高めよ、戦略と管理は同時に追求せよ、管理会計を使いこなせ等の7原則を解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
宮田 矢八郎
- 略歴
- 〈宮田矢八郎〉1948年長崎市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。産能大学経営学部教授。著書に「情報創出型金融」などがある。
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紙の本
優良企業はどうして優良企業なのか?
2008/12/21 00:02
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
優良企業はどうして優良企業なのか?
優良企業になるための条件とは何か?
経営者であれば、絶対に知りたい要素を膨大なデータから答えを見つけ出し、それを解説した本です。
優良企業のなかでも特に優秀な企業を「卓越企業」とし、そのための7つの原則を導き出しています。
1.利益の質の向上
2.戦略と管理の同時追求
3.独自性の経営理念化
4.独自性の重要
5.ヒット商品とブランド構築
6.探求者
7.管理会計
なかでもタイトルにもある独自性は大切です。データが「経営理念がある企業」は利益体質であることを示しています。
なぜか?
経営理念は、企業の動機付けになるということなのです。人間は、目標がないと迷うもの。複数の人間の集団である企業であれば、なおさらです。
本書では、そのほかどのようにしたら利益体質の企業になるかをデータをもとに検証しています。
若干、難しい表現のところもありますが、経営者にはお勧めです。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
経営論をデータで裏付けられるのだろうか
2004/11/18 00:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:六等星 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全体として、著者の長年の研究の成果により、経営理念論としては非常に良く整理されており、勉強になる本である。ためになりそうなヒントがたくさん見受けられた。
しかし、理念と利益の因果関係をデータから論証しようとしているところに、無理がある。たとえば、43頁の図表2-1で、経営理念がある会社ほど利益を出していることを示そうとしているが、これは「売上規模や経常利益額が大きい会社ほど、理念があると答える率が、高い」ことを示しているに過ぎず、「理念がある会社は、売上規模や経常利益額が大きい」ことの証明にはなっていない。議論が飛躍するかもしれないが、優良企業の経営者に「御社には社員食堂はありますか」と質問すれば、売り上げ規模の大きい会社ほど、「社員食堂がある」と答えるであろうが、だからといって、社員食堂があるから売り上げ規模が大きい、という論理にならないのと同じだ。
このように、データ分析手法に疑問を持たざるを得ない。他にも例はあるのだが、総じて、
(1)売上額(あるいは経常利益)の高いことと業績がよいことを、混同して論理展開していること
(2)各種要因が業績に反映されるタイムラグを無視して、調査時の財務データを使用していること
(3)各種要因と業績の因果関係は、図示しているだけで、論証は行っていないこと
(4)使用しているデータの対象からは年商500万円未満、100億円以上の企業が除かれているにもかかわらず、事例として、下記のような大手企業:
イエローハット
京セラ
ヤマト運輸
グルメ杵屋
シャープ
白洋舎
ファーストリテイリング
トヨタ自動車
楽天
ダスキン
も含めて挙げていること、の4点に、論旨の不整合を認めざるを得ない。
データを参照せずに経営論を展開している部分(ページ数としては、そちらの方が多い)には、参考になる意見が多く、本書のタイトルにもなっている「理念が独自性を生み、独自性が利益を生む」という主張にも、直感的に同意できるだけに、それが、膨大なデータに裏打ちされているという印象を与えていることで、かえって本書の信憑性を傷つけるリスクを抱えているところが、非常に残念だ。
「本書のメッセージから、自社の経営をステップアップさせる知恵を見出していただきたい」(はじめに、より)というのが本書の狙いなので、調査方法や検証ロジックが完全でなくても、経営者が経営理念を持つにいたり、実際に成功すれば、あの考えは正しい、使える本だということになるから、別に論旨が完璧ではなくてもよいのだが、あまり、そこから真理を導こうとすると、火傷をするかもしれない。結局、経営は自己責任であり、アドバイスを受けてどう使うかは、経営者それぞれの判断に委ねられるのである。
紙の本
経営理念は利益に直結する!
2004/10/04 15:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:bk1 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全国23万社の財務データとアンケート調査をもとに、経営理念が利益を生み出すまでのプロセスを明らかにした初めての書。
前著『収益結晶化理論』は「TKC経営指標(平成14年度版)」に収録されたおよそ23万社の財務データ(これは日本の株式会社総数の約10分の1に相当する)をもとに、企業における経営理念というものがいかなる経過をたどって利益に結びつくかを分析した、日本でも初めての試みだった。しかし同書は研究の方法論を重視したために、かなり研究者向けの内容ともなってしまった。
そこで本書では、前著の内容をさらに分かりやすく、経営者の実務に沿った内容にまとめている。経営における理念の存在が最終的な利益に直結することを明らかにしていく。
■構成
・卓越企業をつくる7つの条件
・利益の質を高めよ
・理念が独自性を生む
・利益を生み出す3つの独自性
・何が売り上げの壁を突破させるのか
・卓越経営者は「探求者」たれ
・現場データを使いこなせ
・卓越企業への道
■著者プロフィール
産能大学経営学部教授。中小企業金融公庫政策評価委員。著書に「企業経営の原点」「経営学100年の思想」「収益結晶化理論」など。