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だれが源氏物語絵巻を描いたのか
  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 4件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.9
  • 出版社: 草思社
  • サイズ:20cm/214p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7942-1341-7
  • 国内送料無料

紙の本

だれが源氏物語絵巻を描いたのか

著者 皆本 二三江 (著)

国宝・源氏物語絵巻。その絵も書も繊細で美しいが、じつに不可思議な点がある。高度な技法に交じって子どもが描いたかのような描写も見られるのだ。源氏物語絵巻のあらたな魅力に光を...

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だれが源氏物語絵巻を描いたのか

1,944(税込)

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商品説明

国宝・源氏物語絵巻。その絵も書も繊細で美しいが、じつに不可思議な点がある。高度な技法に交じって子どもが描いたかのような描写も見られるのだ。源氏物語絵巻のあらたな魅力に光をあて、日本美術史上の大いなる謎に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

皆本 二三江

略歴
〈皆本二三江〉1926年生まれ。東京芸術大学専攻科修了。武蔵野大学名誉教授。美術教育の立場から造形表現における男女の性差を研究。著書に「0歳からの表現・造形」など。

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みんなのレビュー4件

みんなの評価4.3

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

変わらないもの

2005/11/19 08:30

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るーく - この投稿者のレビュー一覧を見る

日本人なら誰もが知っていると言って過言ないであろう「源氏物語」。
この物語を題材にして数々の絵が描かれてきたようです。
その中でも傑作とされる国宝・源氏物語絵巻。
それを描いたのは誰か?
“誰”というのは特定の画家一人を指すものではありません。
国宝・源氏物語絵巻は多くの人の共同作業で作成されたものだそうです。
筆者が問題としているのは、その共同作業がこれまで言われてきたような男性の専門家集団ではなく、女性の素人集団ではなかったかということです。
もちろん、筆者は、専門家や男性の手が入っていることを否定はしません。
しかし、男性らしからぬ人物の描かれ方・構図・配色などに注目します。
そして、才能と技量のある女房を中心に、姫君や高貴な女性を含めた沢山の女性の手によって“楽しく”作成されたのではないかと考えているのです。
なぜ、そのような考えに至ったのか。
長年美術教育に携わってきた筆者は、女の子と男の子、女性と男性では、描く対象も描き方も違うことに気付いていました。
そして、国宝・源氏物語絵巻の中に、女の子の女性の描く美意識を見出すのです。
変わらないものがある。
そう言われることがあります。
でも、それが何なのか、意外と思いつきません。
もし、一千年前の女性と同じ美意識を共有しているなら…
なんだか誇らしい気持ちが湧いてきます。
そして、もし、あなたに女の子のお子様がいらっしゃるなら。
彼女の描く、星がきらきら輝く目をした、微笑む王女さま。
それは、個性のないステレオタイプの稚拙な絵なのではなく、女性らしい美意識の表れかもしれません。

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紙の本

物語同様に、女性の美的感覚で描かれたがゆえに生まれた絵巻

2008/01/18 11:23

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:sheep - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年は源氏物語千年紀。源氏物語が記録のうえで確認されるときからちょうど一千年を迎えるのだそうだ。
世界的にも名声の高いこの日本の代表的な物語、紫式部という女性による作品であることを知らない日本人はまれだ。
一方それにあわせたように、人々の目にとまっているはずの華麗な国宝、源氏物語絵巻、いったい誰が描いたのだろう?
こちらの作者は全く知られていない。

書名通り誰がこの絵巻を描いたのかを追求するのが本書のテーマ。
ところが本書の半分ほどは現代日本の子供が描く絵の論議。
それも、結論に至るための不可欠な検討、読みながらイライラさせられたりすることはない。
「きいちのぬりえ」でわかるように、女の子は塗り絵好きだ。絵を自由に描かせると、テーマは花と子供、緑の木といったステレオタイプ。楽園画を描く。平和で静的だ。等価分散的で、大地に足がついている。これは、例えば東京の小学生だけでなく、ケニアの小学生の絵で見てもそうだという。なぜか太陽の色と、さすがに肌の色は違うそうだが。

一方、男の子は、動物、自動車、飛行機だ。男の子が描く絵は動的、攻撃的。強さ、パワーを求めている。また生存競争とでも言うべきテーマがあらわれる。必ずしも塗りつぶさず、輪郭を描く。

そこで男性教師、女の子に「のびのびと」他のテーマを描かせようとすることがある。
ある女の子、教師の期待通りの絵を描いていたのだが、実は仲良しの女の子の家に、ステレオタイプな女の子らしい絵を描いた画帳を密かに預けていたことがばれた。
伸び伸びと他のテーマを描けというのは、男性の発想のおしつけだったりする。

ステレオタイプだとされる絵でも、女の子、それを強制されたり、周りの子供に影響されて描いているのではない。伸び伸びと描きたいことを描くとそうなるのだ、と著者は言う。男性と女性では、生まれながらにして、好み、発想がおのずと違うのだと。

こうした男女の描く絵の差、子供に限らない。大学生にもはっきりとみられる。
ローランサンが描く男性、まるで女性のようだが、女子学生が描く男性(王子様)も女性的で、男子学生が描くお姫様は、どこか男性的であったり、衣装装飾がなかったりする。

古典の絵画に見られる引目鉤鼻も、女絵の特徴なのだそうだ。たしかに、男絵の伴大納言絵詞では、女房の表情もずっと豊かだ。

古典絵巻物には、女絵と男絵があるという。。
そうした男女の絵の特性を把握した上で、源氏物語絵巻を見ると、著者の言うとおり、どう見ても女性の手になるものに見えてくる。
偉大な小説を描いた絵巻も、実は女性たちの作品だったのだ。平安時代のぬり絵。この時代の女房、印刷機の役割も果たしていた。

この絵巻、絵だけではなく、詞書の量の方が実は圧倒的に多い。絵と詞書とで構成される、総合美術なのだ。詞書の文字の並べ方、そして、その文字、書き方もどうやら女性のものだという。詞書、20世紀初頭の抽象画に先駆けて、12世紀に日本人が独創的に生み出した抽象表現だと著者は言う。詞書の作者かちと絵の作者たちの間には緊密な交流があって、両者が見事に融合しているのだ。詞書では、源氏絵巻以前に作られたと考えられている国宝西本願寺本三十六人家集「赤人集」の作家も参加している可能性が高そうだ。

大プロジェクトとして、女性が集団で描いたと著者は推定しており、中にはかなり稚拙な人物も混じっていたという。男性の場合、ピラミッドの上下体制になり、お互い競争関係になりがちなのに対して、女性はもっとおおらかで、協調的で、稚拙な仲間も取り込んでしまう。あるいは、やんごとなき方ゆえに、下絵からはずれた描き方をしても、文句を言われなかったのかも知れない。

対照とされる絵巻物に、伴大納言絵詞がある。男絵の典型だ。昔から関心があったので、わざわざ美術館に展示を見に行ったこともある。こちらは、詞書きがたくさんあったりはしない。本書でも度々比較されるが、源氏とは異なり、動きが実に生き生きしている。
伴大納言絵詞の動きが素晴らしいのは、画家が男性だからだ、と著者は言う。
それで思い出すのが「となりの山田君」などで知られるアニメ作家高畑勲氏が、本書中で対照的とされている伴大納言絵詞や、信貴山縁起絵巻等について書いた本だ。題名もまさに「 十二世紀のアニメーション 国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの」。たしか源氏物語絵巻は含まれていない。

著者、絵巻を見てほしい、実物であればなおよいいっておられる。
展示内容と時期を確認した上で、本物の源氏物語絵巻を見に、五島美術館と徳川美術館にでかけてみたい。
とはいえ、華麗な元の色に復元したらという 「よみがえる源氏物語絵巻」も鑑賞したいと思う。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2004/09/28 18:29

投稿元:ブクログ

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2016/01/31 04:04

投稿元:ブクログ

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