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グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉 (講談社選書メチエ)
著者 筒井 賢治 (著)
人間は「偽りの神」が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である「天上界」に還らなければならない−。キリスト教会を震撼させた異端者た...
グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉 (講談社選書メチエ)
グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉
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商品説明
人間は「偽りの神」が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である「天上界」に還らなければならない−。キリスト教会を震撼させた異端者たちのユニークな思想の実像に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
日本人研究者による待望の入門書、登場! 世界を創造した神は〈善〉か〈悪〉か? 「人間は<偽りの神>が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である<天上界>に還らなければならない」――誕生間もないキリスト教世界を席巻した<異端思想>。膨大な史料を博捜し、その実像に迫る。(講談社選書メチエ)
日本人研究者による待望の入門書、登場!
世界を創造した神は<善>か<悪>か?
「人間は<偽りの神>が創造した偽りの世界に墜とされている。われわれはこの汚れた地上を去り、真の故郷である<天上界>に還らなければならない」――誕生間もないキリスト教世界を席巻した<異端思想>。膨大な史料を博捜し、その実像に迫る。【商品解説】
目次
- 第1章 紀元2世紀という時代
- 第2章 ウァレンティノス派
- 第3章 バシレイデース
- 第4章 マルキオン
- 第5章 グノーシスの歴史
- 第6章 結びと展望
著者紹介
筒井 賢治
- 略歴
- 〈筒井賢治〉1965年生まれ。東京大学大学院修士課程修了後、ドイツ・マインツ大学第三文献学部にて博士号取得。現在、東京大学教養学部、成城大学等で非常勤講師を務める。
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おもしろい
2022/10/29 07:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
グノーシスって何だ、という素朴な疑問にわかりやすく答えてくれる好著。初期のキリスト教では現在では異端とされる流派がいて独自の教説を説いていた。その主な3つの派の教説を解説。目から鱗というべき驚きの内容。とても刺激的。
紙の本
グノーシス入門としてオススメ
2023/12/30 00:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マルクス・アウレリウス - この投稿者のレビュー一覧を見る
グノーシスは非常に幅が広く、時代的にも長きに渡る思想傾向、運動であり、捉えどころがなく、どこから手を付けてよいか分からず、結局放り出してしまう、というような事になりかねないが、この本では叙述をウァレンティノス派、バシレイデース、マルキオンの3つに主に絞って紹介してくれているため、わかりやすく、入り口として申し分ない。この本で少しグノーシスに理解や興味が持てたら、勇気を持って、この思想の残した大海に漕ぎ出してみよう。きっとそう思わせてくれる力のある本だと思う。