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痛風はビールを飲みながらでも治る! 患者になった専門医が明かす闘病記&克服法 (小学館文庫)
痛風はビールを飲みながらでも治る!(小学館文庫)
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紙の本
とにかく,かくいうワタシ,この本のおかげで安心してビールを楽しめるようになった痛風患者のひとりなんである
2005/07/08 16:55
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SnakeHole - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題に「患者になった専門医が明かす闘病記&克服法」とあって,もう題名とこれだけでこの本の紹介は終わったようなもんなんで,ちと蛇足めくが……。永年にわたって「痛風の専門医」を自任してきた鹿児島大学病院内科教授,納(オサメ)先生が,あろうことか自ら痛風の発作を起こしてしまった。で,なってみたら今まで自分が患者に言ってきたことがナンと無慈悲で,しかも役に立たないコトであったのかがわかって愕然とした,と。
そこで先生,ここを先途と一念発起,普通の患者には到底できない連続採血と検査(実に624回!)を行ない,この病気の真実に迫った結果がこの本なのである。とにかくビールが好きで痛風だと知った次の瞬間に考えたことは「ああ,これでオレはもうビールを飲めないのか」ということだったというこの先生の執念を感じさせる研究の成果,なかなか面白い読み物にもなっている。
とにかく,かくいうワタシ,この本のおかげで安心してビールを楽しめるようになった痛風患者のひとりなんである。もしあなたが「オレは一生痛風になんかなるもんか」とおっしゃるのであれば,この評価は大幅に割り引いていただいて結構である。ええ,結構ですとも。