紙の本
書評じゃなくてよ
2005/01/14 15:22
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sankaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
山田 鷹夫さん、「不食」を公開してくれてどうもありがとう。簡単に言えば僕はこの本に救われた気がします。新聞広告で最初にこの本に遭遇した時はいろいろ煩悶が起こったり、また第6刷の広告をみて不安になったりしました。
そして、僕の場合は特に、大抵の楽しかった思い出は食べる事と共にあると思うしそれを動かすのは容易ではない。きちんとステップを確認しながらやらないととてもできることではありませんね。今はこの本が与えてくれたものを素直に、そして精一杯受け取ろうと思います。あともう一踏んばり必要そうだけど…。(2005.1.14)
紙の本
改めて、すごい一冊!!
2016/09/28 11:16
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投稿者:Sankaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を知る前は私も座禅の真似事を研究していた。この本が新聞広告に乗った時(2004年10月末)、我が意を得たり、と思った反面、僕が「人は食べなくても生きられる」という宣言をしたかったと少々悔しかったのを覚えている。
この本を読むことにによって私自身は爆発的に価値観が広がった側面、どういうわけか「一日も早く食べなくても大丈夫にならなければ!!」という思い込みにとらわれ、自身に様々な厄災を招くこととなった。2011年に挫折し、2016年に『食べない人たち』を手に取るまで不食はシャットダウンだった。
失敗を経てだいぶ考えの持ち方もニュートラルになってきたが、改めてすごい本だと思う。山田氏自身も偶然の気付きから不食を思い至ったと記されているが、どうすればこういう発想に思い至るのか。またいま日本には、僕の周りには、そして世界にはどれくらいこの真実に気づいている人がいるのだろう。
「人間は食べるより食べない方が正しい」
この言葉、大胆すぎると改めて感じる次第である。
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食べないと死ぬと今まで思い込こまされてきたのだろうか。実験してみたくなった。まずは少食から。しかしまだ欲望の多い私。
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少し前から「プチ断食」という、朝ごはんを食べないライフスタイルに変えてみたのだが、これがすこぶる調子がいい。
頭スッキリ状態で仕事に取りかかれるし、お昼ごはんもさほどドカ食いせずに済んでいる。
全体的な食の量が少しで済むようになり、からだも軽く「食べる」ということから随分自由になってきたように思うのだ。
「食べることの快楽」についての書籍は数多くあれど「食べないことの快楽」や「食べないことの効用」について書かれた本はとても少ない。
この『不食』は「人は食べなくても生きられる」をテーマに3年間の不食を試みた実践思想家の記録である。
食文化の構造が変われば、経済その他、世の中のしくみ全てが大きく変わることだろう。
完全に食を断つことは難しいかもしれないが、「食べる」ということのそもそもの根本的な意味を考える斬新な書である。
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怪書というか奇書というか、著者の「個性」がにじみ出た本だ。表紙をめくると、下着姿で立つ著者の全身写真にちょっと引いてしまった。
ただ、内容はいたって真面目で、断食による自らの体の変化を克明に記録している。食べないことが健康につながるというのは医学的にもある程度納得できるし、真摯な態度には好感が持てる。心身ともに強靭な感じのする人だ。
「不食」の次は「不眠」を試すそうだから、その結果を注目したい。それにしても、この山田さんという人、実際に会ったらどんな人なのだろう?
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ブレサリアンと言うのでしょうか、こういう人は。いやー、こんな人もいるんだな。っていうのを知れただけでうれしいです。
手にとってちらっと読めばもう満足かな。。。
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著者は、仙道・ヨーガ・気功などの修行者ではなく、長南年恵や丁静さんのような色々な能力を発揮している訳でもない、ただの50過ぎのオジさんのようです。
それでいて、タイトルのようなことを考え、3年程実践しているとのこと。
ただ、残念ながら、絶食ではなく、時々微食とのこと。
素人らしく、文章の構成や論旨のまとめ方などに劣り、かなり読み難い。
編集者よ、ちったー校正・助言しろよ!!と言いたい所。(笑)
また、実際の微食への進め方などの具体例が載っておらず、余り役に立たない。
我々仙道修行者は、修行の結果絶食に至ると考えているが、この著者は、絶食により、仙人のような身体を目指す、という所が新鮮。
まあ、「列仙伝」の毛女なんかは、松の葉だけを食べて仙人になった、とかいう話しだし。
試してみてもいいのだが、食わないと陽気が発生し難いんだよねー。
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これは僕が書いた本だ
人は食べなくても生きられると書いた
食べないのが常態だ
ただ人間として食べるのは嗜好として楽しみとしてだ
人は食べるから病気になる
食べなければ病気にはならない らぶ
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結論をいうと 不食 ではありませんでした
食べないという日もまじえた 少食という感じです
著者の肩書きに
実践思想家 とありました
文中にも
頭で考えたことを確かなものにするのは実体験だ
とあり 生きている楽しさは 試せることだ的なスタンスでした
そういった思想の著者が
クローン羊ドリーの実験を元に
断食の可能性を感じ 食べなくても という推論に至り
実践した 記録のような本でした
現代人が食べ過ぎている というスタンスの本はたくさんあり
その内容に対し 自分も 納得しています
何事も過ぎたるは及ばざる如し
どこまでが過ぎたるなのか
どこまでが及ばざるなのか
実体験を元に考えようっという 気持ちになりました。
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ミクシィで露天の鷹(山田鷹夫)さんご本人とのやりとりがあり、何事も自分を使って伝えようとする姿勢に惹かれ読みました。
時々、自分の体を使って伝えようとすることがダイレクト過ぎてかのサイトでは写真のアップなどビックリもしましたが(笑)
印象深いのが、戦時中の飢餓状態の時に「人間は食べなくては死んでしまう」と考えているのと、「食べなくても生きていける」と考えているのとでは命の持ちようが違う・・・と言うようなくだりでした。
とかく、「食べなきゃ弱っちゃう」「栄養つけなきゃダメ」って言われがちですが
人間の体は飢餓には強く、飽食には弱いものなのですよね。
医療技術が発達し、多くの人が診察を受けられる時代になったというのに
病気は減るどころか、どんどん新しく増え続けています。
石原先生の『空腹力』や、新谷先生の『病気にならない生き方』も併せて読んでみましたが
普通にしてても食べ過ぎになるんだ・・・って思いました。
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ご本人のレビューも参考に。けっこう反響あった本らしい(自称だが)。
この人は確かに食べてはいるけど、たぶんまぁ微食と言うに充分な量かと思う。食べなくて死ぬのはその恐怖からだろうと説く。アダムとイブが食べたリンゴ以来我々は食欲という罠にずっと騙されてきた、と。栄養過多だから病気になるらしいよ。
実際食べずに生きる人はわりと沢山いるからまぁできるんだろう。食べないと健康ってのは体験から同感。内容はともかく気持ち悪いね。ナルシシズムとか。
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ちょうど断食をやっていたら意外な図書館で発見!(アメリカ)彼はまったくの不食ってわけじゃないけれど、並はずれた体力と健康的な若々しい身体に、すごい憧れた。食べないでも生きれるって、不思議。
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新しい夢を与えてくれた私にとって大切な1冊です。
いつか食べないで生きられるようになりたい!!
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不食=食べない、という考え方は素晴らしい。
人間の大いなる可能性を示してくれる。
ただし、書籍として完成度は…
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人間の根本となる食事を根底から見直すという示唆に富んでいる。
著者は全く食べないわけではないのだが『食べない』ことを基本においているので不食と言っても差し支えないのではないだろうか。