サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.8 4件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.12
  • 出版社: 晶文社
  • サイズ:20cm/358p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-7949-2744-4

紙の本

プリーストリー氏の問題 (晶文社ミステリ)

著者 A.B.コックス (著),小林 晋 (訳)

退屈な人生を送っていたプリーストリー氏は、見知らぬ美女と手錠でつながれ、殺人犯として逃げ回るはめに…。抱腹絶倒のスクリューボール・コメディ。【「TRC MARC」の商品解...

もっと見る

プリーストリー氏の問題 (晶文社ミステリ)

税込 2,420 22pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

退屈な人生を送っていたプリーストリー氏は、見知らぬ美女と手錠でつながれ、殺人犯として逃げ回るはめに…。抱腹絶倒のスクリューボール・コメディ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

A.B.コックス

略歴
〈コックス〉1893〜1971年。イギリスの作家。アントニイ・バークリー名義で本格ミステリを、フランシス・アイルズ名義で犯罪心理小説を発表。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー4件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

手錠のままの恋愛

2005/01/10 22:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:星落秋風五丈原 - この投稿者のレビュー一覧を見る

どうやら大英帝国のジェントルマンたる者は、「冒険願望があってしかるべき」らしい。
アガサ・クリスティーの作品に登場する、よろず相談引き受け人、パーカー・パイン氏の元には、毎日の単調な生活に嫌気がさした男が、冒険を求めてやって来ていた。しかし本編の主人公プリーストリー氏には、一向に冒険願望がない。三十六才にして友人からは「ペポカボチャ」「カサガイ」呼ばわりされるが、本人にとっては馬の耳に何とやら。このまま平穏な一生を送るかと思われたが、ある夜ピカデリーで見知らぬ女性に助けを求められるという、かつてない事態に遭遇する。うら若く美しき女性の願いを断れないジェントルマン、プリーストリー氏は求めに応じるが、なぜか彼女と二人、手錠につながれ殺人犯として追われる身に…。

さてここで、「いくら何でも冒険しすぎじゃないか」とは読者側は思わない。全てを見渡す「天の視点」を与えられている読者には、もう一つの情報が与えられているからだ。彼をカボチャ呼ばわりした友人とその仲間達が、ある実験について話し合っていた事、その被験者にプリーストリー氏を選んだ事。なぁんだ、これは一種のお芝居だ。ならいくら話が広がってゆこうと、最後はおさまる所におさまるさ。そう楽観する。
ところがやっぱり、お芝居とは違うのだ。彼等の行動範囲は舞台の上だけにとどまらないし、あらかじめ決まった役者しか登場しない舞台とは異なり、次から次へと予想外の人物が飛び入り参加してくる。こうなると、もうシナリオは滅茶苦茶だ。
それでも、仕組んだ側は所詮素人。犯罪のプロ、警察が乗り込んでくれば、
あっという間にからくりが暴かれ、お灸を据えられておしまいさ。
そうかそうか、その手があった。
ところが、事件を担当するコッティンガム警部は、話を聞いて「まるで鉄道旅行で読む扇情的な三文小説」を思い出したと言いながら、事の真相に気づかないお間抜けぶりだし、唯一の目撃者であるフォスター氏は、現場で聞いた「皇太子」という言葉に反応し、「第二のサラエヴォだ!」と興奮状態(あぶないってば)で、どんどん妄想を膨らませていく。

「美女」「巻き込まれ型犯罪」「恋愛」とくれば、これはヒッチコックの十八番。プリーストリー氏と美女の『或る夜の出来事』の双方の勘違い会話シーンなんて、スクリューボールコメディの第一人者、プレストン・スタージェスの映画のワンシーン。更に、装画担当が映画『舞台よりすてきな生活』のチラシのイラストを描いている上杉忠弘さんなので、この物語、映画の匂いがぷんぷんする。登場人物達も、清廉潔白は一人もいないのだが、妙な所で弱気だったり良心に立ち返ったり、果ては勘違いに興奮したりと愛すべき人物ぶりを披露してくれる。
さすが、ロジャー・シェリンガムの生みの親、アントニイ・バークリー。

解説にある彼の著書『The Family Witch:An Essay in Absurdity』『The Professor on Paws』も是非読んでみたい。ちなみに前者は
「幽霊のついているような一家と縁を結びたい」と言う婚約者の父親に「幽霊はいないけど魔女はいます」と答えるトボケた男の話だし、後者は雌猫に教授の脳が移植されてしまうという、弓月光の漫画『ボクの初体験』をほうふつとさせる設定の話である。


このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

内容紹介

2004/11/13 10:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:藤原編集室 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「君はキャベツだ! カブだ! ペポカボチャのカタツムリ野郎だ!」友人からこう評されるほど、活気のない人生を送っていたプリーストリー氏は、ある夜、見知らぬ美女に助けを求められ、日頃の習慣を破って冒険に乗り出した。ところが事態は予想外の方向に発展、殺人犯として件の美女と手錠でつながれたまま逃げまわるはめに……。炸裂するスラップスティックと洒落たロマンス。A・バークリーが本名で発表したスクリューボール・コメディの逸品。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/04/21 02:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/08/04 21:12

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。