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商品説明
「子作りは女性の課題」とする社会的規範のために、不妊と男性を巡る問題は表面化せず、女性だけが責任を背負わされている現状を直視し、生命倫理、臨床、インタビュー調査など多様な視角から、不妊と男性の関係を掘り下げる。【「TRC MARC」の商品解説】
家制度・家系意識のために女性が責任を負わされることで、社会から隠蔽されがちな不妊と男性の関係を、歴史的・文化的な背景から浮き彫りにする。生命倫理、アイデンティティ、生殖と性、歴史などの視角から男性不妊の現実を照射する試み。【商品解説】
目次
- はじめに 青弓社編集部
- 第１章 不妊と男性をめぐる問題系 村岡 潔
- １ 不妊とは何か
- ２ 不妊への新たなアプローチ
- ３ 男性と不妊
- ４ 不妊対処の多元的空間
- 第２章 男性不妊治療の最前線 岩崎 晧
- １ 男性不妊症の分類
収録作品一覧
| 不妊と男性をめぐる問題系 | 村岡潔 著 | １３−６４ |
|---|---|---|
| 男性不妊治療の最前線 | 岩崎晧 著 | ６５−１００ |
| 不妊女性を支える男性たち | 西村理恵 著 | １０１−１５０ |
著者紹介
村岡 潔
- 略歴
- 〈村岡潔〉１９４９年生まれ。仏教大学社会福祉学部助教授。専攻は医学概論、医療思想史。共著書に「現代医療の社会学」「医療神話の社会学」「ケースブック医療倫理」など。
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