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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.12
  • 出版社: 双風舎
  • サイズ:19cm/286p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-902465-04-3

紙の本

日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界

著者 宮台 真司 (著),仲正 昌樹 (著)

「現代思想と自己決定」「共同体と自己決定」「リベラリズムとアイロニー」「日常・共同体・アイロニー」のテーマで三省堂書店神田本店で行われたトークセッションをもとに単行本化。...

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日常・共同体・アイロニー 自己決定の本質と限界

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商品説明

「現代思想と自己決定」「共同体と自己決定」「リベラリズムとアイロニー」「日常・共同体・アイロニー」のテーマで三省堂書店神田本店で行われたトークセッションをもとに単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

宮台 真司

略歴
〈宮台〉1959年宮城県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。東京都立大学人文学部社会学科助教授。
〈仲正〉1963年広島県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。金沢大学法学部教授。

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みんなのレビュー5件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

自己決定とアイロニー

2007/05/15 08:21

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

超越系に魂を引かれている宮台氏と、それからは一歩引いている仲正氏によるトーク・セッションの記録。
体質や人への接し方もだいぶ違うお二人だが、思想的な「関心のありよう」には共通点も多いので、コラボレーションとしては思いのほかいい運びになっている。
宮台氏の論敵に対しての悪口は相変わらずだが、仲正氏のことは終始紳士的に遇した模様。そういうふるまいができる人のはずなのだが、どうしてなのか。悪口はあくまでネタとして挑発的にやっているのかなあ。本人はいたって真面目らしいが。
仲正氏はこう言っている。

《論敵を否定するときには「限定的な否定」である必要があります。つまり、相手のすべてを即座に否定するのではなく、相手のどこがおかしいのかを具体的に指摘し、自分と相手の違いと共に共通性を自覚することがたいせつなのです。そうでないと、相手と同じパターンの過ちを繰り返し、互いにエスカレートさせていく危険が高くなる。》

「限定的な否定」を態度として表出する作法とは、あまりに頭ごなしには相手を馬鹿呼ばわりしないということではないかと、私なんかは思うのだけど。

さて、対談の場合は、会話のチャッチボールがもっと頻繁に行われるほうが好みだ。本書では、各人のコメントが長いので、それが少ない。
そのためお互いの相違点について、どこが合意できて、とりわけどこがどのように合意できないかについて掘り下げた討論とまではなっていない(ところがある)。イラク人質事件をめぐっての意見の違いなども、突っ込んだやりとりにはなっていない。この時のマスコミへの評価は、お互い言いっぱなしで終わっている。反目する必要もないが、もうちょっと丁々発止たるところも見たかった。
宮台氏は「あとがきにかえて」で仲正氏のことを、《時事的現象について語るときには実存的バイアスによって偏った議論になりがちという傾向だ。》(《かならずしもケナシ言葉ではない》とのことだ)と評している。そういう印象は確かにある(だがそれは、誰にでも多少はあることでもあろう)。

本書の読みどころはいろいろある。例えば、「共同体主義」を唱える人に対しての批判は核心を突いている。
他にキーワードを一つあげると、アイロニーだろう。リベラルな社会では自己決定は肝ではあるのだが、その時にアイロニカルな態度が大事という話だ。そのためにリベラルは、リベラル・アイロニストでありたい。
仲正氏に言わせれば、ヘーゲルの弁証法とは異なり、決まった着地点がなく、常にひっくり返しの余地がある、それを孕んでいるのがアイロニーの運動ということになる。ただし、これを維持するにはけっこう緊張を強いられ、「現実的な側面」からは保守に吸収される傾向もあるという。
宮台氏に言わせると、全体が部分に対応するのがアイロニーである。非日常的な超越系に首を突っ込む場合でも、アイロニーに敏感であることによって、超越系につきものの有害性をかろうじて中和することができるそうである。
これは完全には免れえない、「リベラルの党派性」を緩和する効果もあるのだろうと思う。「絶対的正義」に寄りかかれない時代。近代の外部にユートピア的なものは見いだせない時代。だからといって絶望に陥いったり、ネオリベのように「なんでもあり」なのだから力こそが正義だとはなりたくない。そのためにも、アイロニーの慎重かつ適切な服用が効果的だ。
また「脱構築」を一応の正義とすること。そして、アイロニカルな視点を忘れずに、プラグマティックにかつ《モデレートに「ああそれもあるね」とやっていくしかないのではないか》といったメッセージも、参考になる。

《「豊かになって魂を失う」アイロニー》(宮台氏)を、現代日本に安直に当てはめているなど、首を傾げたい箇所もあるが、基本的には興味深い対論に仕上がっていると思う。

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紙の本

自己決定と共同体に関する基礎教養

2005/01/29 13:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさぴゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

先のイラク人質事件を見ると「自己決定」という言葉がよく使われるようになったと感じます。使われる割に定義や機能がイマイチよくわからないことが多い。そういう意味で、割り切り屋ではっきり断言する(しすぎる)宮台真司さんと、仲正昌樹さんという二人の論客による対談は、全体像・定義・問題点・歴史経過などがスッキリわかって読後感は良かったです。とりわけ宮台さんの意見は、無駄なバイアスや論理不明なものがほとんどなく一貫性があって読むのが楽です。よく全て暗記していられるなぁと不思議に思います。それなりに読書人の(つまりはアーレントやウェーバー、ギリシャ哲学などを少し齧ったことはある)僕には明快であったが、大学生ぐらいで読む人はどうなのだろうか。もちろんある程度の智恵があって「読み込めば」難なく理解出来る構成だとは思うが。それと仲正さんの「不自由論」に宮台さんが自身のHPで書いている連載社会学入門を読んでいるともう少し理解が深まると思います。

システム理論と社会哲学という専門性を持つ二人ですが、いつも切実に何かに悩んでいるよう宮台さんと元新興宗教の信者であったという仲正さんの語り口は「自分とは何か」というような自意識の問題などのように「自分自身の生き方」に引き寄せられているので、とても現代的視点でわかりやすかった。結局正直に「自分のこと」について語っている人がいちばんおもしろいのだと思います。所詮現代はナルシシズムという檻に囲まれた人ばかりの時代で、社会にも世界にも興味がないはずですから。「専門用語」を並べ立てて隠し、自分の実存の不遇感を無自覚に垂れ流すのは、聞いていてつらいです。

また宮台さんは彼が一方的にしゃべりすぎる場合が多いのだが、めずらしく議論がかみ合っているように感じました。それだけ、互いの実存的テーマが似ているのでしょう。とりわけ大上段に正義を振りかざさない姿勢には両者に好感が持てました。正しいかどうかは専門外の僕には不明ですが、自己決定という機能が原理的に

・選択肢は選べても選択肢群自体を選ぶことができない。

・そもそも「私たちは何をどこまで選べるのか」が規定できない。

・「我々」というときの我々の範囲を決めるのは勝手な線引きによる事実性である。

などなどの条件を抱えていて、そういった条件を前提にして社会制度を組み立てなければならないなど説明はわかりやすかった。これから自己決定の話をする人を見る度にこの部分を意識してみてみたいと思います。最低限の学問的常識を抑えていないと過去に結論がついたことを、無駄に議論しかねないのですからね。「既に分かっていること」を勉強しないのは、知的不誠実だし、知的不誠実な人は行動も不誠実ですから。それにしても宮台真司さんの著作とりわけ対談形式のものは明らかに聴衆・読者・対談者に対して、よく云えば啓蒙であり悪くいえば洗脳(笑)を意図しているので、それにいちいち仲正昌樹さんが、身構えている姿勢が面白かった。ただやっぱりこういう対談を読むと、学問的素養が同じレベルにある人の対談は、深いんだなぁとうらやましくなります。

個人的にはP209「思考の源泉としてのイエス」が面白かった。メルギブソン監督の「パッション」でなるほどキリストの磔を執拗に描くのは、そう解釈できるかと興味深く感じた。さっそく再度レンタルです。パウロの布教宣伝戦略もそうですが、超越的な志向をこういふうに使う方法があるのですね。背景文脈が分かってみる映画は、全くとなる相貌をみせて刺激的なので、楽しみです。

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紙の本

内容紹介

2004/11/22 19:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:双風舎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「自分で決める」って、どういうことなのでしょうか?

自分で決めていると思っていても、じつは組織や共同体の意向を反映していたりするし、「私」が自分で決めたからという理由で、「国家」が「私」を見捨てることもあったりします。
そんな編集者の素朴な疑問を、社会学者・宮台真司さんと社会哲学者・仲正昌樹さんにぶつけてみました。
すると、ふたりの討論は自己決定にはじまり、現代思想、共同体、リベラリズム、ロマン主義、公正と正義、宗教、そしてアイロニーへと、果てしなく膨らんでいきました。
11月27日には、イラクで新たな日本人人質事件が発生。
「自衛隊を撤退せよ」と要求する犯行グループに対し、小泉首相はすぐに「自衛隊は撤退しない」と明言。小泉さん、「人質になった君よ、自衛隊は撤退しないので君の命はどうなるかわからない。でも救出のための最大限の努力はする」という意味の発言を、あのタイミングでしてはマズい。
「自分で決めて」イラクに入った日本人が人質になると、「自分で決めた」代表者が運営する「国家」は、いったいどのような対処をするのか。

いま進行している事態を参照しつつ、この本を読んで「自己決定」について考えてみては?

(双風舎ホームページより)

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