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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.7 6件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2004.12
  • 出版社: 文芸春秋
  • サイズ:19cm/500p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-366590-0

紙の本

文庫本福袋

著者 坪内 祐三 (著)

話題の本、シブい本、探していた本…。文庫には出会いが溢れている。当代随一の本読みの達人が贈る、知的好奇心満載の読書案内。『週刊文春』連載を単行本化。【「TRC MARC」...

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文庫本福袋

税込 2,515 22pt

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商品説明

話題の本、シブい本、探していた本…。文庫には出会いが溢れている。当代随一の本読みの達人が贈る、知的好奇心満載の読書案内。『週刊文春』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

坪内 祐三

略歴
〈坪内祐三〉1958年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。『東京人』の編集者を経て、書評、コラム、評論など執筆活動を始める。著書に「靖国」など。

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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.7

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (2件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

安全と水と文庫目録。この本はタダじゃなくて2400円。

2004/12/12 13:04

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちょいと本屋で、この本を手に取ってひるんだのです。
なにがって、定価が目に入った(笑)。
こういう場合は、ゆっくりと時間をかけて、文庫本になるのを待つという手もあるわけです。そりゃあ、矢吹申彦さんの装幀・装画はいい。ちょうどワイド版岩波文庫のサイズ。194冊の文庫本紹介という内容で、厚み2.6センチのお徳な感じの福袋というのはわかるのです。でもねえ。この値段。
すこし、本屋さんをブラブラして(なあに文庫本になるまでの時間を考えれば、ほんの瞬間)。また本を手にとって、そしてレジへ。
じつは、これから、2時間電車にゆられて行くのです。
ここが、始発なので電車に座って本を広げる。
ちょいとカバーをはずして表紙を見ると、思わず笑ってしまいました
(なぜかって、それはナイショ)。
それから、あとは気楽になって本のあちこちへとページを飛ばして読み始めたわけです。たのしい2時間でした。
どういったらよいのかなあ。
同じ2時間なのですが、夏の盛りに、プールで過ごすか?
太平洋の波打ちぎわで過ごすか? といったような違いでしょうか。
もちろん。この本はどちらかといえば、海の波打ち際なのです。
くりかえし打ち寄せる文庫の新刊の波。
その波に洗われる砂浜。そこにキラリと光る言葉たち。
あるいは、波間に見える一瞬の魚の姿。
というような贅沢な光景を味わいました。

こんな持って回った言い方はやめて、ひとつぐらい引用。
「江藤淳コレクション2」の文庫本紹介は、こんなです。

「福田和也編で、現在ちくま学芸文庫で刊行中の『江藤淳コレクション』こそは、今までで一番、江藤淳にふさわしいアウラがただよっている。」
「昭和42年1月から3月まで『朝日ジャーナル』に連載され未完に終わり、生前には単行本に収録されることのなかった『日本と私』だ。180頁ほどのこの『日本と私』のためだけでも1500円を払う価値は充分ある。大げさではなく、戦後に書かれた日本の文学者の散文で、十本の指に間違いなく入る。…実際、江藤淳は、この中篇(これをエセーと呼ぶのだろうか、評論と呼ぶのだろうか、それとも小説と呼ぶのだろうか。確かなことはこれが文学としか言いようのない散文であることだ)…」


こんなのは、夏のギラギラした太陽で、日焼けするみたいに暑い言葉が
降りそそぐ箇所です。それでは、とbk1でこの文庫の在庫確認をしてみたら、
現在品切れ。残念釣り逃がした魚の大きさを思います。

あとの193冊の文庫紹介。それは2400円でございます。
おあしはよろしいでしょうか。
それでは、おあとがよろしいようで。

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紙の本

3割打者・坪内祐三を読むために今週も『週刊文春』を買ってしまう。

2004/12/12 16:48

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:heizo64 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 毎週『週刊文春』を買う。時事ネタの記事にはあまり興味はないので、最初の方はほとんど読まない。では、何を読むかというと、連載コラムや書評である。『文春』はコラムと書評が充実しているのがいい。
 例えば、小林信彦『本音を申せば』、高島俊男『お言葉ですが…』、その他にも椎名誠や林真理子に中村うさぎといった人気作家のコラムやエッセイがずらりと並んでいる。そして、なにより坪内祐三の『文庫本を狙え!』がある。

 生来の怠け者のせいか、雑誌の連載をきちんと読むのが苦手で、大好きな小林信彦のコラムや文庫本でまとめて読むたびニンマリするほど面白がっている『お言葉ですが…』さえ、ちょっと興味からはずれる話題の時は、読まずに飛ばしてしまうことさえあるのに、『文庫本を狙え!』だけは、毎回欠かさずに目を通している。ひどい時になるとこの僅か1ページ(正確に言えば、右側に広告が入っているので、4分の3ページ)のコラムだけ読んで後はいつのまにかゴミ箱行きになることさえあるのだ。つまり、坪内祐三を読むためだけに1冊の週刊誌を買っていることになる。なんという贅沢。

 その『文庫本を狙え!』の2000年(172回)から2004年(365回)までを集めた1冊が「文庫本福袋」である。「シブい本」、「文庫本を狙え!」とこのコラムを収録した単行本を堪能してきた者としては逸することのできない本である。一気呵成に読んだ。約500ページに渡って語られる文庫本の海に溺れ、漂いながら楽しい時を過ごした。

 この本は、ジャンル分けをするならば「書評本」ということになるだろう。いい書評の基準はいろいろあるが、(1)引用(もしくは内容の要約)が上手い、(2)読んだ後にすぐ本屋に行きたくなる、の2点は欠かすことはできない。坪内祐三はどちらも見事。
 (1)の代表例は、高橋義孝「私の人生頑固作法」の書評だろう。高橋義孝の『春の弥生は』というたった3ページのエッセイをその3分の1で巧みにまとめてみせる。小林信彦「面白い小説を見つけるために」の項で、小林信彦がバルザックの「ラブイユーズ」の粗筋を説明する手際の良さを坪内祐三は賞賛しているが、同じ言葉を贈りたい。
 (2)では加藤郁乎「後方見聞録」が代表格。「そのあとで、『矢川澄子の巻』に目を通すと、たぶん誰しも、心がひどく動かされることになるだろう。」という最後の一文を読んだら、すぐにでも本屋へ行ってそのページを読みたくなる。実際に、本屋で手に入れて読んだときの衝撃は今でも忘れられない。

 「文庫本福袋」を読み終わり、目次を開き、このコラムを読んで買った本の数を調べてみた。全194冊の紹介本のうち、購入本は49冊。打率にすると約2割5分である(ただし、読む前に購入していた本を合わせれば3割くらい。自分と趣味の合う書評本を読む楽しさはまた格別だ)。これを少ないと見る人もいるだろう。だが、打率10割なんて書評本があったら、それこそ家計を圧迫する悪魔本となる。この「ホドのよさ」も坪内祐三の技として味わうべきだと思う。

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紙の本

袋の中はお宝で一杯!

2004/12/14 17:58

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:脇博道 - この投稿者のレビュー一覧を見る

まいりました。本書で教えて頂いた読みたい文庫を探しに書店に行った
のですが、肝心のメモを忘れてしまったのです。ってバッグのなかには
本書自体が入っているじゃな〜い、というわけで、ええい、ままよ!
本書を取り出してじかに見ながら探したのでありました。カバーも外し
てあるぞ! 付箋がいっぱい付いているぞ! などと思いつつも、なにせこ
の御時勢、なんでこんなに恐縮しながら本探しをしなければならないの
かなどとわけのわからない気持ちを抱きつつも予算内で欲しい文庫を
何冊かゲットできたのでまっやれやれといった気持ちで帰路に着いたの
でありました。

のっけから与太話ですみません。とにかく読了後即書店に走らなければ
ならない気持ちにさせてくれるすごい本です。えっと紹介されている本
が194冊、そのうち小生が読んだ記憶があるのが5分の2位、とする
と77.6冊、購入した記憶があるのが5分の3位、とすると116.4
冊、ってこんな計算はまるで百鬼園先生の金銭勘定みたいではないか!
坪内氏も本書のなかで言っている、昨今の文庫本は非常に足が早い、こん
な計算をしている暇があったらすぐに探しに行かねば、というわけで上記
のような顛末となった次第。

それにしても、趣味と仕事を兼ねているとはいえ、氏の読みの深さには
ただただ脱帽です。というよりも本当に優れた仕事をしていると言い切
ってしまいましょう。氏の著作のタイトルに「後ろ向きで前に進む」と
いうのがありましたが、360度視界良好で文庫を狙い打ち、といった
感じがしますね。1冊の文庫本からこれだけいろいろな情報、思考、楽
しみを得られれば本当に素晴しい事だと思います。視線は後ろ向きでも
しっかりと前に進んでいる爽快感があります。だから僭越ながら御相伴
にあずかってそのまた後ろからついていきたくなるのです。

おっと、内容に触れずに手前勝手な事ばかり書いてしまいました。でも
単に本の紹介にとどまらず1冊、1冊あまりにも面白いエッセイ足り得
ているのも驚きです。1冊につき約3ページ程、これだけで、その本の
魅力とエッセンスを書き切っているのですから。氏は、明解すぎるエッ
セイも一寸もの足りないし、下手なエッセイは言わずもがなで、すこし
ぶれたりする書き手を好むという主旨の1文がありますが、それはその
まま本書にもあてはまると思います。なにせフィールドが広い! おっこ
んな本までセレクトされている、でも氏の文章を読むと無性に読みたく
なってしまうのです。再読についても然り。それでは、くれぐれもチェ
ックしたメモを忘れずに書店に向かって進んで下さい。粗忽者たる小生
よりの切なるお願いです。

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2008/04/16 21:25

投稿元:ブクログ

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2012/04/10 23:01

投稿元:ブクログ

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2021/06/20 11:22

投稿元:ブクログ

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