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- カテゴリ:幼児
- 発売日:2004/12/01
- 出版社: ひさかたチャイルド
- サイズ:24cm/40p
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-89325-628-9
紙の本
じゅうにしのおはなし
ねずみ年、うし年、とら年、うさぎ年…。どうして、いろんな動物の年があるんだろう。十二支の由来を伝える昔話。ねこ年がなく、ねこがねずみを追いかけるわけも楽しく伝える。【「T...
じゅうにしのおはなし
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商品説明
ねずみ年、うし年、とら年、うさぎ年…。どうして、いろんな動物の年があるんだろう。十二支の由来を伝える昔話。ねこ年がなく、ねこがねずみを追いかけるわけも楽しく伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
干支の十二支はどうやって決まったのでしょう。十二支の由来と、猫がねずみを追いかけるようになったわけがわかる昔話です。【商品解説】
著者紹介
ゆきの ゆみこ
- 略歴
- 〈くすはら順子〉大阪府出身。大阪樟蔭女子大学卒業。絵画と共に紙粘土による立体作品も手がける。独特のユーモアあふれる作風で雑誌などで活躍。作品に「海のそこの電話局」など。
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紙の本
好感がもてる絵です
2016/02/22 00:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
十二支の有名なお話ですが、本によって少しずつ話が違うので読み比べると面白いでしょう。この絵本は動物たちの愛嬌ある表情がとても素敵で気に入りました。
紙の本
言葉遊びからこんな絵本にも興味が。
2005/02/20 16:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yumikoit - この投稿者のレビュー一覧を見る
4歳児長男が欲しがるので、「にほんごであそぼ」カルタを買った。自分で読める読み札は、自分で読んで自分でカードを取る。得意げ。めんどくさい長い読み札はこちらによこしてくる。
ついでに?読み札に出てくる文章の意味とかちょいちょいと話してやる。
その中に、十二支の「ね うし とら う…」があった。
「長男は辰年ね」
と言うと「たつ? なに?」「竜のこと」「ボク、竜の年なの!?」
なんていう会話をしていたので、図書館に行った折に
「これ、十二支のお話ね」
とこの絵本を指差して言ったら、興味を持ったらしい。
「ボク、これ読む!」
というわけで今晩は十二支のおはなし。
ねずみが猫に、集まる日をわざと間違って教える有名なくだり。
牛の背中に乗って楽をして一番をとるくだり。
「ねずみ、いいなぁ」
「あら。じゃあ長男はねずみくんみたいなお友だちが好き?」
「…きらい」
犬とサルがけんかをしながらやってきて、鶏に仲裁してもらいながら門をくぐる。
「犬とサル、ちょっと悪いね!」
などと結構やり取りを楽しんでいる様子。
最後のねずみと猫のケンカは、うひひと笑って読んだものの、読み終わると
「ボクこれ、ちょっと嫌い」
と言う。なんで?
「ねずみが一番になるところがいや」
ふぅん。やっぱり一生懸命正しく努力した人に、成果を与えて欲しいのかな。
「ねね。ボク何年?」
「辰年。竜だね」
「竜、いい子だった?」
「神さまのお使いだもんね。ヘビさんに、背中に乗ってく?なんて声をかけて、いい子だったね」
「オトウトは?」
「午年だよ」
「うまさん、ひひんひひんって足が速いねぇ。おとーさんは?」
「うさぎ」
「母さんは?」
「戌年だよ」
「いぬ? サルと、ケンカばっかりしてて、ちょっとよくない子だったね!」
…ええい、うるさいっ。
紙の本
十二支の由来を幼い子ども達にも分かりやすく語り、動物達の表情をくっきりとユーモアたっぷりに描いた絵本です。お子さんと十二支の由来を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2005/01/24 23:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まざあぐうす - この投稿者のレビュー一覧を見る
干支は、1300年ほど前に中国から伝えられた暦の表し方ですが、現在の日本では、十二支だけが人々の生活の暦として残り、十干を知っている人は少なくなりました。その十二支の由来も全国的にいろいろなお話が伝えられているようです。
私は、年末から新年にかけて、十二支に関わる絵本を読み比べてみて、それぞれの絵本にそれぞれの特徴があり、楽しみがあることを感じています。
ゆきのゆみこさんの文とくすはら順子さんの絵による『じゅうにしのおはなし』は、「まいとし おなじ こよみでは つまらないのう。 そうじゃ、じゅうにの としに、なまえを つけては どうだろう。 うむ、これは めいあんじゃ。」と神様みずから十二支を思いついたことから物語が始まります。そして、龍を呼んで、国中の動物達に集まるように知らせに行かせます。十二支が神様自らの名案であること、龍が神様の御使いを果たしていることがこの絵本の特徴と言えるかもしれません。
その後の集まった動物達に神様が呼びかける言葉はどの絵本も同じです。
ねずみが「かみさま、ぼくのように ちいさくても おうさまに なれるんですか?」と聞く場面に初めて出会いました。神様は、「もちろんじゃとも」と答えます。鹿やパンダ、ブタ、たぬき…十二支に入っていない動物達がたくさん集まっています。パンダを描いたくすはら順子さんのユーモアを感じました。
ねことねずみの会話はおなじみです。にわとりは、夜明けを告げるのを止めました。そして、おおみそかの夜、牛が歩き始めます。ちゃっかり背中に飛び乗った動物はご存知のとおりです。御殿に着くと、牛の背中を飛び降りて、先に門に入るのも…。
その後の十二支の順序がなぜそのように決まったのかは、この絵本を開いてみてください。動物達が走る姿が真剣そのものに描かれていて、絵本から飛び出してきそうな勢いです。
一番に御殿に到着したねずみは、王様から小さな冠をかぶせてもらっています。ところが、絵本の最後には、ねずみは、恐ろしい顔をしたねこから追いかけられています。ねずみは怯えて必死に逃げています。絵本から飛び出しそう。あなたは、ねずみを助けてあげますか? それとも、ねこの味方をしますか?
十二支の由来を幼い子ども達にも分かりやすく語り、動物達の表情をくっきりとユーモアたっぷりに描いた絵本です。お子さんと十二支の由来を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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