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紙の本
禁涙境事件 Some tragedies of no‐tear land (講談社ノベルス)
著者 上遠野 浩平 (著)
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう…。「事件シリーズ」最新作。仮面の戦地調停士の過去がついに明か...
禁涙境事件 Some tragedies of no‐tear land (講談社ノベルス)
禁涙境事件 some tragedies of no-tear land
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商品説明
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう…。「事件シリーズ」最新作。仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる!?【「TRC MARC」の商品解説】
涙。――それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの。魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か?
仮面の戦地調停士の過去がついに明かされる――!?
上遠野浩平×金子一馬、極上のMYSTERY×FANTASY!
涙。――それは誰もが流すもの。たとえ禁じられても、こらえきれず溢れるもの……
魔導戦争の隙間にあるその非武装地帯には、見せ掛けと偽りの享楽と笑顔の陰でいつも血塗れの陰惨な事件がつきまとう。積み重ねられし数十年の悲劇の果てに訪れた大破局に、大地は裂け、街は震撼し、人々は喪った夢を想う……そしてすべてが終わったはずの廃墟にやってくる仮面の男がもたらす残酷な真実は、過去への鉄槌か、未来への命綱か……?【商品解説】
目次
- 序 章 禁涙境の最期
- 第一章 希望街の殺人
- 第二章 幸運街の惨劇
- 第三章 無用街の抗争
- 第四章 月光祭の怪人
- 第五章 天秤塔の下で
- 終 章 禁涙境の黎明
著者紹介
上遠野 浩平
- 略歴
- 〈上遠野浩平〉1968年生まれ。「ブギーポップは笑わない」でデビュー。著書に「ブギーポップ・ウィキッドエンブリオ炎生」など。
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現在と過去
2005/01/21 14:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:言ノ刃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「事件シリーズ」、第四弾…遂に発売になりました。
今回は前作「海賊島事件」とちょっと似た形で、過去の話をメインに話は進んでいきます。今作のお話の面白い点は、既刊となっている三作品「殺竜事件」「紫骸城事件」「海賊島事件」に登場した人物が出てくる所です。”禁涙境”には、あんな人物もかつてはいたのだなぁ…と、驚きました。そして、何と言っても今回の中心人物にもなっている戦地調停士のエドの過去が明かされる所も見逃せない、重要なポイントです。
勿論新たな登場人物も出てきます…なかなかに曲者のようですが、この先発売してくるであろう作品で、どんなことを巻き起こすのか、あるいは巻き込まれるのか…と、期待してしまいます。
「禁涙境事件」は全体的に見ると、静かに淡々と話が進行していくように見えますが、もちろんヤマ場もあります。「事件シリーズ」は必ずどこかに、かなり激しい場面が盛り込まれていますが、今回も結構すごかった…です。
ラスト辺りに犯人と対峙するエドの場面が、個人的には印象に残っています。
次回作のタイトルも帯についていました…「残酷号事件」が次回5作目になるようです。「事件シリーズ」からまだまだ目が離せません!