紙の本
許可証をくださいその3
2012/05/18 14:41
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はにーとーすと - この投稿者のレビュー一覧を見る
八月、喜美津化学はかつてない渇水に見舞われ、製品が納期に間に合わないかもしれないという危機に直面していました。
前原が試作していた冷却器まで持ち出し、盆休み返上で生産を試みる製造部の面々。
しかし品証の弘に手伝えることはなく、自宅で通常通りの夏期休暇を取ることに。
そこへ工場に詰めているはずの前原が現れ、好き放題した挙げ句、弘を手製の拘束具でベッドへ繋いで消えてしまうのです。
驚き慌てる弘のもとへ、北海道にいるはずの両親が突如乗り込んできて…、と続きます。
今回は弘の母親がとにかく天然で、笑いました、本当に。
声を出して笑えるBLってほぼ皆無の中、やっぱりすごい許可証シリーズ。
で、弘の天然は母親譲りなんですね、あぁ納得。
シリーズも続いてくるとダレてきたりするものですが、このシーズに関しては全く心配なしです!
ここまで安定して読ませてくれるお話は本当に貴重だなぁと。
「許可証シリーズ!ただいま定修中!」に続きます。
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制服萌え、というのは数々あれど、“作業着萌え”というのは「許可証」シリーズでしょう(笑)。前原健一郎(製造部)×阿久津弘(品証部)。化学薬品メーカー・喜美津化学が舞台。工場の渇水問題、台風「ジュウゴウさん」、そして弘の両親の登場・・・。ハラハラ、ドキドキの三作目となりました。番外編コミック化とドラマCD化のお知らせが(あぁ〜声優さんが気になる)。
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許可証シリーズ待望の第3弾!
(この本棚を作る前に1と2は読了。)働く男同士ってやっぱりイイです。仕事も大事、一生懸命に働いて、生きて、そして相手もどうしようもなく好きで。
ドタバタアクシデントの中で、前原が同僚の延長ではなくかけがえのない相手になってしまっていることを認め、「一人の個人として向き合いたい」と宣言した弘が格好よくて、そして愛しいです。
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読めば読むほど…第3弾(笑 今回は、ついに最近のBLではとんと見かけなくなった『男同士の恋愛についての障害の根幹』みたいなものにまで触れてくれた。よかった…この作品全体から誠実さを感じさせるのは、こういうところがあるからだと思う。ただ、そこが痛いだけの話で終わってなくて、ふたりが関係を続けていくうえで、どういう形が一番いいのか、考えていくうえでのスタート地点みたいに思えるから、弘の姿勢はなんだか頼もしかった。ちゃんと前原がその分、ボケをかましてくれているし、表紙の通り、気持ちも身体も将来までも、ついにお互いがお互いを向き合ったと感じた第3巻でした。
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**感想
1巻から3巻まで続けて読破。前原お手製の拘束具が出てきたり、突然弘の両親が帰ってきたりとバタバタとした調子でしたが・・・。お互いが独占欲とか束縛したい気持ちが強く出てきて弘も迷いがなくなってきたようで状態としては蜜月なのでは。あとがきで鳥城先生が起承転結の転のアタリ・・・と言ってましたが幸せな結末を待ってます。
**あらすじ
八月。喜美津科学はかつてない渇水に見舞われ、製品が納期に間に合わないかもしれないという危機に直面していた。前原が試作していた冷却器まで持ち出し、盆休み返上で生産を試みる製造部の面々。しかし品証の弘に手伝えることは無く、自宅で通常通りの夏期休暇を取ることに。そこへ工場に詰めているはずの前原が現れ、好き放題した挙句、弘を手製の拘束具でベッドへ繋いで消えてしまう。驚き慌てる弘のもとへ、北海道にいるはずの両親が突如乗り込んできて……。書き下ろしは台風一過の朝、パワーアップした拘束具によって再びピンチを迎えた弘のその後。二人の関係にも展開が>「働く男」の真骨頂、好評シリーズ第三弾!
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3作目なのに勢いが落ちずに飽きさせない展開!
弘と前原の関係も、徐々に近くなっているのが微笑ましいです。
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やっと前原と弘の距離がなくなった…という感じの展開。工場自体は新たに湧いた問題でてんやわんや。いかにしてその問題を乗り切るか、それもちゃんと焦点が当てられているのが魅力だと思う。仕事も恋愛もおろそかにしてないところがいい。
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ジュウゴウさん…1巻からあだ名をつけてしまうクセは多々見られたけど、とうとう人外のものにまでですか。
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「許可書をください」3弾
工場渇水問題。
休めるはずのない製造前原がなぜか弘の前に現れて。。
そこへ弘の両親が登場
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【あらすじ】 八月、喜美津化学はかつてない渇水に見舞われ、製品が納期に間に合わないかもしれないという危機に直面していた。前原が試作していた冷却器まで持ち出し、盆休み返上で生産を試みる製造部の面々。しかし品証の弘に手伝えることはなく、自宅で通常通りの夏期休暇を取ることに。そこへ工場に詰めているはずの前原が現れ、好き放題した挙げ句、弘を手製の拘束具でベッドへ繋いで消えてしまう。驚き慌てる弘のもとへ、北海道にいるはずの両親が突如乗り込んできて…。書き下ろしは台風一過の朝、パワーアップした拘束具によって再びピンチを迎えた弘のその後。二人の関係にも展開が?「働く男」の真骨頂、好評シリーズ第三弾
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ジェットに面白いっ!渇水トラブルで大変な工場、前原も弘も忙しいわ、相変わらず獣じみた欲情にかられつつ、台風と一緒に弘の親も襲撃。読むのをやめられない!
新たな転機を迎えそうな、二人の関係。ストーリーも絡め具合が秀逸。時々は弘もなにげに言う時は言うのね。ガシッと鷲掴み。ぎゅっと萌えた。
前原、変態チックになってきたんですけど!しかもハンドメイドオブ前原!!前原が弘に、弘が前原に、本能的にメロメロしてしまうのが、楽しくて美味しい。疾走感のある激情というか、色気あるのかどうかもわからなくなってきてどうでもいいガツガツ存分に食いついてくれ!
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ジュウゴウさんがとにかくツボでした(笑)弘のこういうぬけてる言動が毎回ツボですvそして今回は天災によって工場に危機!そんな最中にも拘束具とか…ww弘の気持ちにも変化が出てきて、これからこの二人の関係がまたどう変わっていくのか楽しみです。
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今回もがっつりお仕事BLでした。製造業って身の回りにいないから想像つかないんだけど、工場ってこんなに大変なのでしょうか・・・。でもいいね、働く男って、な感じの一冊です。毎度のことながら、しょーもない小ネタにやられる。今回も『オレンジのムンク』のところで夜中にブホッって吹いちゃった。
作者様いわく、本作は起承転結で言えば、転なのだそうです。確かにふたりの関係性に変化の兆しがあったな。でも、続きがあと3冊もあるんですけど。
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製造業お仕事もの3巻目。中だるみもなく今回も面白い展開です。もうそろそろネタも尽きるんじゃないかと思って読み始めたけど、そんな心配は無用でした。ますますパワーアップしているじゃないですか。
今回は渇水&台風によって工場内で起きる様々なトラブルを、二人がどうやって解決、処理していくのかというのが見どころです。常にノーミスを要求され、しかもそれが当たり前という見返りの少ない作業で、時に危険が伴うこともある現場と、規格どおりの製品と納品を要求する営業との攻防が生々しくて面白かった。
伏線があっと言わせるところで拾われてきて、ストーリーが絶妙に繋がっていくんですよね。まさに文才のなせる技です。ただあらすじを追って平坦に読ませるのではないから、どうなっていくのか気になって気になって、どんどん先が読みたくなっちゃうんです。
今回は「ジュウゴウさん」と、弘のお母さんがまさにそれでした。
弘の「ジュウゴウさん」という呼び方にはツボってしまった!カワイイです。しかも、皆は何のことかわからないのに、前原と、弘の父親だけはすぐにわかったところにもキュンとします。
そして、なんと言っても大事件だった!?弘のお母さんと入浴剤が最高でした!!面白すぎた。笑いがありえないところに転がっていた~
書き下ろし「台風一過のゆくえ」は、お約束の前原視点。独占欲でいっぱいになっていて、いつも弘を窮地に立たせてしまう前原ですが、神様からそのしっぺ返しを食らってますw
一応、緊縛Hは弘を困らせたと罪悪感を感じているんだなと。弘のこととなると、弱くなってしまう前原がいいです。あんなにいつもは強気で俺様なのにですよ。
慌てたり悩んだりぐるぐるしまくってる前原に悶えまくりました。
挿絵の弘のお母さんが怖い…!!爆笑です。
もう一つ笑ったのが、伏線引きずりまくりな前原のお母さんのハナシ。とっても律儀な弘に対する前原のお母さんの反応に笑いすぎました。
隅から隅まで文句なく面白いです。