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天使(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 47件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.1
  • 出版社: 文藝春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-16-764703-6
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

天使 (文春文庫)

著者 佐藤 亜紀 (著)

【芸術選奨・文部科学大臣新人賞(平成14年度)】【「TRC MARC」の商品解説】

天使 (文春文庫)

637(税込)

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みんなのレビュー47件

みんなの評価3.9

評価内訳

天使なのか!?悪魔なのか?!戦場を駆ける異能者の冒険譚

2009/11/20 13:31

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジーナフウガ - この投稿者のレビュー一覧を見る

BOOKOKAの企画している【福岡の書店員100名が選んだ激オシ文庫フェア】。
書店員さん達それぞれが帯に書かれた素晴らしい紹介文。

中でも、『不親切な小説?お勧めはしない。』この紹介文は断トツに強い異彩を放っていた。
題名・天使から受ける印象と、紹介のされ方に、随分な違いが感じられるではないか!?。

結論。読めて良かった!!。

心情や状況の説明がバッサリと削られた文体の独自性。確かに親切だとは言い難い。

けれども、読み進める内、最低限の事だけ濃縮し書かれた文章が、
場面毎に密接な結び付きを持っていた事が分かり始める。そこからは小説の虜。

劇薬のように、じわりじわりと全身の細胞へと世界観が浸透して来るのだ。
300頁足らずの分量でも充分に極上の長編映画に匹敵し得る、スリルやサスペンスが展開される。

文字を読む瞳の中くっきり、物語の舞台や人々の姿浮かび上がるのを体感出来る程だ。
ここまで立体的な奥行きを持つ作品には初めて会えたように思う。

作品全編を通じてのキーワードになる特殊能力『感覚』。
五感を自由自在に制御出来る様になった先に在る超自我の世界。

第一次世界大戦前夜のオーストリア。諜報機関の顧問官にスラムから拾われた少年こそ
生まれついて天才的な感覚を持っている、主人公ジェルジュ。

研ぎ澄まされ過ぎた自身の感覚に振り回され悩んだり。

滅び逝く帝国の中、自己保身ばかり考えている貴族達から便利な政治の道具として
危険極まりない任務を押し付けられたり。死と生は紙一重、隣り合わせの世界。

孤独や不安、絶望を生きる事で成長するジェルジュ。超能力と言えども、扱うのは人間。
SF風の設定が決して絵空事にならないのも、人間がキチンと描けて在るからだと思う。

特に終盤。ジェルジュの実の父が敵か味方か
区別しにくい形で登場、親子が様々な国家の陰謀を煙に巻くシーンは飛び切りのカッコよさ!!

時代小説でスパイ小説で、純文学にして、究極のエンターテイメント!!
本を読む醍醐味を存分に味わえる作品、痺れます。

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この世界観に浸れ!!

2007/12/19 18:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「バルタザールの遍歴」なんていうとんでもない本で
1Rで軽くノックアウトされた、私としては、
佐藤亜紀さんという存在は再戦を申し込みたいけど、
どんどん強くなられて、練習試合の申し込みもなにやらおそれおおい感じ、、、。
 「戦争の法」とか、この天使のシリーズ(姉妹編の雲雀が、出ました)
それに、ユリイカに連載していた、小説のスタイルについての偉く難しいけど、
読んでみたい、テキスト。(これは、単行本化したおりには、是非読みたい)
後、超毒雑天下無敵スタイルのエッセイでも知られています。
一応、読んでないけど、フォローはしていましたよ、、。
と、へらへらした、にやけ笑いをうかべるのが、精一杯なのです。
 
 で、シンジ君じゃないけど、逃げちゃダメだと、、。
(エヴァ新映画9/1公開だとか、、。)
思い立ったのが、先日の「ミノタウロス」の出版です。
とりあえず、天使シリーズから行こうと、
本書を手にとってみました。
 第一次世界大戦を舞台にしたサイキックものと一応
下準備というか、下知識はもっていたのですが、
相変わらず、超ハードSのついてこれる人だけ、ついていらっしゃいの
佐藤式特別強化合宿スタイルでした。

 プロットは、
特別な感覚(簡単に言うと、超能力)を持つ
ジェルジュは、貧しいバイオリン奏者の下で生活をしていたのですが、
オーストリアの顧問官に拾われます。
 そして、選ばれし特殊能力者として諜報活動に従事するするのですが、、。
です。

 戦争がはじまる前のどこか破滅的
(実際、この対戦の後、オーストリアは小さく分割されてしまいます)
退廃の匂いのするオーストリアを舞台に、美少年ジェルジュが(多分、いや絶対)恋をしたり、特殊な能力を持つゆえにニヒリズムに陥ったり、
恐らく戦争に行くことが英雄的行為だと、戦前は信じられていた
最後の戦争に冒険として参加したり、
 それほど、性的な描写はないのに、
どこか、頽廃的で耽美的でエロティックです。

 それと、超ハードSと書きましたが、
えらい、わかり難いです、この小説。
これはわざと、だと思いますが、
周囲の描写というか、状況の描写が殆どなく
わけもわからず放り込まれた、ジェルジュの
主観のみで、どんどん話は進んでいきます。
 実際スパイって自分が見られることがすべてで凄いスパイほど、
自分がどっちサイドにいるのかさえわからないっていいますが、
正にそんな感じ、、。
 それと、解説で豊崎さんも書いていましたが、この特殊能力の描写が、
恐ろしくすごいです。
 能力者どうしの心での会話は、地の文で書かれ、
これぐらいは、よくあるのですが、
自殺一歩手前になる、感覚を開いていく
(これは、本書特有のサイキックの表現です)
シーンやサイキックバトルのシーン。
 これは、ほんと、読んで感じて下さい。

 バルタザール、、のときもそうでしたが、
短い本のわりに、読み終わると、どっと疲れます。
それだけ、濃密な一冊なのでしょう。
兎に角、佐藤ワールドを御堪能あれ!。

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少女漫画のような歴史ビルドゥングスロマン

2005/03/21 19:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わたなべ - この投稿者のレビュー一覧を見る

前半は独特の文体と物憂い内容にかなり読みにくかったのだが、後半は展開も早くなり一気呵成。非常によくできた豪奢なエンターテイメント小説である。ほとんど少女漫画かと思わせるような人物と物語で、無駄のない描写が緻密に計算された場面構成にはめ込まれ、「〜た」という語尾を多用する畳み掛けるような文体が行間から多くを読みとらせるスタイル。読みとらされるのは「感覚」というこの物語の主人公をはじめとする多くの登場人物たちが有する一種の超能力である。背景にあるのは一つの文明の終わり、ここではオーストリア帝国の終わりで、野生児たる主人公が見る絶滅寸前の貴族たちの姿は、能力者たちよりも異形のもののそれに近い。女達との情事、男たちとの友情もじめじめしていなくて良いし、絶妙な伏線が張られた親子関係の物語の取り込み方も巧い。一つだけ不満があるとしたら、最強の敵との戦いをラストに持ってきたことで、帝国の落日をもっと勇壮に最後まで描き尽くして欲しかったということである。

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2005/05/18 02:52

投稿元:ブクログ

小説において、人物関係や起こっている事件の裏の裏まで把握しきらないと気が済まない方、には消化不良だったり物足りなかったり不親切だと感じたりする、やもしれません。まぁでも考えてみれば、一体どれだけ正確に実際の人間関係やら世界情勢やらを把握していると言うのでしょう、私たちは? 主人公の動きに重なるように文章に集中するだけで、感覚のどこかが飛翔します。きっちりトばせてくれる、地味なほどに堅実な文章だと思いました。ストーリー自体は過激に盛りだくさんだというのに、素晴らしいこと。

2008/07/28 00:34

投稿元:ブクログ

 すごい文体だよなぁ、と終始唸らされる小説。ほとんど説明という説明はほとんどなく、付いて来られない奴は早々に本を閉じればいいといわんばかりの高潔さ。どうやらこの作者は媚びを売るつもりはないらしい。
 正直中身はラノベを小難しくしたようなものだとしか思わなかったけど、雰囲気の壮麗さだけで中毒にしてくれそうな素敵な小説だったから、もう一冊くらいこの人の本を買ってしまうような気がする。
 ただ、豊崎由美氏の解説は個人的にヒドイと思った。ベタ褒めしておきながら、美男子萌えに文を割き過ぎじゃないか(笑)

2006/07/25 00:48

投稿元:ブクログ

一回目に読んだときは、「感覚」という感覚についていけなかった・・・。

というのも作者が人物や時代背景・設定について何も語らず話を進めてしまうからだ。
物語は主人公のジェルジュ・エスケルスを中心に書いているので、彼については成長と共に理解することが出来る。

だけど、顧問官が何者なのか?
メザーリはいったい何者なのか?

その他の登場人物や「感覚」の概念については、かみ締めるように最後まで読まないとわからなかった・・・。(ただオイラに学がなかったって話もあるかもしれないけど・・・)

でもその曖昧さ・わざわざ説明してしまうことで、物語性が損なわれてしまう事が全くない分、全てが見え始めたとき吸い込まれるような錯覚の中でページをめくる事が出来る。

もっともオイラは二回目でそう感じましたけどね。笑

私の誕生日に友達からお祝いでもらったこの本。
友達は何とも良いチョイスをしてくれたんだろうと感謝です♪

Der Engel

この本は、読めば読むほど面白くなっていく不思議な本。

自分にも異能の力があれば・・・なんて妬みに似た妄想を抱いてしまうけど、すごく面白いので一読・・・いや二読、三読あれ!!

2006/09/05 21:42

投稿元:ブクログ

華麗な設定や時代背景は勿論楽しいけれど、あとがきにもある通り「渇いているのに色気のある文体」にノックアウト。この文章だけでため息が漏れる。

2010/05/10 06:26

投稿元:ブクログ

「感覚」と呼ばれるテレパシー能力者たちの愛と友情の物語! そんなキャッチーな魅力が衒学ぎみの文体や時代背景のなかで輝くファンタジー小説。超能力者の「感覚」と通常の感覚とが交錯する描写が見事で、どのように人が他人と影響を与えあっているのか俯瞰されて描かれる。

主人公は美少年。若い肉体と繊細な感受性とで、おさがりの年上女たちとたびたびセックスを繰り広げるのだから退屈しない。他にも社交界、政治思想、武術、音楽、戦場、組織、親子関係… などなどあらゆるシュチエーションで書き切る著者の観察力と、圧倒的な実力がよーくわかった。

2006/06/29 16:57

投稿元:ブクログ

いやぁ〜久々に難読書にぶち当たりました!
日本人女性の書いた物なのだけど、まるで翻訳モノのよう・・
しかも舞台が一昔前の東欧やロシアだったりするものだから、登場人物の名前が覚えられない・・・

そして作者の意図なのだろうけど、全編に渡って一筋縄では読解できない文体になっています。


物語は、超能力を持った少年が、父の死後、男爵に引き取られてその超能力を政治&軍事がらみに使っていく・・みたいなお話なのだけど、これ、一度じゃとても読解できません。

読み進むうちに通り過ぎてきたハテナが解明され、真実が少しずつ露見されていくのです。

ページ数のそれほど多くない本でしたが、とても時間がかかってしまいました。



超能力好きな方、お時間のある方、いかがでしょう・・・か。

2007/07/26 12:26

投稿元:ブクログ

「人間は塵芥だ。どこで野垂れ死にしたって誰も気にはしない。」

幼くして父親が死んで、顧問官に育てられる主人公ジェルジュ。『感覚』という不思議な力を持ったジェルジュは、鍛えられ、磨き上げられて戦地へと送られる。たくさんの人との出会い、死、生きるということ。色んなことを考え、確かめながら必死に生きる様が伝わってくる話。
1回読んだだけでは理解するのがとても難しいかもです。

2011/05/19 09:04

投稿元:ブクログ

父親が死んだ後、“顧問官”に引き取られ教育されたジェルジュ。
天賦の“感覚”の使い方をも身に付けた彼は、顧問官の元、異能者で組織された諜報組織に身を置くことに。
第一次大戦間近、ジェルジュは各国の思惑入り乱れる壮絶な探り合い、闘いの中へー

感想が書きにくいな‐
評価が高かったから読んでみたけど、難しかった。

硬質な文章で行間を読まなきゃ、て感じで。
それが第一次大戦間近の雰囲気(下手なこと口に出せないちょっと警戒してるような)を醸し出してる気がする。
冒頭は入りにくいけど、ジェルジュがいろいろ覚えていくのと同じにグイグイ世界に引き込まれる…けど難しい。

読まれたり、印象づけられたりなんてしたら…って想像したら怖いね。

この作者の、もう一冊積んであるから、それで私に合う合わないかが解るかな。

2007/03/31 06:52

投稿元:ブクログ

SFと歴史小説の奇跡的な融合。「力」を持った者たちがそれ故に、強くあるよりもむしろ利用されてしまう立場に置かれるとは、何たる皮肉だろう。

2008/01/22 17:26

投稿元:ブクログ

佐藤作品は男前の宝庫!難解な部分がちらほらありますが、テンション上がりっぱなしなのでそれほど苦にならない。いや、ときどき気になるけれど想像力を駆使してカバー。

2012/12/29 22:39

投稿元:ブクログ

とても良い感じで好きな文体なのだけれど、私には速度及び定員オーバーだった…
人となりと名前を覚えるのが、実生活含めて苦手なんだよなあ。
2012-12-29

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2013-07-23 再読開始 やはりやめる。

2009/02/13 22:52

投稿元:ブクログ

この人の文学世界は、本当にあとをひきます。洗練された文章で綴られる物語に気持ちよく引き込まれる。特にこのシリーズは抜群に魅力的な登場人物が読み手をぐいぐい引っ張ってくれるので、キャラクター小説っぽくも読めていいかも。ただ、豊崎さんのハイテンションな解説を読むと逆にちょっとこちらの頭が冷える(笑)豊崎さん、おちついて、おちついて!