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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2005.2
  • 出版社: 岩波書店
  • サイズ:20cm/179,3p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-006047-3

紙の本

虫をめぐるデジタルな冒険

著者 小檜山 賢二 (著)

虫は3000〜5000万の種類がいると推測されており、人類の英知を超えた世界に生きている。その虫の極小世界を、デジタル写真技術で生態を再現した画像と「虫屋の目」の薀蓄に富...

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虫をめぐるデジタルな冒険

税込 2,200 20pt

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商品説明

虫は3000〜5000万の種類がいると推測されており、人類の英知を超えた世界に生きている。その虫の極小世界を、デジタル写真技術で生態を再現した画像と「虫屋の目」の薀蓄に富んだエッセイで、鮮やかに浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

小檜山 賢二

略歴
〈小檜山賢二〉1942年東京生まれ。慶應義塾大学工学部電気工学科修士課程修了。NTT−AT社専務取締役等を経て、現在、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。著書に「白蝶」など。

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評価内訳

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紙の本

自然を伝えようとデジタル画像を駆使すれば、それだけ自然から遠ざかるという矛盾

2007/05/07 12:04

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 蝶の生態写真家でもある著者は、「自然の面白さ、不思議さを知らせることを可能とする手法を考え続けてきた」一つの試みとして、デジタルな画像作成を展開する。
 「マイクロプレゼンス」という言葉をキーワードに、題材としては昆虫が適当、との考えから昆虫の鮮明な画像、3D、動画の作成の方法などが書かれる。デジタル画像の作成過程が、細かい装置の設定、加工の手順まで記されていて、「やってみようか」と思う人にはとても参考になるだろう。しかし、そこに至るまで「ゾウムシとはどんな虫か」の昆虫の説明や、デジタルな画像とフィルム写真との違いは、などの説明がかなり長く、本論を見失いそうになる。またこういう道具立てや使用ソフトウェアは日進月歩で変化していくので、実際のノウハウとしての寿命はどのくらいあるだろうか。一つの仕事の区切りとして著者が本にしておいた、というような雰囲気が否めない。
 この本で感じた大きな疑問が二つほどある。まずは何枚も載っているゾウムシのデジタル画像。確かに綺麗な画像なのだが、普段見慣れない昆虫を拡大したものであり、しかも側面図が多い。そのためか、現実に知っている昆虫と実感が繫がりにくいのである。標本を手にとってルーペでみたことのある人はいざ知らず、こういう角度でみたことのある人は少ないだろう。標本などに近い、上から見た図、馴染みの深い昆虫などを2,3入れてあれば著者の画像がどれほどのものか、実感がもう少し湧きやすかったのではないだろうか。ゾウムシを良く知るひとだけが感心するのでは「自然の面白さ、不思議さを知らせること」という目的から少し遠ざかってしまうのでは、というのが第一の疑問点であった。
 二つ目はデジタル画像がどのぐらい「自然の面白さ、不思議さを知らせること」に繫がるのかどうか、という点。著者自身、昆虫採集の意義として「(獲った虫が死ぬ事もあるが)それは不思議で、小さな挫折を伴う経験なのではないだろうか。・・・こういう経験を奪うことこそ、観念的な「自然保護」教育になってしまう危険をもっていないか。(p84)」と書いているので、観念的でない、現実にしっかり繫がった、実感に支えられた自然の伝え方が大事なことはよくわかっておられることと思う。であるからこそ、あまりに良く作られたデジタルな世界だけを与えてしまうことはやはりまずいのではないかとどうしても思ってしまうのである。自然を伝えようとデジタル画像を駆使すれば、それだけ自然の実感から遠ざかるという矛盾。デジタルな側だけでなく、実感側もバランスよく充実させる方法を提案していただければ、と望むばかりである。
 並行して「養老孟司のデジタル昆虫図鑑」を読んだ。こちらは「自分の手元にあるものをスキャナーで取り込み、拡大して見る」というもの。自分で画像を作ることで、「ちょっと小さい世界」が直接的に実感に繫がっている。この本に出てくるデジタル3D画像の作成は、「一寸やってみる」程度では作れず、結局は「作られたものを見る」になってしまいそうなものであることと比較すると、「現実を延長した一寸むこうの」デジタルに助けられて見る世界の紹介、という点では養老さんの勝ちかな、と思う。

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