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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/02/01
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/552p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-325181-4
文庫

紙の本

カンディード 他五篇 (岩波文庫)

著者 ヴォルテール (作),植田 祐次 (訳)

カンディード 他五篇 (岩波文庫)

税込 1,320 12pt

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収録作品一覧

ミクロメガス 5−45
この世は成り行き任せ 47−82
ザディーグまたは運命 83−227

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みんなのレビュー23件

みんなの評価3.8

評価内訳

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紙の本

コントとは何?

2022/11/28 11:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る

筒井康隆が主催していた、『ネオ・ヌル』という同人誌に、作品への評があり、コントであると、繰り返し注意が発せられていた。
正直何がコントなのか、今もってわからないが、この本の六篇はコントだそうである。

『千夜一夜物語』の強い影響と、架空旅行記、スウィフトとの交流、それらが、実体験とともに織り込まれている。

最初に浮かんだのは、サドの『食人国旅行記』(澁澤龍彦・編・訳)であった。
サドは、ヴォルテールを読み込んでいたらしい。
ほとんどそのままのようなところがある。

次に浮かぶのが、ホドロフスキー。
繰り返し描かれる、彼の誇大妄想で神秘主義な旅、階層を渡り歩き変異していくあの旅。

これらは、哲学的コントと呼ばれるものらしい。
手塚治虫の『火の鳥』など、他にも色々当てはまるが。

コントとは何?

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紙の本

新世界から宇宙から。

2010/07/27 00:06

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:SlowBird - この投稿者のレビュー一覧を見る

特に冒頭の「ミクロメガス」が気に入り。シリウスを巡る巨大な惑星の一人の住人が、故郷の星を離れた旅の途中で地球を訪れるのだが、惑星の大きさに比して彼の体も地球人よりも格段に大きい。そのサイズは地球人の2万倍である。彼は途中、土星にも立ち寄り、そこの住民も同行しているのだが、そのサイズはちょうどシリウス惑星人と地球人の中間ほどであり、地球人との対話においてシリウス惑星人ミクロメガスとの介在的役割を演ずる。彼らは生物の知性はその体の大きさに依存すると考えており、地球人の知性もそれ相当であるとみなす。そもそも地球人の存在を目に止めることが困難なのだが、しかしその知識人たちを対話してみると意外に知性的なことも発見し、また体の大きさから順当であるところにも大いに納得する。
これが風刺作品としてはスゥフト「ガリヴァー旅行記」のミニチュアで、宇宙規模で言えばベルジュラック「太陽の諸国諸帝国」などの拡張版に過ぎないとしても、やはり2万倍という思い切ったスケール感は瞠目に値する(ような気がする)。いや、面白い。荒唐無稽な感じがいいです。
そして奇妙な世界遍歴「カンディードまたは最善説」と、それに至る習作あるいは予告編のような諸作がある。「カンディード」では、無垢な主人公が、フランスとドイツの間の七年戦争の混乱をくぐり抜けてヨーロッパを彷徨し、さらに新大陸へ渡りエルドラド(黄金郷)を経て、トルコに到達する。これもこの時代=17世紀らしいダイナミックさに溢れて楽しい。その酷薄な運命、世間の不条理や汚職、人々の蒙昧さやご都合主義、学者の理想主義と世間知らず、全方位的にやたらめったと斬りまくる。それでいて全体に情けない感じ、諦念の情に溢れて、人を批判している場合かという自省が随所に現れる。
「この世は成り行き任せ」「ザディーグまたは運命」はアジアを舞台にして、半ば神話的とも言える展開でありながら、その論理的批判の餌食になる対象に東西の違いがあるように見えないのがミソだろう。「カンディード」の舞台もワールドワイドである。さらに言えばユニバーサルワイドである。戦争の残忍さ、悲喜劇あり、また当時ポルトガルでは大地震があって多くの死者を出したそうで、この出来事に大きな衝撃を受けたことも作品に現れている。その感性は現代にも通じるし、世界の拡がりを感じとるライブ感も瑞々しい。
哲学や神学、道徳などが関心の範囲として語られていて、哲学コントという呼ばれ方をしているが、むしろ現代となっては(というより哲学史を語られても分からないので)、旅の先々で発見する世界、襲来してくるものがもたらすもの、理念では解決しきれない数々の体験に新鮮さを感じる。

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2005/05/08 01:30

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