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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2005/03/02
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: 新潮文庫
  • サイズ:16cm/304p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-10-116731-1
文庫

紙の本

ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)

著者 伊丹 十三 (著)

ヨーロッパ退屈日記 (新潮文庫)

税込 649 5pt

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みんなのレビュー106件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

日本がまだまだ貧乏だった頃、薀蓄で商売が出来た

2008/01/23 01:18

21人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

昭和30年代後半から40年代初めといえば、海外旅行なんて、まだまだ夢のまた夢だった。そもそも1ドル=360円の時代である。1ポンドなら1000円の時代である。そんな時代に数百万円もかけて自腹で海外旅行なんか出来やしなかった。だからこそ「海外の情報」「海外事情の薀蓄」が商売のネタになった。私は昭和54年に超一流の国立大学に現役合格したが、私が大学生だった頃、そろそろ「学生旅行」なるものがブームになり始めていた。「地球の歩き方:欧州編」が出たのもの頃である。伊丹十三の文章を読んでいると、なんだか「ポパイ」だの「ブルータス」だの「ホットドックプレス」に当時出ていた文章を思い出す。ロンドンにあった本格的イタリア料理の店で、正しいスパゲティの食し方を講義するあたりは、あの想像しただけで肌が鳥肌が立つ嫌な野郎の田中康夫の薀蓄そっくりだ(なんでもスパゲティは片手で巻いて食べるのが通だのなんだのという、あれだ)。まあ、当時は誰も海外旅行なんていけなくて、伊丹十三が何をほざこうと、誰も彼の話が本当なのかどうか裏なんかとれなかったから、鵜呑みにするしかなかった。ただただ誰もいけない欧州に1人旅して(当時は欧州を旅することだけで、自動的に偉い人になれた)、「ありがたいお話」を聞かせてくれるのだから、欧州を旅できない一般人は、ただただ端然として伊丹の話を拝聴するしかなかったのである。やっぱり当時は貧乏だったんだなあ、日本人は。

それにしても、この伊丹という男。当時は無名の?役者くずれである。一体何時、これだけの薀蓄を仕入れたんだろう。カネもないのに、よくもマア、これだけグルメ情報を仕入れ、ブランド物の知識を仕入れたものだ。よほど金銭感覚が無くて、モノへの執着心が強かったのか、「オレみたいにエライヤツには将来必ずカネがガバガバ入ってくるはずだ」と若いうちから確信していたのか。いずれにしても、ろくな収入もなかったはずの当時の伊丹が、これだけモノに執着し、ファッションに執着し、グルメに執着していた様子を想像すると、何か異様な感じがする。それでも彼の偉いところは、そのモノへの執着を商売のネタにして、実際それで大成功して売れっ子になってしまうところだろう。人並みはずれた「ヒット商品を見抜く感覚」「売れるものを見抜く感覚」は、屁理屈ばかりをこねては内輪受けするマニアックな難渋映画ばかり作って崩壊の淵に立たされていた日本映画界に殴り込みをかけて、映画バカ・映画オタクたちの常識をすべて全否定しつつ、「マルサの女」以下の優れた映画を連発した映画監督伊丹十三の片鱗をうかがわせている。

それにしても不思議なのは、何の当ても無く、途方も無く物価の高かったはずの欧州を旅行するカネを伊丹はどうやって工面したんだろう。出版社から前借でもしたんだろうか。それくらいしか思いつかない。

ありがたいのは、当時は一部の特権階級か伊丹のようなはしこい人間しかいけなかった欧州に、今では日本人は誰でもいけるようになったことであろう。今では欧州に一度もいったことの無い日本人の方が少数派なんではないか。ロンドンにあるイタリア人が経営するイタリア料理店なら、この間、私も行った。ただ伊丹が褒め称えたイタリア人が経営するイタリア料理店のイタリア料理は、舌が肥えた現代の日本人たる我が家族にはとてつもなく不評であった。伊丹はイタリア人経営ならことごとく美味しいみたいな駄法螺を吹くが、これはウソである。イタリア人経営でもまずいレストランはまずい。同じくインド人経営のインド料理店でも、まずいところはまずいのである。こういうことを確認できるようになったということは、やはり日本人がそれだけ豊かになったということだろう。

伊丹は英国製の傘がお好きのようである。英国製の傘なら私も好きだ。FOX、ブリッグなどの一本7万円くらいする傘を何本か私も持っている。しかし、買ってから後悔した。まず通勤には使えない。うっかり電車内に忘れたら大事だからだ。次に、英国製の傘は日本製と違って生地が悪いので激しい雨だと水を通す。平たく言えば雨漏りするのだ。しかもきちんと乾かさないとすぐさびてくる。柄の部分やデザインはいいのだが、長く使おうとするととてつもなく面倒な傘なのである。

他にも英国製オープンカーに関するどうでもいいような薀蓄もある。あんなもの、とてもじゃないが乗れたものではないのだが、乗ったことのない奴には憧れを掻き立てる文章であったんだろう。やはりお金というものはもってみて、使って見ない限り、その価値もその限界もわからないものなのかもしれない。

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紙の本

硬質なワガママというかこだわりが、キラキラと粋にきらめいて面白い

2009/03/07 18:11

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:homamiya - この投稿者のレビュー一覧を見る

若かりし伊丹十三監督の、ヨーロッパ暮らしを綴ったエッセイ。
硬質なワガママというかこだわりが、キラキラと粋にきらめいて面白い。

読み始めは、何かちょっとキザで退屈だなー、と思っていたが、しだいに「フムフム」と真剣になり、キザで潔癖なこだわりが、快感になってくる。

あとがきに
「ヨーロッパ諸国と日本では風俗習慣はもとより「常識」そのものにさまざまな食い違いがある。わたくしは、これをできるだけ事実に即して書きたかった。」とあるように、著者の外国での暮らしでふれた実体験が、話題の根っこにある。
そこに思想とこだわりがのっかって、演技、映画、オシャレ、語学、スポーツカー、音楽、酒、料理などについて、彼のあらゆる美学が語られる。

たとえば、スパゲティの正しい食べ方。
スパゲティは、音を立てて食べるのは絶対のタブー。
音を立てないようにするには、フォークに適度な量の麺を巻き取る事が大切、と、正しい巻き取り方について述べる。
その述は、ヘミングウェイの一節に始まり、どこかユーモラスで厳しく、巻き取り方が緻密に伝授され、さいごはヘミングウェイの一節でまた終わる。

たとえば、カクテルについて。
「カクテルというものは、本当は愉しいものなのにねえ。」
晩餐前、夜早い時間に飲むものとして最適という。
ブランデイは食後の飲み物だし、ビールは満腹になってしまうし、ステーキの前に日本酒でもなかろうし、ウィスキーでもよいが女性同伴の場合はカクテルの法が良いと述べる。
そして、

「わたくしは、彼女の、その日の気分や、好み、アルコール許容度、そして服装の色などをおもんぱかって、これ以外なし、というカクテルをピタリと注文する悦びは、男の愉しみとしてかなりのものと考えるのだが、いかがなものであろうか。」

ステキだ。
こんな男性と飲みに行って、カクテルをピタリと選んでほしい。

以下、カクテルに関する覚え書きと、おつまにの記述が続き、ここで私は耐えられなくなって本を閉じる。

いかん。
猛烈に。
美味しいカクテルが飲みたい。

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紙の本

伊丹十三のけた外れの蘊蓄

2005/04/03 12:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k-kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

はき慣れた靴がすり減ったからといって、ロンドンからヴェニスまでヨーロッパを縦断し靴を買いに行くのだ。好きな靴は、薄いスウェイドで作った、ごく軽い運動靴風のもの。その呼び名は「ドッグ・シューズ」がふさわしいとも。この靴はヴェニスの「ポッリ」という店でしか売っていない。「ドッグ・シューズ」無しでは、「服飾プラン」が完結しないのだという。

パリへ着けば、シャンゼリゼの男物の店で、ドライヴ用の手袋を買うことになっている。絶妙の手袋があるという。北イタリー横断中、見るべきものは数多くある——ミラノのブレラ美術館、パドヴァのジオット等々。ヴェニスはもう町全体。それに買物は、グッチのハンド・バッグ、ポッリのドッグ・シューズだ。

蘊蓄のスケールがけた外れではないか。山口瞳の言によれば、伊丹十三は、マニアワセ、似せもの、月並みに彼は耐えられないのだという。映画について、スポーツ・カーについて、服装・料理・音楽・絵画・語学について彼が語るとき、それがいかに本格的で個性的なものであるかがよくわかると。本書の初版は昭和40年(1965)、もう40年前だ。いまのブランド絶対信仰の時代を、あの世から伊丹十三はどう見ているのだろう。

ヨーロッパ諸国と日本では風俗習慣はもとより「常識」そのものにさまざまな食い違いがある。これをできるだけ事実に即して書きたかった、と著者あとがきにある。

例えば、スパゲッティの正しい食べ方について。右手に持ったフォークで、くるくると巻いて食べるのが正しいのですが、だれでもこのことを知っている割に、これが完全にできる人が意外に少ない。簡単な練習を、短時間に行うことによって、困難がすっかり除かれるという。

第一のコツはこうだ。スパゲッティとソースを混ぜあわせたらフォークでスパゲッティの一部分を押しのけて、皿の一隅に、タバコの箱くらいの小さなスペースを作り、これをスパゲッティを巻く専用の場所に指定する。

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紙の本

リズム

2019/10/28 19:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

1961年、ヨーロッパに長期滞在した時の体験を、文章に綴ったもの。
その語学力と教養の深さに驚嘆する。その軽妙な語り口は読んでいて音楽的なリズムさえ感じるほど。

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2005/08/21 05:52

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2005/10/28 03:11

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2006/02/19 18:37

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2007/03/07 17:41

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2007/04/20 00:48

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2007/11/25 11:10

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2008/04/15 20:50

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2008/07/13 20:12

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2008/11/19 17:00

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2008/12/03 11:37

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2009/03/09 14:46

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